ビューカードはJR東日本とクレジットカード会社が提携して生まれた、鉄道系Suicaとクレジット機能が一体化している便利なクレジットカードです。
日々の支払いや定期券として利用している人も多いのではないでしょうか?
まだ持っていない人はこちらのビューカードの比較ページ で自分にあったカードを見つけてみてもいいでしょう。
ただ、使い勝手のいいカードはついつい使いすぎてしまうものです。
「気づいたら今月の支払いピンチかも!」なんてことが起こってしまわないように、今回はビューカードの締め日について紹介していきます。


せやで、「今月出費が多くて引き落としがこわい!」なんて人もいるやろうから、嬢ちゃんどうしたらえぇか説明したりぃや。
目次
ビューカードの締め日
まずはビューカードの締め日がいつなのかを解説します。
締め日 | 毎月月末 |
---|---|
ご利用代金明細書の送付 | 利用月の翌月20日頃 |
引き落とし日 | 利用月の翌々月4日 |
ビューカードの締め日は毎月月末となっていて、支払い日は締め日の翌々月の4日です。
カードの利用期間は毎月1日から締め日である月末までとなっています。
また、ビューカードは締め日の変更はできません。
画像引用元:ビューカード公式サイト(最終閲覧日:2019年9月17日)
https://www.jreast.co.jp/card/guide/payment.html
そもそも締め日ってなに?
締め日とは、クレジットカードの請求金額が確定する日のことです。
ビューカードの場合締め日が毎月月末なので、翌月の1日以降に利用した金額は翌月分の請求に割り当てられるということになります。
カードを利用した店舗によっては、利用の反映がすぐに行われないこともあるので気をつけましょう。
締め日間際の利用は反映が遅れ、翌月の利用扱いになることもあります。
なお、締め日が土日や祝日と被っても変動することはありません。
そして「支払い日」との違いも知っておく必要があります。
支払い日とは締め日に確定した金額が口座から引き落とされる日のことです。
支払い日は土日や祝日などの金融機関の休業日と被った場合、翌営業日に引き落とされます。
「締め日に支払い金額が確定」して「支払い日に口座から引き落とされる」というわけです。
支払いが遅れると遅延損害金が発生するケースもあるので、口座の残高をしっかり確認しておくことが大切になります。
クレジットカードの締め日・支払い日の詳細はこちらもご覧ください。
カードを使いすぎたら支払い方法を変更しよう
いろいろな出費が重なってしまい「今月の支払い大変かも・・・」なんてことになってしまった場合でも、しっかりと対処すれば支払いの延滞を防ぐことができるかもしれません。
ビューカードは請求額が決定した後でも、支払い方法を変更することが可能です。
「VIEW’s NET」というビューカードユーザー向けのサービスを利用すると利用明細の確認ができるので、請求額に応じて支払い方法を選択しましょう。
請求額にあわせて2~24回の中から支払い回数を選択する方法で、請求額が1,000円以上となる場合に利用が可能となります。
2回払い以外は手数料が必要になるので注意しましょう、支払い回数が多いほど手数料が高額になります。
一部の店舗では分割払いの最低金額や回数に制限があることもあるので、気になる方は利用する前に利用する加盟店に聞いてみるとよいでしょう。
例1 :10万円の商品を10回払いで支払いした場合
利用日 | 支払い日 | 支払い総額 | 内訳 |
---|---|---|---|
7/9 | 第1回 9/4 11,080円 |
105,580円 | お買い上げ金額 100,000円 |
第2回~第10回毎月4日 10,500円 |
手数料 5,580円 |
例2:10万円の商品を20回払いで支払いした場合
利用日 | 支払い日 | 支払い総額 | 内訳 |
---|---|---|---|
7/9 | 第1回 9/4 7,240円 |
113,640円 | お買い上げ金額 100,000円 |
第2回~第20回毎月4日 5,600円 |
手数料 13,640円 |
利用額が1万円以上になる場合、手数料なしでボーナス月にまとめて支払うボーナス一括払いが利用可能です。
ボーナス一括払いの利用期間と支払い日
利用期間 | 支払い日 | |
---|---|---|
夏 | 12/1~6/30 | 8/4 |
冬 | 7/1~11/30 | 1/4 |
分割払いを利用する際、ボーナス月の支払いを通常より多めの金額にする支払い方法です。
月々の支払いは1,000円から、ボーナス月(1月・8月)の支払い額は1万円からとなります。(手数料は分割払いと同じ)
※JR東日本のびゅうプラザのみで利用可能です
10万円の商品を10回のボーナス併用払いで支払いした場合
(ボーナス月の支払い金額を20,000円に指定)
利用日 | 支払い日 | 支払い総額 | 内訳 |
---|---|---|---|
4/1 | 第1回 6/4 7,080円 |
105,580円 | お買い上げ金額 100,000円 |
第2回~第10回 毎月4日 (ボーナス月を除く) 6,500円 |
|||
ボーナス月(8月・1月) 26,500円 |
手数料 5,580円 |
毎月の請求額を請求時の残高に応じて定額にする支払い方法です。
月々の支払いは高額にはなりませんが、支払い回数が増えることによって手数料も増えてしまい支払い総額が多くなってしまうので、利用する際は注意が必要です。
ビューカードのリボルビング払いにはコースが設定されていて、選んだコースによって請求額が異なります。
請求時の残高 | 5,000円コース | 10,000円コース | 20,000円コース | 30,000円コース |
---|---|---|---|---|
1円~100,000円まで | 5,000円 | 10,000円 | 20,000円 | 30,000円 |
100,001円~200,000円まで | 10,000円 | 20,000円 | 40,000円 | 60,000円 |
200,001円~400,000円まで | 20,000円 | 40,000円 | 80,000円 | 120,000円 |
400,001円~600,000円まで | 30,000円 | 60,000円 | 120,000円 | 180,000円 |
600,001円~800,000円まで | 40,000円 | 80,000円 | 160,000円 | 24,000円 |
以後増加額20万円まで毎に | 10,000円増加 | 20,000円増加 | 40,000円増加 | 60,000円増加 |
支払い方法の変更はVIEW’s NETから行えます。
変更は利用日から締め日の間、1回だけ可能なので、よく考えてから変更をしましょう。

残高や手数料を踏まえてしっかり考えて変更しないといけませんね。
支払いができなかった場合の対処法
「支払い方法を変更しても残高が足りなかった」「ついうっかりしてて支払い日を過ぎてしまった」などといったことで、引き落としに間に合わなかったということがあるかもしれません。
もし残高不足で支払いができなくても、ビューカードは口座からの再引き落としはされません。
引き落としがされなかったという連絡も来ないので、「いつの間にかカードが利用停止になっていた」なんてことが起こってしまうかもしれないのです。
そんなときの対処法はこちらです。
VIEW ALTTEから入金する
駅にあるビューカードのATM「VIEW ALTTE(ビューアルッテ)」で入金ができます。
- 操作パネルの左下にある「ご返済」を押す
- 表示された画面で「今月分ご返済」を押す
- 支払いをするビューカードを入れる
- 「現在挿入されているカードのみご返済」を押す
※複数枚カードを持っている場合「全カードのご返済」を押すと同一名義のカードの利用分がすべて合算されての支払いになります - 支払い金額が表示されるので入金する
入金は紙幣50枚までの受付で、硬貨の利用はできません。
金額によってVIEW ALTTEでの支払いができない場合は、振り込みでの入金をしましょう。
金融機関から入金する
金融機関から入金する方法は、郵送で届けられる利用明細書か、VIEW’s NETで確認することができます。
利用代金明細書にある「自動振替ができない場合のお支払い方法ご案内」の「1.金融機関からのお振込み」を確認して指定の口座に振り込みをします。
画像引用元:ビューカード公式サイト(最終閲覧日:2019年9月17日)
https://viewcard.okbiz.okwave.jp/faq/show/108?site_domain=default#1
- VIEW’s NETにログイン
- トップ画面の「ご利用明細照会(お支払方法の変更)」ボタンをクリックするか上部タブメニューの中から「ご利用明細照会」メニューをクリック
- 画面の「確定済みの最新明細」を選択して表示された画面を下にスクロールすると出てくる「自動振替ができない場合のお支払いのご案内」を確認して指定の口座まで振り込みをする
銀行名:三菱UFJ銀行
支店名:振込第一支店 (店番コード313)
預金種別:普通
受取人:(株)ビューカード
口座番号:利用者によって異なる

延滞してまったら1日でも早く入金せなアカンで!
支払いの延滞で起こるリスク
支払いが61日以上、もしくは3カ月以上滞った場合は「延滞した」ということになり、情報が個人信用情報機関に登録されてクレジットヒストリーが傷ついてしまうので注意しなければなりません。
では具体的にどんなリスクがあるのでしょうか?
最後に支払いを延滞するリスクについて紹介します。
督促の連絡が来る
支払いの延滞をしていると、クレジットカード会社から電話での督促の連絡が来ます。
場合によっては勤務先にも電話がかかってくる可能性もあるのです。
延滞金が発生する
支払いの延滞をすると、本来の請求額に加えて延滞金が上乗せされます。
ビューカードの場合、ショッピングの延滞金は残高に対して年14.6%・キャッシングの延滞金は請求額に対して年19.94%となっていて、支払いが遅れたら遅れるだけ延滞金は増えてしまいます。
カードの利用が停止される
督促に応じないでいると、クレジットカードの利用が停止されてしまいます。
携帯電話の料金や各種公共料金の支払いをカード払いにしている場合、それらの支払いも延滞することになってしまうので注意しましょう。
定期券としての機能がついているビューカードが利用停止となってしまった場合、キャッシングなどのクレジットカードとしての機能は利用できなくなりますが、定期券としての利用は可能です。
また電子マネーとしての機能については、残っているSuicaの残高は利用可能ですが、オートチャージは利用不可となります。
カードの強制解約
カードの利用が停止されてもそのまま支払いが滞ったままでいると、カードが強制解約されてしまいます。
強制解約されたからといって、支払いをしなくていいということではありません。
場合によっては、これまで延滞していた金額や延滞金だけでなく、分割払いやリボ払いに設定していた分も含めて、すべて一括での返金を求められることもあります。
ブラックリストに入る
ブラックリストに登録されてしまうと、信用力のない人間として判断されてしまうため、ビューカードだけでなくあらゆるクレジットカードの審査に通過できなくなるので注意しましょう。
また、現在利用しているカードローンで追加の融資も受けらえなくなってしまいます。
延滞によるデメリットの詳細はこちらもご覧ください。
まとめ
ビューカードは使いやすいクレジットカードなので、普段から利用している人もいるでしょう。
しかし、毎月の締め日と請求額をしっかりと把握しておくことで不安のない利用が期待できます。
「今月使いすぎちゃったなー」と思ったら、締め日の前に請求額を確認して支払い方法の変更を検討しましょう。
こんにちは、美咲です。
ビューカードってクレジットカードだけじゃなくて定期券としても使えて便利ですよね。
でも締め日や支払い日をしっかり把握していないと大変なことになってしまうかもしれませんよ?