この記事でわかること
ベトナムで使える国際ブランド
クレジットカードが使える場所&支払う際の注意点
クレジットカードを使うメリット
ベトナム旅行のお供におすすめのクレジットカード
突然ですが、ベトナムでクレジットカードが使えるというイメージはありますか?
じつは最近、ベトナムでのクレジットカードの普及率が上がってきているようなんです。
「ベトナムでクレジットカードは使えるの?」
「どんな国際ブランドが使えるの?」
少しでもそう思った方は、この記事で「ベトナムでのクレジットカードの活用法」や「現金を持つ場合のATMの利用方法や注意点」を知り、クレジットカードを活用してベトナム旅行を満喫しましょう!


たしかに屋台でローカルフードを楽しんだり、現地の小さいお店でお土産を買おうと思うたらやっぱり現金の用意が必要やな。
せやけど、ベトナムで現金を調達したりするのにクレジットカードがあるとお得で便利なんやで。
「作りたい!」となったときのためにわかりやすく作り方などを紹介した記事もあるので、ぜひ最後までご覧くださいね!
今回ご紹介するおすすめのクレジットカードはこちら↓
券面 | 特徴 | 公式ページ |
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エポスカード | ||
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横浜インビテーションカード | ||
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JCB一般カード | ||
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目次
クレジットカードはベトナムでも有効活用!
ベトナムでもクレジットカードが使える場所が増えてきたということですが、実際にはどのような場所で使えるのでしょうか?
ベトナムでの利用に活躍する国際ブランドと、使える場所を見ていきましょう。
使える国際ブランド
ベトナムで使える国際ブランドは、他の多くの国のようにVisaやMastercardのクレジットカードです。
クレジットカードが使える店舗なら、この2つの国際ブランドのクレジットカードを持っておけば大丈夫。
さらにVISAやMastercardほどではありませんが、ベトナムには日本人の駐在員や観光客が多いということでJCBも使えるところがあるようです。
使える場所が少ないとはいえ、JCBカードにもいろいろとメリットがあるのでサブカードとして持っておくと良さそうですね。
クレジットカードが使える場所
ベトナムでクレジットカードが使える場所は以下のとおりです。
- 空港
- ホテル
- レストラン
- ショッピングモール
- 大手スーパーマーケット
- コンビニ
- 世界展開するチェーン店(スターバックス、マクドナルドなど)
このように、ベトナムでも中心部にある観光客が訪れるようなところではクレジットカードが使えるようです。
それ以外の小規模店舗などでは使えなかったり、店先に使えると表示されていても実際には使えない場合があるので注意しましょう。
まずは事前に、クレジットカードが使えるかどうかお店の人に確認すると良いですね。
クレジットカードで支払う際の注意
クレジットカード決済の際、円払いにするか現地通貨のベトナムドン払いにするか確認される場合があります。
そのときにはドン払いを選ぶようにしましょう。
なぜなら、円払いはお店が独自で設定したレートで計算し両替手数料も加算されることがあり、結果的に支払う額が多くなってしまうためです。
ドン払いはカード会社が為替の変換処理をおこなった日のレートで計算されるので、円払いよりはお得だと言えます。
決済時の本人確認は、お店によってセキュリティ面強化のためにサインと暗証番号の両方を求められる場合もあるようです。
もしサインを求められたら、カード裏面の署名欄に記載したサインと同じものを書くようにしましょう。
さらにホテルに宿泊する際、ほとんどの場合に預り金としてデポジットを支払う必要があります。
個人情報の確認のため、基本的には現金ではなくクレジットカードでの支払いを求められるようです。
そのような場合に備え、クレジットカードは念のために持っていた方が良いですね。
ベトナムでクレジットカードを使うメリット3つ
「使える場所が限られていて使い勝手が悪そうだな」「クレジットカードを海外で使うのは不安」という人もいるかもしれません。
しかし、ベトナム滞在にはクレジットカードが活躍するんです。
ここからはベトナムでクレジットカードを使うメリットをご紹介します。
1.海外旅行傷害保険を利用できる
クレジットカードには旅行保険が付帯されているものがあります。
国内旅行傷害保険はなくても、海外旅行傷害保険なら付いているというカードは多くあるものです。
海外旅行傷害保険の中に「傷害治療費用」「疾病治療費用」といった、ケガや病気になった場合に利用できる保険があります。
海外に滞在中、慣れない土地でケガをしたり、体調を崩してしまうことがあるかもしれません。
そうした場合に活躍するのが「傷害治療費用」「疾病治療費用」なのです。
また、旅行保険には「利用付帯」と「自動付帯」があります。
ベトナムへ行く際には、こうした海外旅行傷害保険が自動付帯されているクレジットカードが1枚あると安心ですね。
「傷害治療費用」「疾病治療費用」の設定金額が高いものもあるので、そういったものを選ぶのも良さそうです。
さらに海外旅行傷害保険が付帯しているクレジットカードを複数枚持っていれば、「傷害治療費用」や「疾病治療費用」などは補償額を合算して利用することができるのでさらに心強くなりますね。
2.現金が必要な場合はキャッシング機能を利用できる
クレジットカードがあれば、ベトナムにある各銀行の海外ATMで現地通貨を引き出すことが可能。
両替することでも現地通貨を手にすることはできますが、両替には両替手数料というものがかかります。
また、現地通貨のベトナムドンに両替するにも日本での両替は為替レートがあまり良くないのです。
「それならベトナムに到着してから両替を・・・」というのもおすすめしません。
なぜなら空港、ホテル、銀行など両替できるところはあっても、良いレートで日本円からドンに両替できる場所があまり多くないからです。
数少ない両替場所に移動するのも為替レートの良さそうな場所を探すのも、慣れない国では手間ですよね。
それに比べるとキャッシングができる海外ATMはいたるところにあり、思い立ったときにすぐ現地通貨を引き出すことができます。
ベトナムにある海外ATMでキャッシング機能を利用すれば、海外ATM利用手数料のみで済むので結果的にキャッシングのほうがお得ですよ。
クレジットカードによっては事前に海外キャッシング利用枠を設定しておく必要があります。
キャッシング機能を利用する場合、キャッシング枠の確保と海外キャッシングサービスの利用ができるかどうかを確認しておきましょう。
海外キャッシングについてはこちらの記事でも詳しくまとめているので、参考にしてみてください!↓
3.複数枚持ちでさらに安心!
先ほど触れた海外旅行傷害保険の一部やキャッシング機能は、手持ちに複数のクレジットカードがあればその分をあわせて使うことが可能です。
例えば、海外旅行傷害保険のうち「死亡・傷害保険」以外の付帯分を合算して使えるので、いざというとき上限金額の心配が減ります。
また、クレジットカードにそれぞれキャッシング枠を設けていればキャッシング機能でも安心!
1枚が上限まで達してしまいそうなときや盗難被害に遭った場合も、別のカードでまかなうことができるので安心です。
クレジットカードの複数枚持ちをする際はこちらの記事も参考にしてください。
ベトナムでのATMの使い方
キャッシングは現地のさまざまな場所にある海外ATMで利用ができます。
利用できる国際ブランドと対応するロゴマークを確認しておきましょう。
国際ブランド | ロゴ名 |
---|---|
Visa |
|
Mastercard |
|
JCB |
|
ATMの操作手順は以下のとおりです。
- クレジットカードを入れます。
- 言語選択で「English」を選択します。(機種によっては日本語が選択可能)
- PINコード(暗証番号)を入力して、「ENTER」または「YES」を押します。(機種によりENTERがなくそのまま次の画面に切り替わることがあります)
- 「Cash Withdrawal」(引き出し)を選択します。
- 「CREDIT」を選択します。
- 引き出したい金額が表示されていればそれを、それ以外の金額であれば「Other Amount」を選択して希望金額を入力します。(銀行によって引き出せる上限金額があるのでご注意ください)
- レシートが必要かどうか聞かれるので「YES」を選択し、念のためもらっておきましょう。
- 現金、レシートが出てきます。
- 続けて取引をするかどうか画面に出るので必要なければ「NO」を押します。
- 最後にカードが出てくるので忘れないようにしましょう。
暗証番号の入力時、6ケタで入力する機種の場合、最後に「0」を2回追加入力すればOKです。
海外ATM利用手数料と現地ATM利用手数料
海外ATM利用手数料は以下のようにかかります。
引き出し金額 | 海外ATM利用手数料 |
---|---|
日本円で 1万円以下の引き出し | 110円(税込) |
日本円で 1万円を超える引き出し | 220円(税込) |
この海外ATM利用手数料は、日本のカード会社から請求されるものです。
現地のATMでキャッシングの操作をしていると、画面に現地ATM利用手数料がかかる内容が表示される場合があります。
現地ATM利用手数料とは現地のATM設置者(銀行)からの手数料です。
クレジットカードでキャッシングをする場合は、基本的には日本のカード会社からの海外ATM利用手数料しかかかりません。
もし上記海外ATM利用手数料以外に余分に請求されていたら、カード会社に確認しましょう。
ATMを利用する際に気をつけること
ATMは空港や銀行、観光で行くようなハノイやダナンなどの市街地やホテルに設置されています。
空港、銀行、ホテルのように監視の目のあるところだとATM機にスキミングの細工がされにくく、何かあった場合にも助けを呼びやすく英語が通じることが多いので安心ですよ。
また、ATMで操作中は暗証番号を見られないようにしたり、その場を離れたりすることのないようにすることが重要です。
暗証番号を入力するときには、あからさまに手で隠すくらいしたほうが良いでしょう。
海外のATMによくあることですが、現金が出てきてからクレジットカードが戻ってくるまでにしばらく時間がかかります。
現金を受け取ったことに安心してそのままにしておくと、出てきたクレジットカードは再びATM機に吸い込まれてしまうので注意しましょう。
これは盗難防止のためですが、クレジットカードがATMに吸い込まれてしまうとATMを設置している銀行に連絡を取らないといけません。
もし言葉がうまく伝わらないと、最悪の場合クレジットカードが手元に戻らなくなってしまいます。
クレジットカードを最後に必ず取ることを忘れないようにしましょう。
また、ベトナムでは高額紙幣をそのまま使うことはあまりありません。
現地通貨のベトナムドンには全12種類の紙幣があり、この中でよく使うものは500ドン~10万ドン札までと言われています。
ドンを日本円に計算する方法は以下の2通り。
ドンの下2ケタを切り捨て、残った数字を2で割る ⇒ 500÷2=約250円
現地のミネラルウォーターやローカルフード、移動手段となるタクシーは現地では大体このような価格です。
- ミネラルウォーター:1万ドン(約50円)
- ベトナムフォー:3万ドン(約150円)
- タクシー初乗り料金:1万ドン(約50円)
日本よりも物価が安いことがわかりますね。
両替をすると20万ドンや50万ドンが手元にくる場合があります。
上記のような物価に対して高額なので、実際にタクシーやお店で使う場合におつりがないからと断られたり、ぼったくりにあったりすることも。
そのため、買い物をする場合には高額紙幣をさらに小額紙幣にすることになりますが、手持ちの紙幣の枚数が多くなるとスリやひったくりなどに注意しなくてはいけません。
できる限り、必要なときに小額紙幣を少しずつATMからキャッシング機能を使って引き出すのが一番良い方法と言えます。
海外ATMでのキャッシングには金利手数料がかかります。
引き出した日から返済するまでの分かかるので、旅行から帰ったらすぐに返済して余分な金利を支払わないようにしましょう。
ベトナム旅行に最適なおすすめクレジットカード
年会費が無料のもの、旅行保険が充実しているものや海外ATM利用手数料が無料になるものなど、ベトナム旅行に最適な3つの国際ブランドから1枚ずつおすすめカードをピックアップしました!
エポスカード
- 年会費永年無料
- 海外旅行傷害保険が自動付帯
- ショッピング利用可能枠を一時的に増額できる
1個・1組・1対あたり10万円が限度額となります。
「エポスカード」は海外旅行傷害保険が自動付帯!
しかも年会費が永年無料なのに、「傷害治療費用」が200万円、「疾病治療費用」が270万円と安心の金額になっています。
海外ではちょっとしたケガや病気になる可能性があります。
そんなときの助けになってくれる「傷害治療費用」や「疾病治療費用」が、200万円を超えているのはうれしいポイントです。
また、最短で即日発行が可能なので、旅行前に今手持ちのクレジットカードに追加して作りたいときも便利です。
もちろん海外キャッシングにも対応していますよ。
カード利用可能額の確認はこちらの「ご利用可能額照会」 で確認ができます。
「ご利用可能額照会」の利用には「エポスNet」の登録 (無料)が必要となります。
エポスカードの審査に通る方法はこちらをご覧ください。
エポスカードを作るなら、こちらの記事も参考にしてみてください!
横浜インビテーションカード
- 年会費永年無料
- ショッピングプロテクション付帯
- 国際ブランドはMastercard
「横浜インビテーションカード」は、国際ブランドがMastercardの年会費無料のクレジットカードです。
海外旅行傷害保険が自動付帯なので、このカードを事前にチケット購入などに利用することなく補償がされます。
ケガや病気にそれぞれ最高200万円までの保険が適用されるので安心ですね!
ショッピングプロテクションにより、このカードで購入した商品が盗難・破損といった偶然の事故で損害を被った場合に年間100万円まで補償してくれます。
横浜インビテーションカードの審査に通る方法はこちらをご覧ください。
横浜インビテーションカードを作る前に、ぜひこちらの記事もご覧ください。
JCB一般カード
- 海外利用でポイント2倍(1.0%)付与
- 海外ATM手数料が無料
- JCB会員限定の旅行情報サイト「たびらば」の利用可能
「JCB一般カード」は海外旅行傷害保険が利用付帯となっています。
保険を使うためには事前にこのカードを利用して、飛行機チケットやツアー料金を支払う必要があります。
しかし他に持っているクレジットカードが自動付帯なのであれば、こちらのJCB一般カードでツアー旅行金などを支払って保険を確保しておくことで「死亡・後遺障害」以外の保険を合算して利用できます。
また、海外での買い物にJCB一般カードを利用すれば国内での買い物より2倍の1.0%のポイントがつきますよ!
さらにJCB一般カードの一番のメリットは、海外ATM利用手数料が無料になることです。
海外旅行傷害保険が自動付帯のものとあわせて、JCB一般カードのほうは飛行機チケットの購入やショッピング、現地でのキャッシングにと利用するとお得ですね!
旅情報や特典のあるお店が探せる「たびらば」 もぜひ利用しましょう。
JCBカードの審査に通る方法はこちらをご覧ください。
JCBカードを作る前に、こちらの記事を読んでご準備ください!
まとめ
ベトナムでは一部ホテルやショッピングモールなど以外、ほとんどを現金で支払うことができる
VisaやMastercardのほか、JCBも使える!
付帯保険が充実したサブカードを持っておくといざという時に安心!
日本での感覚から考えれば微々たる金額かもしれませんが、せっかくのベトナム旅行を少しでもお得に満喫したいですよね。
それにはクレジットカードで現地の海外ATMを利用するのが一番!
必要なときに必要な分だけキャッシングするのが、防犯上の理由でもおすすめです。
中には海外ATM利用手数料が無料になるクレジットカードもあるので、そういったカードをキャッシング専用にするのも良さそうですね。
国際ブランドもVisaかMastercardのどちらかとJCBを組み合わせれば、快適にベトナム旅行を過ごせることでしょう。
海外利用におすすめのクレジットカードは「海外旅行で使えるおすすめクレジットカード比較」でも紹介していますので、ぜひご覧ください。
世界遺産やビーチリゾートなど魅力いっぱいのベトナムが旅行先として人気らしいんです。
私もベトナムは行ってみたいところのひとつなんですけど、現地ではクレジットカードがあまり使えないみたいなんですよね。