Suicaのチャージに法人カードが使えることをご存知でしょうか?
「Suicaの経費清算を簡単にしたい」
「社員のSuica利用履歴をわかりやすくしたい」
そんな悩みも、「モバイルSuica」に法人カードを使ってチャージすることで解決します!
今回は法人カードでSuicaにチャージするメリットとチャージ方法、Suicaのチャージにおすすめの法人カードを一挙にご紹介していきます。
最初に、今回の記事でおすすめする法人カードの特徴をご覧ください。
カード名 | 特徴 |
---|---|
オリコ EX for Gold Biz |
|
三井住友ビジネスカード for Owners |
|
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード |
|
UC法人カード |
|
楽天ビジネスカード |
|
目次
「モバイルSuica」に法人カードでチャージするメリット
- 時間と場所を選ばずチャージできる
- 利用履歴の確認ができる
- 定期券の利用も可能
- 新幹線の切符も購入可能
モバイルSuicaを利用できる携帯端末があれば、法人カードでチャージができます。
モバイルSuicaと法人カードをあわせて使うことで、経理業務が軽減するメリットがたくさん!
では、どのようなメリットがあるのか見ていきましょう。
1.いつでもどこでもチャージ可能
モバイルSuicaならチャージをするためにATMやチャージ専用機を探す手間がなく、必要なときにスマートフォンからオンラインでチャージができます。
2.利用履歴がわかる
チャージ金額や残高を何に利用したかの明細を、「モバイルSuica」などアプリの利用履歴で確認することができます。
従業員がチャージの立て替えや仮払いをして、あとから現金出納をする必要もありません。
チャージ分は法人カードの支払い口座から引き落とされるので、経費の「見える化(可視化)」ができます。
3.定期券の購入・継続も可能
モバイルSuicaから定期券を購入、継続することができます。
窓口で購入する手間や時間が省け、法人カードからの支払いとなるのであとから清算する必要がありません。
4.新幹線の切符も購入できる
「エクスプレス予約」に入会してモバイルSuicaで利用登録することで、新幹線の切符を手軽に購入することが可能です。
さらにモバイルSuicaならスマートフォンひとつで改札を通過することもできます。
法人カードで「モバイルSuica」を利用する方法
普段使っている端末により、「モバイルSuica」の利用方法も異なります。
iPhoneとAndroidでの利用方法をそれぞれ見ていきましょう。
iPhoneの場合はApple Payの利用がおすすめ
iPhoneを利用しているのであれば、Apple Payに法人カードを登録して利用すると便利です。
Apple Payは以下の端末が利用できます。
- iPhone7以降のiPhone
- Apple Watch Series2以降のApple Watch
VISAブランドのクレジットカードはモバイルSuicaのApple Payに非対応のため、利用したい場合はカード情報をモバイルSuicaに直接登録しましょう。
Apple PayでモバイルSuicaを利用する方法はこちらの関連記事をご覧ください。
Androidの場合は「モバイルSuica」で利用
Android端末の場合、Google Payに法人カードを登録することができないので直接モバイルSuicaに登録しましょう。(2020年3月現在)
Android対応のモバイルSuicaは「Google Play」からダウンロードができます。
対応端末は、公式ページより「モバイルSuica」でご確認ください。
どの法人カードでもSuicaのオートチャージ機能は利用できない
ビューカードの法人カードに「ビュー法人カード」があります。
ビューカードのメリットのひとつである「オートチャージ」は、ビュー法人カードを含めどの法人カードでも利用できません。
また、ビュー法人カードは原則3年以上の業歴が必要であるなど、審査も厳しいといわれているカードです。
どの法人カードでもオートチャージができないのであれば、それぞれほかのメリットから会社に合う法人カードを探すとよいでしょう。
次の章では、Apple Pay対応のおすすめ法人カードをご紹介していきます。
Suicaにチャージできるおすすめ法人カード
オリコ EX for Gold Biz
申し込み対象 | 【オリコ EX for Biz S】 個人事業主の方 |
---|---|
【オリコ EX for Biz M】 法人代表者の方 |
|
年会費(税別) | 初年度:無料 次年度:2,000円 ※オリコ EX for Biz Mは2枚目以降無料 |
国際ブランド |
|
追加カード |
|
「オリコ EX for Gold Biz」には個人事業主の方向けの「オリコ EX for Gold Biz S」と法人代表者の方向けの「オリコ EX for Gold Biz M」があります。
特に「オリコ EX for Gold Biz S」はキャッシングが利用できることが特徴のひとつです。
さらに「Mastercardコンタクトレス」または「Visaタッチ決済」が搭載されているので、カードをかざすだけで支払いができてとても便利!
月額の合計金額でポイントが貯まるため、少額利用でも使いやすいこともメリットです。
三井住友ビジネスカード for Owners
「三井住友ビジネスカード for Owners」は登記簿謄本や決算書不要で手続きが簡単な、法人代表者・個人事業者の方が対象の法人カードです。
また、ビジネスでもプライベートでも自由に利用できるキャッシング機能があります。
個人事業主の方は総量規制の対象外となるので、年収の1/3を超えた借り入れも可能です。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
申し込み対象 | 個人事業主または経営者の方(学生、未成年を除く) |
---|---|
年会費(税別) | 20,000円 ※年間200万円以上のショッピング利用(キャッシング、年会費などは対象外)で次年度本会員年会費10,000円に優遇 |
国際ブランド | AMEX |
追加カード | ETCカード |
「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」は、引き落とし口座を「個人名義口座」または「法人名義口座」から選ぶことができます。
また、セゾンマークのある全国のATMやCD(キャッシュディスペンサー)、オンラインでキャッシングを利用することも可能。
ビジネスシーンに役立つビジネス・プラチナ会員だけの限定サービスもそろっているのもこのカードの特徴です。
UC法人カード
申し込み対象 | 法人および個人事業主の方 |
---|---|
年会費(税別) | 【一般】 1,250円 |
【ゴールド】 1枚目:10,000円 2枚目より2,000円 |
|
国際ブランド |
|
追加カード | ETCカード |
「UC法人カード」は、ETCカードを法人カード1枚につき99枚まで無料で発行することができます。
ETCカードを利用した分もポイントが貯まってお得です。
さらにゴールドカードを選べば最高5,000万円の海外旅行傷害保険が自動付帯!
年間300万円までのショッピング補償保険も付帯され、安心が手に入れられます。
楽天ビジネスカード
![]() |
|
申し込み対象 | 20歳以上で安定した収入のある法人代表者(会社登記上、代表権を有する方)および個人事業主の方 |
---|---|
年会費(税別) | 2,000円 |
国際ブランド | VISA |
追加カード | ETCカード |
「楽天ビジネスカード」は楽天プレミアムカードの付帯カードなので、楽天プレミアムカードと同時申し込みをする必要があります。
楽天プレミアムカードと楽天ビジネスカードで個人経費用と法人経費用と分けて利用できるので、経費処理の効率化を可能にします。
さらに楽天ビジネスカードにETCカードを複数枚発行することも可能。
ETCカードの利用でもポイントが貯まってお得です。
まとめ
今回は、法人カードでSuicaにチャージするメリットとおすすめの法人カードを紹介してきました。
社員が利用するSuicaの利用履歴の確認はもちろん、経費精算を少しでも簡単にするのなら法人カードでの支払いが断然便利です。
この機会に各カードのメリットを確認し、Suicaのチャージに便利な法人カードを選んでみましょう。