この記事でわかること
セゾンカードの解約方法
解約する前の確認事項
「使ってみたけど自分には合わなかった」
「他のクレジットカードを発行したからもう使わないかも……」
そのような理由で、今まで使っていたセゾンカードを解約しようと考えている方はいませんか?
解約はセゾンカウンターまたは電話にて手続きができますが、解約のタイミングなどによっては損をしてしまう恐れがあるのでしっかりチェックしておくことが重要。
そこで、今回はセゾンカードを解約する方法と解約前に確認しておくことをご紹介します。

目次
解約する前に確認しておく5つのポイント
解約する前に、セゾンカードを解約してから損をしないように以下の5つのポイントについてしっかり確認しておきましょう。
- 年会費を払うタイミング
- 貯まっている永久不滅ポイント
- 付帯しているカード
- 支払い残高の有無
- 付帯保険の解約
1.年会費を支払うタイミング
年会費が必要なカードの場合、年会費は請求された時点で1年分の会費を支払うことになり、その後クレジットカードを解約したとしても月割りでの返金はされないので注意!
セゾンカードの中で1番ポピュラーな「セゾンカードインターナショナル」は年会費が無料ですが、「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」や「セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」などの場合は、年会費を支払った直後に解約すると非常にもったいないです。
2.貯まっている永久不滅ポイント
セゾンカードを解約すると、それまで貯めていた永久不滅ポイントは自動的に失効してしまいます。
後ほど再発行をしても失効したポイントは戻ってこないので、解約する前に貯まっているポイントは使い切ってしまいましょう。
さらにカードの解約をするとポイントの交換申請自体が無効となってしまうこともあるので、解約の手続きはポイントの交換完了後にしたほうが無難です。
ただし、解約したカードと同じ名義で永久不滅ポイント対象のセゾンカードを持っている場合は、解約予定カード分の永久不滅ポイントは合算されます。
3.付帯しているカード
セゾンカードは種類によってETCカードや家族カードを付帯できるものもあります。
こういった追加カードはあくまでも本カードに付帯されているカードなので、元となるカードが解約されると、追加カードも同時に解約扱いとなり、それ以降は使用することができません。
日ごろから追加カードを頻繁に利用している場合は、本当にセゾンカードを解約しても支障が出ないかをしっかり考える必要があるでしょう。

家族カードを使っているなら、解約の前に家族内で相談しておいたほうがいいですね。
4.支払い残高の有無
支払い残高が残っていた場合でも解約すること自体は可能ですが、解約後も今までと同じように登録されている口座からの引き落としが行われます。
クレジットカードは自分が購入した商品などの代金を立て替えてくれるものなので、残高が残っているなら必ず支払う必要があります。
解約する前に支払い残高の有無を必ずチェックしておきましょう。
5.付帯保険の解約
セゾンカードを利用している方の中には、自分に必要な内容の保険を自由に付帯させられる「Super Value Plus」を利用している方もいると思います。
カードを解約するのなら、こちらの保険も解約しておきましょう。
保険の解約はセゾンカウンターで手続きをするか、「クレディセゾン保険デスク」に連絡をすることで行えます。
こちらはインフォメーションセンターとは違い、受付時間は10時~18時で、土日祝日と年末年始は休みとなっています。
セゾンカードの解約方法
セゾンカードの解約は、インターネットやパーソナルアンサー(自動音声応答)ではできません。
カード会員本人がセゾンカウンターに直接出向くまたは電話連絡することで、解約手続きができます。
必要な手続きを済ませたら基本的に即日解約が可能です。
カード裏面に記載されている電話番号に連絡して以下の手順で解約
(受付時間:9時~17時、1月1日は休み)
- カード番号と「#」を入力
- 暗証番号4ケタと「#」を入力
- 「6」と「#」を入力
追加カードの場合
家族カードやETCカードだけを解約したい場合は、以下のとおり。
家族カードの解約手続きは、カード裏面に記載されているインフォメーションセンターの番号へ電話し、最初に流れるガイダンスが終了後、しばらく待つとオペレーターが対応。
ETCカードはセゾンカウンターまたは電話にて解約手続きができます。
セゾンカウンターへはクレジットカードとETCカードを持参、電話の場合はクレジットカード裏面に記載のインフォメーションセンターまたはETCカード裏面に記載の専用ダイヤルへ連絡しましょう。
カード会員が病気の場合
カード会員が病気または認知症などでカードを利用することができなくなったなどで解約したい場合、まずはカード裏面に記載のインフォメーションセンターへ電話連絡しましょう。
最初に流れるガイダンスが終了後、そのまま何も入力しない状態でいるとオペレーターが出るので状況を説明しご相談ください。
カード会員が死亡した場合
カード会員が亡くなってカードを解約したい場合は、会員のご親族の方からの連絡で手続きができます。
カード裏面に記載のインフォメーションセンターへ連絡し、最初に流れるガイダンス終了後しばらく待って、オペレーターにつながったらお話しください。
セゾンカードの種類を変更したい場合
今持っているセゾンカードを、カード番号などのカード情報そのままに別のセゾンカードや別の国際ブランドへ切り替えることはできません。
もしも別で欲しいセゾンカードがある場合は、新規で申し込みましょう。
セゾンカードを2枚以上持てば利用場所などによってサブとメインで使い分けることができ、それぞれのセゾンカードで貯まった永久不滅ポイントは自動で合算することも可能。
「今持っているカードだけだと物足りない……」と感じた方は、セゾンカードの比較ページで自分にピッタリなセゾンカードを見つけてみてください。
セゾンカードを紛失・盗難に遭った場合
セゾンカードを紛失または盗難された場合、警察への届け出とともにカード会社へのカードの停止手続きが必要となります。
- 紛失の場合⇒Webまたは電話で手続き
- 盗難の場合⇒電話で手続き
紛失の場合でもすでに不正利用されている場合は、電話での手続きをしましょう。
また国内と海外で連絡先が異なるので注意!
国内の場合はカード裏面に記載のインフォメーションセンターへ、海外の場合は国別に指定された「セゾンカード紛失受付係」の電話番号へかけましょう。
海外渡航前に公式ページで連絡先を確認しておくと安心です。
停止手続き後のカードは利用できなくなり、1週間~10日程度でカード番号が変わった新しいカードが届けられます。
まとめ
解約前にタイミングを再確認
解約するカードや状況によって手続きが異なる
セゾンカードは利用者も多く、初めてクレジットカードを使う方にオススメなカードが多くあります。
そのため、今後「別のカードに乗り換える」機会もあるということなので、解約する際の注意点はしっかり把握しておかなくてはなりません。
貯まっているポイントや、付帯されているカード、そして利用残高などをもう一度確認してからでもカードの解約は遅くないでしょう。
カードの種類変更や紛失・盗難の際の手続き、カード会員の病気または死亡などでカード会員以外が解約手続きする場合の方法もご紹介しますので、ぜひご覧ください。