リクルートというと、求人や転職、新入社員などを思い浮かべる人も多いでしょう。
そのためリクルートカードは、就活生や転職者のためのカードだと思う人もいるかもしれません。
ですが実はリクルートカードは、じゃらん、ホットペッパービューティー、ホットペッパーグルメ、ポンパレモールなどで使うと4.2%以上ものポイントの高還元で注目されているクレジットカードなのです。
もちろん通常のショッピングのカード利用でも、多くが1.0%の還元率のところ、リクルートカードは常時1.2%のポイントが貯まります。
そして高還元率はカード契約者だけの特典ではありません。
家族カードでも同じサービスを受けることができるため、面白いようにポイントが貯まっていきます。
そこで、リクルートカードの家族カードにどんな魅力があるのか、家族カードの発行方法なども併せて紹介します。



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券面 | 特徴 | 公式サイト |
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目次
リクルートカードの特徴
「リクルートカード」は、株式会社リクルートホールディングスが発行しているクレジットカードです。
リクルートカードが他のクレジットカードと比較して優れているところは、1.2%の高還元であることが第一に挙げられます!
例えば10,000円のショッピングの支払いでリクルートカードを利用すれば、リクルートポイントが120円分自動的に貯まります。
こうして貯まったリクルートポイントは、1ポイントを1円としてリクルートの提携サービスで使用できます。
また、ローソンなどでおなじみのPontaポイントに交換すれば、Pontaポイントの提携店舗の買い物で利用可能です。
さらにリクルートが運営する「じゃらん」「ホットペッパービューティー」「ポンパレモール」などでは、リクルートカードの利用で最大4.2%ものポイントが還元される点も見逃せません!
これだけの魅力がありながら、年会費が永年に渡って無料というのも驚きです。
しかも、海外旅行だけでなく国内旅行の傷害保険や、国内外でのショッピングにも保険が付くという保障の手厚さも必見です。
リクルートカードの詳細は「ポイント還元率が高いリクルートカード」をご覧ください。
家族カードを発行できる対象
リクルートカードは、本会員とまったく同じサービスで高還元のポイントが付与される「家族カード」の発行が可能です。
家族カードは、本会員と生計を同一にする配偶者、親、高校生を除く18歳以上の子どもが申し込むことができます。

家族カードは生計を同一にする家族とあるため、親元を離れて住む大学生が持つこともできます。
年金生活の親やアルバイトやフリーターなどの子どもの場合も、安定した収入がなければ新たにクレジットカードを作ることが難しいでしょう。
しかし、家族カードなら問題なく発行できるため、高価な買い物や旅行の際に使ってポイントが貯められます。
家族カードを発行できる枚数
本会員1枚につき、JCBの家族カードは8枚、VISAの家族カードなら19枚まで発行可能です。
一般的な日本人の家族であれば大家族でも、世帯主が18歳以上の家族19人を扶養しているという例はなかなかないでしょうから、JCBでもVISAでも使いやすい方を選ぶとよいでしょう。
家族カードを利用する6つのメリット
では、家族カードを利用するとどのようなメリットがあるのでしょうか?
1.ポイントが合算できる
家族カードの最大のメリットは、家族それぞれが別行動でショッピングなどで利用した分のポイントが合算できるということです。
例えば、本カードとしてクレジットカードの審査に通過するのが難しい専業主婦でも、スーパーで日常の食料品や消耗品の買い物はするでしょう。
そこで、その主婦用の家族カードを日常の買い物に上手に利用すれば100円につき1.2%もの高還元のポイントが貯まります。
無職の親や子どもでも、家族カードを旅行や美容院、買い物などで利用すればお得にポイントが貯められます。
それぞれがポイントを別々に貯めるよりは、家族で合算したほうがポイントの選択肢も広がるでしょう。
2.利用明細をまとめられる
家族カードは本会員の利用明細に一元化して日付順に記載されます。
どこの店で何に使ったかが一目瞭然のため、家計の管理がしやすいメリットがあります。
パソコンが得意な人なら、公式サイトのマイページで利用明細を確認して、CSV形式でダウンロードすることもできます。
家計簿ソフトにインポートしたり、エクセルなどの表計算ソフトで自分なりに取り込んで管理をすることも可能です。
さまざまな支払いにリクルートカードを利用すれば、誰が何にどれだけ使ったか、食費や外食、光熱費や被服費などにどれだけかかっているかなども簡単に把握できます。
家族全員のレシートを集めて家計簿に転記したり、家計簿ソフトに手入力したりすることを思えば、労力をかけずに簡単に家計の現状を知ることができます。
利用金額を視覚化することにより、使い過ぎや無駄遣いを把握できるため、節約にもつながるでしょう。
家族カードの利用分は、本会員の口座から一括して引き落としになります。
家族それぞれで引き落とし口座が指定できるわけではありません。
リクルートカードの締め日は毎月15日、口座引き落としは毎月10日になっています。
金融機関が休業の場合は翌営業日の引き落としになります。
それまでに各自の合算した請求額を把握して引き落とし口座の残高が不足しないように注意しましょう
リクルートカードの締め日について、詳しくはこちらをご覧ください。
3.本会員とサービスが同等
家族カード会員にカードの利用の制限や、付帯保険の保障額などに差があるわけではありません。
全ての機能や特典が本会員と区別なく同様に利用することができます。
もちろん手厚い保険も付帯するので、高額な買い物や旅行の際にかなりの安心感を与えてくれます。
4.年会費がかからない
クレジットカードでよくあるのが「年会費実質無料」です。
初年度の年会費は無料でも、翌年からは「いくらの利用で無料」という制約がある場合が多いですよね。
しかしリクルートカードは本会員も家族会員も、年会費は何の制限もなく永年無料になっています。
金銭的な負担が一切ないにも関わらず、通常のショッピングでも1.2%の高ポイント還元率、万一のための手厚い補償が約束されています。
5.ETCカードを作れる
家族で何台かの車を所有しているなら、ETCカードも1枚だけでは足りませんよね。
リクルートカードなら、本会員とは別に家族会員もそれぞれETC専用カードを申し込むことができます。

ETCカードの年会費は本会員も家族会員も無料となっていますが、1点だけ注意点があります。
それは、国際ブランドでJCBを選んだときはETCカードの発行手数料が無料ですが、MasterCard/VISAブランドを選ぶとETCカードの新規発行手数料が1枚につき税込1,100円かかるという点です。
金銭的な負担なく無料でカードを運用したい場合は、国際ブランドはJCBを選ぶとお得です。
6.付帯保険がつく
リクルート社は旅行サイトのじゃらんを運営していることもあり、リクルートカードは旅行に対しての補償が手厚いことで定評があります。
本会員も家族会員も、海外旅行は最高2,000万円、国内旅行には最高で1,000万円の保険が付いているので、いざというときでも安心です。
年会費が無料のクレジットカードは一般的に海外旅行の保険は付いていても、国内の場合は保険が付かないことも多いため、旅行関係の支払いはすべてリクルートカードに統一しておきたいですね。
また、ショッピング保険も年間200万円までの損害を補償してくれます。
リクルートカードや家族カードを利用して買い物をした商品が破損や盗難などの被害にあったときは、購入日から90日間保障してもらえます。
高価な商品を購入するときでも、万一に備えられるのはありがたいですね。

家族カードの限度額に注意!
家族カードは大変便利なシステムですが、注意点もあります。
それは、リクルートカードの請求先が本会員に一括して行われることです。
家族カードを数人で利用していても、それぞれの家族の所有する口座からカードの利用代金が引き落とされるのではなく、本会員が登録した口座から一括して引き落としがされます。
つまり、本会員と家族が利用したカード代金は合算して引き落とされます。
クレジットカードは、契約した本会員が利用することの出来る最大の金額があらかじめ決められています。
その金額のことを利用限度額やショッピング枠、利用枠、上限額などと呼びます。
この利用限度額は、申し込み当時の年収によりクレジットカード会社が決めるもので、人により金額が異なります。
利用限度額は家族カード全員分の利用代金の合算となっています。
つまり、リクルートカードの利用限度額が50万円となっていた場合、家族一人ひとりが50万円まで利用できるのではなく、家族全員の利用料金を足した金額が50万円まで使えるという意味です。
ただし、最初に決められた利用限度額はいつまでもそのままということはなく、その後増額することができます。
例えば昇給して年収がアップした、子どもがアルバイトをすることになり自分で利用した分を支払えるようになったなどの家計に変化があったときは、クレジットカード会社に増額の申し込み相談をすることができます。
それまでにカードの利用料金を遅滞なく引き落としができていれば、増額に応じてくれる確率は高いでしょう。
家族カードの作り方
ここからは家族カードの申し込みについて解説していきます。
しっかり把握して、実際に申し込む際に慌てないようにしましょう。

申し込む前のチェック項目

家族カードの発行は、「本会員のリクルートカード発行後に必要になったときに家族カードを申し込む」「本会員が申し込んだときに同時に家族カードを申し込む」の2通りの方法で発行が可能です。
家族の誰かがすでに本会員カードを取得していて、あとから家族カードを追加で申し込むならJCB、MasterCard、VISAなどの国際ブランドは本会員と同じブランドを利用することになります。
また、すでに本会員が登録している引き落とし口座から一括してリクルートカードの利用料金が一括して引き落とされます。
新たに追加で申し込んだ家族の名義の口座引き落としへの変更ができないため気をつけましょう。
まずはJCB、MasterCard、VISAのいずれかの国際ブランドを選びます。
同じリクルートカードでも、この3種類の国際ブランドを自分で指定しなければなりません。
国際ブランドごとに利用できる加盟店舗数が異なるため、自分がよく利用する店舗が加盟店となっているか気をつけましょう。
規模の大きいお店ならどのブランドでも利用できるところが多いですが、すべての店舗がそうであるとは限りません。
海外での利用がメインならVISAかMasterCard、国内での利用がメインならJCBを選びましょう。
家族が所有する車が何台かあり有料道路を走行するのであれば、ETCカードの発行も検討しておきましょう。
ETCカードの年会費は無料ですが、MasterCardとVISAのETCカードは新規の発行手数料が1枚につき税込1,100円かかります。
JCBのETCカードなら発行手数料は無料ですので、何枚も発行する必要があるなら国際ブランドを選ぶ際の材料にしてください。
家族カードの申し込み方法
家族カードを郵送で申し込む場合は、各クレジットカード会社の公式サイトの家族カード申し込みの案内ページから申込書を請求できます。
クレジットカード会社から郵送された家族カードの申込書に必要事項を記入して返送するだけです。
その後、家族カードが簡易書留などで郵送されてきますので、到着後から家族カードを利用できます。
もしくは、クレジットカード会社の公式webサイトから申し込むことも可能です。
JCBなら会員専用webサービスのMyJCB、VISAとMaster Cardの場合は三菱UFJニコスのwebサイトからログインし、家族カードを申し込む本人が入力し暗証番号などを設定します。
電話で申込書を送ってもらう方法もありますが、web申し込みが一番スピーディーに家族カードを発行してもらえるでしょう。
実家から離れて一人暮らしをする大学生などは配達員から直接手渡しで受け取る必要があります。
留守だと自宅ポストに不在配達票が入れられ、保管期間までに確実に受け取らないと差出人に戻されてしまうため気をつけましょう。
クレジットカード会社により、本会員の新規申し込みで同時に家族カードを申し込むとポイントがプレゼントされるなど、期間限定でキャンペーンを行うこともあるためチェックしておくと良いでしょう。
家族カードの申し込みに審査は不要
クレジットカード申込みの際の審査は、あくまでも本会員の申込内容を基に行われるものです。
クレジットカード会社独自にスコアリングを行い、信用情報機関にデータ照会をして問題がなければ本会員のカードが発行されます。
この場合、一番重要視される点は本会員の返済能力の有無です。
安定した収入があり、他の貸金業者などに多額の借金がなく、クレジットカードやカードローンなどの支払いの遅滞などがなければ問題なく審査に通過するでしょう。
しかしカードの利用の上限額は本会員の所得によりそれぞれ異なります。
家族カードを何枚発行しても、その上限金額が変わることはありません。
つまり審査するのは本会員である1名のみ、他の家族に対しての審査は基本的には行いません。
専業主婦や18歳以上の学生、フリーターや扶養している親などの名義で家族カードの申し込みをしても、新たに家族一人ひとりの審査をすることはありませんので安心してください。
リクルートカードの審査については、こちらの記事をご覧ください。
まとめ
家族カードは高校生以外の18歳以上なら発行が可能です。
アルバイトやパートなどである程度の収入があったにしても、本会員でのクレジットカード取得は難しいものです。
家族カードは本会員さえ審査に通過すれば、家族会員は無審査で自分専用の家族カードを所持することができます。
すでにメインの本人名義のクレジットカードを持っている人でも、リクルートカードの家族カードなら、手軽に利用できる便利なカードとして追加してお得に使い分けることもできますね。
家族カードってその名前のとおり家族みんなで使えるからポイントがいっぱい貯まるんですよね。
私も高校生のときから作っておけばよかったな~。