この記事でわかること
楽天カードの審査基準
楽天カードの審査に通過する6つのポイント
審査に落ちる原因と対策
楽天カードの審査とカード到着にかかる時間
楽天カードは年会費が永久無料でポイントが貯まりやすく、コスパや使い勝手の良さから高い人気を誇るクレジットカード。
そんな楽天カードを申し込もうと思っている方は必見!
今回は、楽天カードの審査に通過するためのポイントと審査落ちの原因&対策を一挙解説していきます。

目次
楽天カードの基本情報
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年会費 | 永年無料 |
---|---|
申込資格 | 18歳以上(高校生不可) |
審査/発行 | 通常1週間 |
国際ブランド |
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ポイント | 楽天ポイント |
ポイント還元率 | 1%~ |
限度額 | 最高100万円 |
付帯保険 |
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追加カード |
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電子マネー機能 | 楽天Edy |
楽天カードは、クレジットカードのなかでも初心者向きです。
今後、楽天プレミアムカードの申し込みを視野に入れているのであれば、楽天カードの利用実績を作っておきましょう!
ちなみに、楽天ゴールドカードと楽天プレミアムカードの申込資格は「原則として20歳以上の安定収入のある方」です。
「楽天プレミアムカード」「楽天ゴールドカード」の審査についてはこちらの記事をご覧ください!
楽天カードの審査基準

楽天カードは高校生を除く18歳以上なら申し込み可能という以外は具体的な審査基準を公開していないので、「どのような職業なら確実に通る」「どれくらい収入があればカードを作れる」という明確な基準はわかりません。
しかし、ネット・通信系の楽天カードは小売店のクレジットカードと同じように「集客を目的に作られた」というところから、審査は信販系や銀行系のクレジットカードに比べて、そこまで厳しいわけではありません。
また、楽天カードのよくある質問に「主婦やアルバイト・パートも申し込むことが可能」と記載されており、主婦や学生だけではなく、派遣社員やフリーターの方も申し込むことができます。
そのため雇用形態や年収にかかわらず、楽天カードの場合は一定の収入があれば発行することが可能です。
楽天カードの審査に通過する6つのポイント
ここからは、楽天カードの審査に通るためにおさえておくべき6つのポイントについて詳しくご紹介していきます。
1.居住年数も審査の基準になる
結論からいうと、居住年数は勤続年数ほど重視されることはありません。
ただし、同じところに長く住み続けているほうが審査は通りやすいようです。
同じところに長く住んでいる方のほうが家賃滞納や未納のケースが少ないことから、夜逃げなどのリスクが低く、貸し倒れのリスクが低いとみなされるからです。
しかし居住年数が1年未満だからといって、審査に通らないというわけではありません。
それよりも重視されるのは居住条件です。
「住宅ローン」や「家賃の支払い」があるかどうかは審査に大きく響きます。
ですが虚偽の申告をすると後々問題になることがあるので、正直に答えましょう。
2.無職でも審査に通る可能性はある
無職で楽天カードの審査に通過するポイントは、「クレジットカードの利用額を支払っても生活を維持できるかどうか」です。
現在無職であったとしても資産が多ければ、カードを手に入れられる確率は決して低くはないでしょう。
楽天カードの公式サイトには、明確に申込資格について記載がされていません。
申込画面で18歳以下は申し込みができないように設定されているものの、「現在無職の方」や「既に定年を迎えた方」でも、申し込むことは可能です!
働く必要がないほど資産がある無職の場合は、楽天カードを作れるということです!
「無職でもクレジットカードが作れるのか不安」という方はあわせてこちらの記事もご覧ください。
3.項目はすべて埋めたほうが通りやすい
質問項目によっては空欄にするしかないケースもあるかもしれませんが、申し込みに必要な項目はできるだけすべて入力しましょう。
ただし、入力した情報が嘘だと思われてしまうと、審査に落ちる可能性が高くなります。
たとえば年収を入力する場合、多少の誤差は問題ありませんが、あまりにかけ離れた額を入力することは避けましょう。
また、最後に間違いがないかしっかり確認することも大切です。
4.引き落としは楽天銀行以外でもOK
楽天カードの引き落とし口座は楽天銀行でなくてもかまいません。
また、どの金融機関を選んだかが審査に影響することもありません。
ただし、楽天カードの引き落とし口座を楽天銀行にすることで、以下のメリットが得られます。
- 楽天市場のお買い物がポイント+1倍
- 利用代金の引き落とし翌月の普通預金金利が2倍
- 引き落としだけで毎月最大9ポイント獲得(ハッピープログラムのエントリーが必要)
この他、楽天銀行の口座開設でボーナスポイントがもらえるキャンペーンが開催されている場合もあります。
ポイントをより効率的に貯めるなら、楽天カードを作るタイミングで楽天銀行を引き落とし口座に選ぶのがおすすめです。
5.キャッシング枠はゼロにする
カードを申し込む際に、キャッシング枠の金額を選択する項目があります。
キャッシングとはカードを使ってお金を借り入れすることです。
このキャッシング枠をつけると返済能力が問われるために審査が厳しくなり、審査完了までの時間もかかる要因になります。
特に必要がない場合は、審査に通りやすくするためにキャッシング枠を0円にしておきましょう。
6.在籍確認の電話に出る
クレジットカードの審査では在籍確認の電話が職場にかかってくることがあるので、無視せずに電話に出る(もしくは代わりに出てもらう)ようにしましょう。
しかし楽天カードの場合は、職場に在籍確認の電話がかかってくることはあまりなく、「在籍確認なしでカードを作れた!」という声もよく聞かれます。
ただし、カード会社が個人信用情報機関などから得た情報と申し込みの際の入力内容が異なる場合は電話がかかってくる場合があるので油断は禁物。
またフリーランスや個人事業主などの場合に、どのような仕事内容なのかといったことが質問されることもあります。
在籍確認の詳細については、こちらの記事も参考にしてみてください。
楽天カードの審査に通過するコツのまとめ↓
- 1.居住年数も審査の基準になる
- 2.無職でも審査に通る可能性はある
- 3.項目はすべて埋めたほうが通りやすい
- 4.引き落としは楽天銀行以外でもOK
- 5.キャッシング枠はゼロにする
- 6.在籍確認の電話に出る
審査落ちする原因と対策
ここでは、楽天カードの申し込みで考えられる審査落ちする原因と審査落ちしないための対策をご紹介していきます!
クレジットヒストリーに傷がある
クレジットカード会社は、審査の際にカード申し込み者のクレジットヒストリー(クレヒス)を確認します。
クレヒスにはクレジットカードだけでなく住宅ローンなどの契約をした際の利用履歴が保管され、すべてのカード会社がその情報を共有することができます。
クレジットカードの利用履歴やキャッシング枠の申し込みなどのクレヒスは6か月間残るので、審査に落ちたあと再び楽天カードを申し込みたい場合は、半年以上の期間を空けるようにしましょう。
また、自己破産や債務整理をしたという情報があると十分な支払い能力があると言えず、審査落ちになることがほとんど。
いわゆるブラックリスト入りしている状態であり、最低でも5年間は情報が残るので、このような場合まずは支払い能力の回復に努めることが重要です。
スーパーホワイト状態
過去にクレジットカードを一度も発行したことがない方や自己破産をされた方をスーパーホワイトと呼びます。
スーパーホワイトは、個人信用情報に利用履歴がないので「自己破産したのでは?」とカード会社に思われる可能性があります。
そのため、審査に通過しにくくなることもあるようです。
楽天カードの審査に通過するためには、ある程度クレジットカードを利用するようにして、利用実績を積み上げておくとよいでしょう。
楽天カードの途上与信
楽天カードは、作るときの審査は通りやすくても、途上与信で強制解約させられる可能性があります。
途上与信とはクレジットカードを発行した後の利用状況や返済状況の審査のことです。
一般的なカード会社の場合、途上与信をおこなうのは年に1回または更新時のみですが、楽天カードの場合は途上与信を3か月に1回程度おこないます。
頻度と回数が非常に多いので、せっかく楽天カードを手にしても利用状況が悪ければすぐに使用を止められてしまうかもしれません。
楽天カードの途上与信の結果は、楽天e-NAVIで確認できます。
エラーコードが出ていたら途上与信の結果に問題があった証拠です。
エラーコード1:カードの利用停止
エラーコード2:カードの強制解約
利用停止の場合は、状況が改善すればまた使えるようになりますが、そのまま放置するのはよくありません。
どのようなエラーコードが出た場合でも、どうしたらよいのかをカード会社に直接確認してみることが大事です。
5年以内の遅延や未払い
携帯電話料金の支払い遅延や未払いの情報も、個人信用情報に掲載されます。
利用者は「クレジットカードや借入金の遅延」や「未払いと携帯電話料金の遅延や未払い」は違うものという感覚でいるケースが少なくありません。
しかし、個人信用情報のうえでは同じ扱いです。
掲載期間も全く同じ5年間なので注意しましょう。
また、管理会社が同じ個人信用情報を利用している場合は響きますが、そうでない場合には情報が伝わらない可能性もあります。
税金や保険料の遅延や未払いの情報は、国や地方自治体がCIC、JICCの会員に含まれないため、伝わる確率が低くなります。
しかし、怪しいと疑われた場合はどのデータベースから情報を確認されるかわかりません。
日ごろから遅延や未払いをしないように気を付けておくようにしましょう。
楽天カードの審査にかかる時間は?
申し込みから審査完了まで最短で数分
楽天カードの申し込み完了後、「お申し込み受付のお知らせ」メールが届きます。
楽天カードの場合、審査自体はスコアリングによる機械審査がメインなので最短なら数分間で完了し、土日祝日を挟んでいなければ長くても2~3日程度で可否の結果が出るはずです。

しかし、1週間以上経っても連絡がない場合は審査状況を確認してみたほうがいいかもしれません。
楽天カードの公式ページの「カード申し込み受付IDの入力」に「カード申し込み受付ID」「生年月日」「電話番号の下4ケタ」を入力。
審査完了からカード到着まで約1週間
楽天カードから審査結果のメールが送られてきたら、まずはタイトルを確認しましょう。
内容を読まなくても、タイトルを確認するだけで審査が通っているかどうかが一目でわかります。
- 審査に通過したとき→「発行手続きが完了しました」
- 落ちているとき→「審査結果を確認してください」
審査結果のメールを受け取ったあと、通常は約1週間~10日前後でカードが届きます。
年末年始やゴールデンウイークなどの連休がかさなる場合は、審査状況または配送地域により配達が遅くなることがあります。
詳しい楽天カードの作り方は、こちらの記事をご覧ください。
まとめ
安定した世帯年収があれば、パート・アルバイトでも申し込みできる
楽天カードの審査では、支払い能力があるかどうかが重視される
楽天カードの審査結果は最短数分、カード到着までは約1週間
楽天カードは、年齢も職業も幅広い層が持てるクレジットカードです。
無職の場合でも生活を維持できているほどの資産がある場合は作れる可能性は大!
もちろん普通に働いていれば審査に通る確率は高いので、楽天カードを作ろうか迷っている方はこの機会に思い切って申し込んでみませんか?
そのほかの楽天カードについては「一番人気おすすめ楽天カード比較」でも紹介していますので、ぜひご覧ください。
楽天カードの審査はそれほど厳しくないようですが、なるべくならスムーズに審査通過したいものですよね。
今回の記事では安心して楽天カードの申し込みができるヒントをご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。