この記事でわかること
楽天カードの引き落とし日・請求確定日・締め日
引き落とし口座にお金が足りない場合の対処法
楽天カードをショッピングやキャッシングで使う際、期日などを意識せずに支払いをしていませんか?
お金に余裕があれば大丈夫ですが、そうでなければ支払いの延滞を引き起こすおそれがあります。
クレジットカードの利用料金が口座から引き落とされる「引き落とし」に関する知識は、カードを長く快適に使うためにも必須です。
「楽天カードの引き落とし口座がカツカツ……」
「毎月楽天カードを何万円も使っている」
そのような方に向けて楽天カードの引き落としを解説!


楽天カードを安心して使うためにも、カードの締め日や引き落とし日について知っておくことが大切なんやで。
支払いを遅らせないためにも、スケジュールを管理して計画的に使うんや!
目次
クレジットカードの延滞・不払いは避ける!
クレジットカードで商品の購入やサービスを利用した場合はクレジット払いと呼ばれる方法で決済されます。
クレジット払いをすると、代金を含む利用料金は、カード利用後の後払いとなるのが現金払いとの違いです。
現金であればその場でお金が減りますが、クレジット払いでは後日請求がくるので購入時にお金は減りません。

一見便利な機能ですが、お金を支払った実感がなくなってしまうので、気づかない内にクレジットカードの支払額が高額になるケースもあります。
クレジットカードの支払いでトラブルを起こすと、生活に大きな支障が出てしまうので注意が必要です。
クレジットカードを利用する際にとても重要なのが、カードを使う上で不払いや延滞をしないことです。
不払いや延滞を続けてしまうと、カード会社や個人信用情報機関に記録されている信用情報に傷がついてしまうからです。
信用情報に傷が付くと持っているクレジットカードが使えなくなる、新規のクレジットカードやカードローンの申し込みができなくなる、住宅ローンや車のローンが組めなくなるなどの状況に陥ってしまいます。
こうした事態を避けるために、クレジットカードを発行したら信用情報に傷をつけない使い方が必要です。
利用料金を支払う引き落とし日には確実に必要金額を口座に入金しておきましょう。
楽天カードの請求日や引き落とし日はいつ?
請求確定日とは、前月にクレジットカードを利用した支払金額が確定される日を指します。
この請求日に確定された金額を、楽天カードの引き落とし日である27日に支払うことになるのです。
引き落とし日(支払日)とは使ったカード代金が登録した口座から引き落とされる日を指します。
楽天カードでの引き落とし日は固定で27日となっているので、26日までに口座へ入金しておきましょう。
入金が遅くなると、反映されるのに時間がかかり引き落とし処理が先に行われる可能性があります。
この場合、支払いがされていない状態となってしまうので、支払金額は引き落とし日の前日までには口座にある状態が望ましいです。
ここからは、楽天カードの締め日・請求確定日・引き落とし日について解説していきます。
楽天カードの締め日
クレジットカードの締め日は、カードの利用額として締め切られる日のことです。
締め日に決まった金額は基本的に変更されないので、締め日の金額を引き落とし日までに口座に入金しなければなりません。
楽天カードの締め日は毎月末日で固定されています。
そのため、月末以降に購入した商品は翌々月の支払いとなります。
この仕組みを理解していないと、1か月で利用した金額を勘違いしてしまうおそれがあります。
クレジットカードは使用者ごとに定められた利用限度額以上の金額を使うことはできないので、しっかり頭に入れておきましょう。
締め日以内にショップでクレジット払いをしても、各店舗によって請求処理の期間は違います。
店舗によっては、請求処理の頻度が1週に1回や、1か月に1回の場合もあります。


締め日を理解していないと使いすぎる原因にもなってしまうんですね!
楽天カードの締め日の詳細についてはこちらもご覧ください。
楽天カードの請求確定日
楽天カードの口座引き落とし額が決定する請求確定日(請求日)は以下のようになっています。
- 口座振替の場合:毎月12日
- コンビニ・銀行振り込み払いの場合:毎月10日
そして、毎月12日以降に請求確定案内メールが配信されます。
楽天カードからのメール受信設定を有効にしていないとメールが届きません。
メール拒否になっている場合は、各端末で受信設定を有効にする操作を行えば問題ありません。
また、15日または20日(金融機関による)までは支払い方法の変更が可能です。
楽天カードの引き落とし日
引き落とし日(支払日)は、確定した利用料金が口座から引き落とされる日のことです。
楽天カードの引き落とし日は翌月27日となっています。
引き落とし日が土日祝日の場合は、金融機関の休業日なので翌営業日が引き落とし日となります。
引き落とし日までに自分の引き落とし口座に利用金額分のお金を入れておかないと未払いとなってしまいます。
ただし、引き落とし日の当日に入金をするのはやめましょう。
当日に入金をしても、引き落とし処理の方が早ければ未払い扱いとなってしまうからです。
そのため、遅くても26日までには引き落とされる口座に利用金額を入金しておくのが無難です。
それより前から口座に利用金額を入金した人は、引き落とし日の前日には引き落とし金額が残っているかの確認すると安心です。
楽天カードの締め日・請求確定日・引き落とし日をまとめました。

入金が間に合わなかった場合の対処法
引き落とし日に口座残高が足りなくても、金融機関によっては再引き落としができる場合があります。
しかし、再引き落としにしても延滞には変わらないので、早めに支払わなければなりません。
引き落とし日に口座残高が足りないと個人信用情報に傷がついてしまいます。
一度、信用情報に傷がつくとその情報は5年間は保管され、他社のクレジットカードの発行やローンが組めなくなるおそれがあります。
さらに、延滞を繰り返したり延滞が長引いたりしてしまうと現在使っている楽天カードの利用も停止されるかもしれません。
楽天カードは再引き落としが可能です。
どうしても口座に入金できなかった場合は以下のように対処しましょう。
楽天カードの再振替サービス
金融機関によっては、引き落とし日に口座残高が足りない場合でも再引き落としができます。
- ゆうちょ銀行:月末最終日(土日祝日の場合は翌営業日)
- ゆうちょ銀行以外:引き落とし日の翌日から土日祝日を除く4営業日
この期間内であれば遅延損害金や引き落としでの手数料はかかりません。
楽天カードの再引き落としが可能な金融機関は以下の通りです。
全国 |
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東北 |
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関東 |
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北陸 | 八十二銀行 |
関西 | 広島銀行 |
九州・沖縄 |
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たとえ入金できないとしても、支払いの意思をカード会社に伝えることも大切なことです。
この連絡をすることで、支払いができる人と判断される場合もあります。
楽天e-NAVIからの確認・振込方法
楽天カードの再引き落としが対象外の金融機関を登録口座にしている場合は、楽天e-NAVIで指定される入金用口座に銀行振り込みをする必要があります。
楽天-eNAVIに記載されている延滞専用の口座に直接振り込みましょう。
- まず、コンタクトセンターか楽天e-NAVIから口座番号を入手します。
- その後、指定された口座番号に振り込みをすれば手続きは完了です。

電話で支払い方法を確認
引き落としできなかった分の支払いに不安があれば、楽天e-NAVIだけでなく電話で支払い方法を確認する方法もあります。
音声案内に従って必要な情報を入力しましょう。
- 「3」の各種照会を選択
- 「カード番号」「生年月日」を入力
- 「2」の請求額の照会を選択
延滞によるペナルティに注意!
延滞放置の恐ろしいペナルティは、延滞の期間や回数で大きく変わってきます。
もちろん、延滞が長ければ長いほど、信用情報に傷がつき遅延損害金を支払わなければなりません。
しかし、延滞期間が短くても、延滞回数が多いと強制解約の対象となってしまうのです。
ここからは、延滞によって発生すると考えられるペナルティをご覧ください。
1.信用情報に傷がつく
信用情報に傷がついてしまうと、今後のさまざまなローンや他社のクレジットカードを申し込めなくなる可能性が高くなります。
信用情報は個人信用情報機関が個人情報を集めて共有しているのです。
国内ではCIC、JICC、全銀協(全国銀行協会)の3つの機関あり、それぞれ別々の金融機関で情報収集を行っています。
そのため、他社のクレジットカード会社やローン会社は必要ならば個人情報を確認することができる仕組みとなっています。
信用情報に乗るものは一度の小さな延滞でもしっかり残ります。
また、延滞が長引けば返済状況が「異動」に変わり、ブラック扱いと同じ意味で5年間消えることはありません。
2.遅延損害金の発生
クレジットカードの支払い期限を過ぎると、ペナルティとして遅延損害金が発生します。
遅延損害金の金利はショッピングとキャッシングで金利が変わり、ショッピングでは年利14.6%で、キャッシングでは年利20%となっています。
具体的な遅延損害金の計算方法は「請求金元金×14.6%÷365日×支払期日経過日数=遅延損害金」となります。
例えば、10万円分のショッピングをして支払期日を10日過ぎた場合は、10万円×14.6%÷365日×10日=400円です。
また、キャッシングの場合は、年利14.6%が20%に上がるのでショッピングよりも遅延損害金は多くなります。
そのため、返済日が増えるほど遅延損害金が増えてしまいます。
3.督促状が届く
延滞を続けると督促状(とくそくじょう)が届きます。
督促状は警告の文書で、その後も電話や書面などで催促が頻繁に起こります。
支払いができないことで、裁判を起こされて生活が激変するおそれもあります。
4.カードの強制解約
楽天カードは「途上与信」があり、延滞で強制解約が起きることがあります。
途上与信とはカード契約中にする再審査のことで、利用限度額の増額申請などをすると行われることもあります。
また、楽天カードは定期的に途上与信をしているので、信用情報に不備があると突然、強制解約となります。
強制解約になる原因は、主に支払いの遅延や滞納の回数や期間が長い場合が挙げられます。
他にも、住所変更や勤務先が変更されても情報を更新しなければ、嘘の情報と判断されるケースもあります。
強制解約されると信用情報に傷が残り、5年間はカードも作れませんしローンも組めなくなってしまいます。
もちろん、強制解約されても延滞金は残るので支払うことには変わりません。
▼引き落としの延滞のデメリットは以下の記事も参考にしてください。
楽天カードの引き落としに関する注意点
楽天カードを快適に使うためにも、確実に引き落としはできるようにするために、いくつか押さえておきたい注意点があります。
1.タイミングによっては翌々月の支払いになる
利用日と締め日にはタイムラグがあるため、場合によっては翌々月の支払いになることがあります。
利用日とは、実際にショッピングをしてクレジットカード決済をした日ですが、この場合店舗側の処理日に合わせた日時となります。
さらに、決済に中間業者が加わった場合は、利用した日が2~3か月以上かかることもあります。
2.当日振込みだと間に合わないことがある
支払額を当日振り込みするのはなるべくやめましょう。
各金融機関では、独自のシステムによって引き落としのタイミングや時間を決めています。
そのため、金融機関によっては当日振り込みが間に合わないことがあります。
反映されないだけで延滞扱いになってしまうのは損なので、最低でも前日までには振り込みを済ませておきましょう。
また、引き落とし日が休日の場合は翌営業日となります。
そのため、たとえ2~3日前から振り込みの準備をしても、休日だった場合は当日振り込みとなってしまうのです。
つまり、前日に振り込むのでなく平日や休日を考えて、できるだけ早めに済ませておくことが一番おすすめです。
当日に大雪や台風などの災害トラブルに巻き込まれる可能性ないとは言い切れません。
事情を話せばカード会社は対応してくれるかもしれませんが、その確認が取れない限り事前に振り込んでおかない人が悪いということになります。
引き落とし前日はあくまでも最低ラインです。
お金に余裕があるのであれば、請求確定日に口座に入金してしまいましょう。
カードの利用枠は引き落としからどれくらいで復活する?
カードの利用枠は引き落としが楽天e-NAVIに反映されてから復活する仕組みとなっています。
しかし、楽天e-NAVIに反映される時間は銀行によって違うのです。
- 楽天銀行:当日~翌日に反映
- 楽天銀行以外:翌営業日~約4営業日
そのため、カード利用枠が少なく、毎月クレジットカードを限度額ギリギリまで使う人は楽天銀行の方が便利です。

楽天カードでは引き落とし日以外でも指定口座からの繰り上げ返済が可能です。
しかし、一般の金融機関の口座からでは繰り上げ返済するのに手数料がかかってしまいます。
一方、楽天銀行から繰り上げ返済をすると手数料は無料です。
利息を減らすために繰り上げ返済をしたのに、手数料を取られたら元も子もありません。
他にも、楽天ポイントが貯まる、条件を満たせばATM手数料が無料など、楽天カードと同時に使うとお得な点が数多くあります。
そのため、楽天カード会員は楽天銀行を引き落とし口座にするのがおすすめです。
まとめ
楽天カードの引き落とし日(支払い日)は翌月27日
楽天カードは自動の再振替サービスが利用可能
どうしても支払えない場合も連絡を入れる
クレジットカードを利用するなら、引き落としの仕組みや延滞の危険性をしっかりと理解しなければなりません。
支払いを忘れるだけで延滞となり、強制解約や遅延損害金などのペナルティを受けることにつながります。
他のクレジットカードを作る際にもマイナスに働くので、クレジットカードの支払いはトラブルが起きないようにご注意ください!
楽天カードを使ってお買い物をしたいんですけど、カードの引き落とし日が気になって安心してお買い物ができません。
楽天カードの引き落とし日っていつなんだろう?