目次
クレジットカードで支払いができる公共料金
昔は口座振替や振り込みが一般的でしたが、今ではほとんどの公共料金をクレジットカードで支払うことができます。
- 電気代
- ガス代
- 水道代
- 通信料(固定電話、携帯電話、インターネット、NHK受信料)
今「公共料金を現金で支払っている」という方は、クレジットカード払いへの変更がどれほど簡単なのかぜひご確認ください!
クレジットカード払いに変更する手続きは簡単!
まずは、○○電力や△△ガス、○△水道局など、自分が利用している公共料金の支払い先がクレジットカード払いに対応しているかを各社ホームページで確認しましょう。
すでに利用したいクレジットカードが決まっているなら、カード発行会社のホームページで取り扱い公共料金に関する情報をチェック!
あとは支払い先の企業・自治体、またはカード会社のどちらからも、WEBや郵送で申し込みをするだけです。
手続きが済めば、毎月自動的にクレジットカード決済となります。
この時点で「公共料金の支払いに使うクレジットカードを見つけたい!」と思った方は、最新のおすすめクレジットカードから自分に合う1枚を探してみてください。
「どうやって自分に合ったカードを見つけたらいいかわからない」という方は、この後でご紹介する公共料金の支払いにおすすめのクレジットカードの選び方をご覧ください。
公共料金をクレジット払いにするメリット
クレジットカード払いの手続きが簡単にできるとはいっても、特にメリットがなければ意味がありませんよね。
もちろん、クレジットカード払いをおすすめするのには、いくつかの理由があります。
以下のメリットがあることを知っていると知っていないとでは大きな差があるので、損をしないためにぜひ確認しておきましょう!
- ポイントが貯まる
- 支払いに行く手間が省ける
- 支出の管理がしやすい
- クレヒスを積める
ポイントが貯まる
多くのクレジットカードではカード払いをするとポイントが貯まっていきます。
貯まったポイントはグッズや他社ポイントなどに交換したり、カード利用額のキャッシュバックを受けたりすることができます。
それに比べ、基本的に現金払いでは還元されるものはありません。 同じ公共料金を支払うなら、お得になったほうが嬉しいですよね。
支払いに行く手間が省ける
先述のとおり、公共料金のクレジットカード払いの手続きは簡単。
一度手続きをすればその後は毎月自動的に引き落とされるので、毎月それぞれの公共料金の支払いに出かける手間が省けます。
しかしここで、「毎月自動的に引き落とされて楽なのは口座振替も同じじゃないの?」と思った方はいませんか?
口座振替とクレジットカード払いの大きな違いは引き落とし日。
口座振替の場合、各公共料金の引き落とし日にそれぞれ引き落とされますが、クレジットカード払いは全部の公共料金をまとめても引き落としは月に1回のみ。
クレジットカード払いなら、公共料金ごとに異なる支払い期限をいちいち気にする必要がありません。

支出の管理がしやすい
クレジットカード払いをした分は、カード利用明細にその内容がすべて明記されます。
そのため、その月にかかった公共料金の内訳も一目瞭然!
家計簿代わりに活用して、生活費の見直しや節約がしやすくなります。

クレヒスが積める
生活していれば公共料金は毎月かかるもの。 その支払いをクレジットカードにすることで、クレジットヒストリー(クレヒス)を積むことができます。 クレヒスはクレジットカードを作ったり、ローンを組んだりしたい場合に重要なものです。
普段のお買い物は現金派という方でも、公共料金をクレジットカード払いにしておけばクレヒスが積まれて、将来カードを作りたいときに有利になりますよ!
公共料金をクレジットカード払いにするメリットがわかったところで、今度は気を付けるべき点についてもご説明します。
公共料金をクレジットカードで支払う際の注意点
利用限度額に注意が必要
クレジットカードには「このカードでいくらまで使えるか」という利用限度額が設けられています。
例えば、限度額30万円のクレジットカードを持っていて、すでに20万円を使っていた場合、その引き落としが終わるまで残り10万円しか使えません

利用限度額はカード会社がカード申し込み者の支払い能力をみて決定し、少ない場合は10万円までというケースもあります。
公共料金にいくらかかるかを確認し、1枚のカードで心配な場合は、お買い物で使うカードとは別に公共料金専用のカードとして作ることをおすすめします。
ちなみに、利用限度額の増額申し込みをすることは可能。
また、利用しているうちにカード会社が自動的に限度額を引き上げてくれる場合もありますが、いずれも優良なクレヒスを積んでおくことが大切です
口座振替のほうがお得なケースがある
メリットとして「公共料金はクレジットカード払いがお得」とお伝えしてきましたが、じつは口座振替の方がお得になる場合があるのです。
電気・ガス・水道では月額55円程度の口座振替割引を設定している企業や自治体があります。
ここで、口座振替割引が適用された場合とクレジットカード払いにした場合を比較してみましょう。
例えば、ポイント還元率が1%で「1ポイント=1円」として使えるクレジットカードで公共料金を支払った場合の獲得ポイントは以下のとおり。
公共料金(月間) | 獲得ポイント |
---|---|
5,000円 | 50ポイント(年間600円相当) |
5,500円 | 55ポイント(年間660円相当) |
6,000円 | 60ポイント(年間720円相当) |
8,000円 | 80ポイント(年間960円相当) |
10,000円 | 100ポイント(年間1,200円相当) |
11,000円 | 110ポイント(年間1,320円相当) |
55円(税込)/月の口座振替割引が適用される公共料金だった場合、月額5,500円以上支払うならクレジットカードで支払う方がお得になる、というわけです
定期的にカードの変更手続きが必要
公共料金の支払いに利用していたクレジットカードの有効期限が近づいて新しいカードになった場合や、紛失などでカードを再発行した場合、有効期限やカード番号、セキュリティコードなどが変更されることがあります。
その際、公共料金ごとに変更の手続きをしておかないと引き落としができない場合があるので、事前に変更手続きについて確認しておくと安心です。
コンビニでは基本的にクレジットカード払いはできない
公共料金は原則、コンビニで直接クレジットカード払いができません。
唯一、ファミリーマートでファミマTカードを利用する場合にクレジットカード払いができますが、他のコンビニでは電子マネーにクレジットカードからチャージすることで、間接的にクレジットカード払いが可能です。
- セブン-イレブン:nanacoでの支払いが可能
- ミニストップ:WAONでの支払いが可能
しかし、どちらもチャージ時に0.5%のポイントが付与されるだけなのでお得感はありません。
いずれにしてもコンビニへ直接支払いに行かなければならないので、クレジットカードを利用するなら自動引き落としにするほうがはるかに便利です。
ここまで公共料金をクレジットカード払いにするメリットと注意点をお伝えしました。
この時点で「自分で公共料金の支払いに使うクレジットカードを見つけたい!」と思った方は、最新のおすすめクレジットカードから自分に合う1枚を探してみてくださいね。
「どうやって自分に合ったカードを見つけたらいいかわからない」という方は、この後でご紹介する公共料金の支払いにおすすめのクレジットカードの選び方ををご覧ください。
公共料金の支払いにおすすめのクレジットカード選び方
ここからは、以下の特徴から公共料金の支払いにピッタリなクレジットカードをご紹介していきます。
- 年会費無料or格安のカード
- ポイント還元率が1%以上のカード
- ポイント有効期限が長いor無期限のカード
- 審査に通りやすいカード
- 即日発行できるカード
年会費無料or格安カード
せっかくポイントを貯めても、カードの年会費が高くては意味がありません。
公共料金のクレジットカード払いには、維持費のかからない年会費無料または格安のカードがおすすめです。
以下のおすすめカードは全て年会費無料のクレジットカードなのでご安心ください。
付帯サービスから年会費無料のカードを選びたい方は、年会費無料おすすめクレジットカード比較のページをご覧ください。
ポイント還元率が1%以上のカード
一般的に1%以上の還元率のカードを「高還元率カード」と呼びます。
単純に還元率が高ければ高いほど、支払い額に対してもらえるポイントも多くなるので、高還元率カードはおすすめ!
下のグラフは、総務省統計局により「1世帯当たり年間の品目別支出金額」から公共料金のデータをまとめたものです。

データ参考元:総務省統計局家計調査年表(家計収支編)平成30年(2018年)年報提供分類2(総世帯)
このグラフを見ると、1世帯当たり約35万円/年の公共料金がかかっているということになり、還元率1%のカードで支払った場合、年間3,500ポイント(3,500円相当)がもらえるというわけです。
▼以下のクレジットカードなら還元率1%以上あるので、公共料金の支払いはもちろん普段のお買い物にもおすすめ!
JCB CARD W | |
---|---|
![]() |
|
Orico Card THE POINT | |
|
|
リクルートカード | |
|
「もっと高還元率カードを知りたい!」という方は、ポイント還元率が高いクレジットカードおすすめ比較ページもご覧ください。
ポイントの有効期限が長いor無期限のカード
せっかくポイントを貯めても使い道に悩んでいるうちに有効期限がきてしまい、ポイントが失効してしまってはもったいないことです。
その点、セゾンカードインターナショナルなら有効期限無期限の永久不滅ポイントが貯まるので安心!
必要ポイントが貯まるまでじっくり時間をかけて貯めていくことができます。
また楽天カードの通常ポイントは1年間に一度でもポイントを獲得すればそこから有効期限が延びていくので、実質有効期限が無期限。
公共料金の支払いは毎月あるので、ポイント有効期限がその都度延長されるので有効期限が切れる心配がありません。
セゾンカードインターナショナル | |
---|---|
|
|
楽天カード | |
![]() |
|
審査に通りやすいカード
「今まで現金主義だったけれど、公共料金の支払いのために初めてクレジットカードを作る」という方がいるかもしれません。
ですが、クレジットカードは申し込めば誰でも必ず審査に通るわけではありません。
クレジットカードを作る際、カード会社はカード利用者のクレヒス(クレジットヒストリー)を確認します。
過去に金融事故を起こしてクレヒスに傷がついている場合はもちろん、今までクレジットカードを作ったことがない「スーパーホワイト」という場合も「どのようなカードの使い方をするかわからない」という理由で審査に通らない可能性があるのです。
▼初めてクレジットカードを作るという方は比較的審査に通りやすい以下のカードを申し込みましょう。
JCB CARD W | |
---|---|
![]() |
|
楽天カード | |
![]() |
|
フリーターや若い方でも審査に通りやすいカードは、フリーターにおすすめのクレジットカード比較ページでもご紹介しています。
即日発行ができるカード
「すぐにでも公共料金をクレジットカード払いにしたい」という方には、以下の2枚のカードがおすすめ。
どちらもWEB申し込みをすれば、最短即日~3日程度で手に入れることができます!
VIASOカード | |
---|---|
![]() |
|
セゾンカードインターナショナル | |
|
すぐに作れるクレジットカードは、最短即日発行できるおすすめクレジットカード比較のページでもご紹介しています。
公共料金の支払いでお得になるキャンペーン実施中のカード
公共料金をクレジットカード払いにすることで参加できるキャンペーンにも注目!
終了間近のキャンペーンもあるので、この機会に要チェックです!
Orico Card THE POINTのキャンペーン
Orico Card THE POINTでは、公共料金のクレジットカード払いで豪華賞品が当たるキャンペーンを実施中! WEBで簡単にエントリーができます。
キャンペーン期間 | 2020年7月13日(月)~11月15日(日) |
---|---|
キャンペーン内容 | 期間中にエントリーし、対象の公共料金をオリコカードで3,000円(税込)以上支払うとご希望の賞品を抽選でプレゼント ※2020年12月度~2021年1月度の利用代金明細書の支払い額合計が対象 |
対象の公共料金 |
|
賞品 |
|
エントリー方法 |
|
dカード/dカード GOLD
dカードまたはdカード GOLDでは、公共料金の初回引き落とし1カテゴリあたり300円相当のdポイントがもらえます。
7カテゴリあるので、最大2,100ポイントゲットのチャンス!
終了期間が未定のキャンペーンですが、エントリーが必要なのでお忘れなく!
キャンペーン期間 | 2020年6月1日(月)~ |
---|---|
キャンペーン内容 | 2020年6月1日(月)以降に、7つのカテゴリの加盟店で初めてdカード/dカード GOLDで支払うと1カテゴリあたり300ポイントのdポイントをプレゼント。(合計最大2,100ポイント) |
対象者 | dカード会員(本人・家族) |
対象の公共料金 |
|
また「中部電力ミライズ」「東邦ガス」でも以下のキャンペーンを実施中です。
キャンペーン期間 | 2020年9月15日(火)10:00~12月31日(木)23:59 |
---|---|
キャンペーン内容 | キャンペーン期間中に対象企業の料金をdカード/dカード GOLDの支払いに設定し、2021年1月末までに支払いが確認できた方にそれぞれ1,000ポイントプレゼント。 |
対象企業 |
|
クレジットカードでもっと便利&得する裏技!
ここからは、クレジットカードの利用でさらにお得で楽に公共料金を支払う方法をご紹介していきます。
おうちにいながら公共料金の支払いができる!
「請求書支払い」を利用すれば、いつでもどこでも公共料金を支払うことが可能!
電子マネーアプリを利用して、払込用紙に記載されているバーコードをスマホで読み取るだけで支払いができます。
- Line Pay
- PayPay
- 楽天銀行
- au PAY
さらに以下のように支払い方法をそれぞれ特定のクレジットカードに設定すれば、ポイントももらえるのでとてもお得!
- PayPay⇒ヤフーカード1.5%
- Line Pay⇒Line Payカード最大3%
普段よく使う電子マネーがあれば、ぜひ活用してみましょう! 請求支払いができる企業は電子マネーごとに異なる場合があります。
新電力もクレジットカード払いがお得!
近年増加中の新電力事業者を利用する場合も、クレジットカード払いにすればポイントアップ!
dカード/dカード GOLDでは、以下の事業者の利用でdポイントが貯まります。
- ENEOSでんき: 1.5%
- サミットエナジー:最大3%
- コスモでんき: 2%
また、楽天エナジーでは電気とガス、そして楽天カードとの合わせ技でポイント還元率を上げることができます。

楽天でんき+楽天ガス+楽天カード払いで還元率2.0%になるというわけです!
▼さらに最大6,000円相当のポイントがもらえるキャンペーンも実施中!
キャンペーン期間 | 楽天でんき | |
---|---|---|
楽天ガス | ||
キャンペーン内容 | 楽天でんき | 対象の方全員に楽天ポイント各3,000ポイントプレゼント |
楽天ガス | ||
特典対象 | 楽天でんき |
|
楽天ガス |
|
まとめ
- ポイントが貯まる
- 支払いに行く手間が省ける
- 支出の管理がしやすい
- クレヒスを積める
このように公共料金の支払いをクレジットカードにすることで、口座振替や現金払いでは得られないメリットが盛りだくさん!
キャンペーンや便利な電子マネーなども利用すれば、今よりもっと公共料金をお得にすることができますよ。
あらためて「公共料金の支払いにぴったりのクレジットカードを見つけたい!」と思った方は、「公共料金の支払いにおすすめのクレジットカードの選び方」でぜひおさらいしてみてくださいね。