クレジットカードを持つ大きなメリットの1つが、ポイントを貯められること。
貯めたポイントはショッピングで利用できる他に、別のポイントや商品と交換できます。
せっかくクレジットカードを持つならポイントの還元率が高いカードやポイントの使い道の多いカードを使いたいものです。
そこで今回はOMCカードのポイント還元率を上げる貯め方と使い方を解説します。


ポイント還元率は平均的やけど、利用額に応じて上がっていくんやで。
OMCカードは「わくわくポイント」が貯まる
多くのクレジットカードは利用額に応じてポイントがもらえます。
そのポイントはいろいろな物に交換できるので、貯まったポイントを好きな商品と交換している人も多いのではないでしょうか。
OMCカードのポイントは「わくわくポイント」といい、月間のカードショッピング利用額200円(税込)につき1ポイントが貯まります。
例えば、月間5万円利用した場合、250ポイントが付与されます。
1回払いや分割払い、ボーナス払いなどの支払い方法にかかわらず、1回目の支払いのときに利用分全額に対するポイントがつきます。
ポイントはキャッシュバックサービスやポイント交換にも使えます。
わくわくポイントの有効期限は2年間となっており、たとえば2017年4月に獲得したポイントの有効期限は2019年4月末となります。
ポイントの有効期限はカード代金明細書、もしくは「OMC Plus」というセディナWebサービスで確認することが可能です。
2年間の有効期限は長く感じますが、うっかり交換し忘れるともったいないので有効期限切れには注意しましょう。
さらに、このポイントの還元率を上げる方法があるのでご紹介します。
ポイント還元率が上がる「トクトク!ステージ」
ポイント還元率が上がる秘密が「トクトク!ステージ」です。
簡単にいうと、OMCカードを使えば使うほど翌年のポイント倍率がアップする仕組みです。
一般カードやセディナカードの場合、毎年1月~12月のカードショッピングの請求額が、「50万円~100万円未満だと1.1倍」、「100万円~200万円未満だと1.15倍」、「200万円以上だと1.3倍」のポイント倍率になります。
プラチナカードやゴールドカードの場合、「50万円~100万円未満だと1.2倍」、「100万円~200万円未満だと1.3倍」、「200万円以上だと1.6倍」のポイントになり通常カードに比べるとさらに高倍率のポイントが付与されます。
ポイントの倍率をまとめたのが以下の表です。
請求額 | 一般カード セディナカード |
プラチナカード ゴールドカード |
---|---|---|
50万円~100万円未満 | 1.1倍 | 1.2倍 |
100万円~200万円未満 | 1.15倍 | 1.3倍 |
200万円以下 | 1.3倍 | 1.6倍 |
そこまでショッピングをする予定がないという方も、公共料金など、毎月必ず支払うものをクレジットカードにすることでポイントの還元率があがるかもしれません。
毎月5万円の利用額だと年間60万円の利用となるので、一般カードの場合1.1倍になります。
さらに、光熱費や携帯電話などの通信費の料金をカード支払いにすると年間100万円以上になる場合もあるのです。
支払い方法などを見直して、お得にポイントを貯めてみてはいかがでしょうか。
ポイントのお得な使い方
ポイントを貯めるときに、気になるのはポイントの使い道です。
いくらたくさんポイントが貯められるといっても100ポイントが1円ほどの価値だったり、交換商品が必要のないものだと貯める意味がありません。
わくわくポイントの場合、どのような交換方法があるのでしょうか。
キャッシュバック
わくわくポイントのお得な使い方の1つがキャッシュバックです。
わくわくポイントのキャッシュバックとは、わくわくポイントを金額換算して、毎月の引き落とし口座にキャッシュバックしてくれるサービスです。
1,000ポイントから1,000ポイント毎に交換ができます。
三井住友銀行とジャパンネット銀行では1,000ポイントで800円、そのほかの金融機関が引き落とし口座だと700円のキャッシュバックです。
キャッシュバックは申込日の翌々月末までに振り込まれます。
仮に年間3,000ポイント貯まり、三井住友銀行でキャッシュバックをすると、2,400円が口座に振り込まれることになります。
他のポイントへ交換
わくわくポイントを、他のポイントやマイルに交換するのもおすすめです。
お買い物や携帯電話の支払いに使えるポイント交換先もたくさんあります。
ここでは、ポイント交換先や交換ポイント数などを紹介します。
nanacoポイントでは、わくわくポイント1,000ポイントをnanacoポイント1,000ポイントに交換が可能です。
そして、nanacoポイントはセブン-イレブンやイトーヨーカドーなどで1ポイント1円として利用することができます。
ドトールコーヒーポイントでも、わくわくポイント1,000ポイントを1,000ドトールポイントに交換できます。
そして、10ポイント(10円)ごとにドリンクやフードに利用することが可能です。
G ポイントでは、プラチナカード・ゴールドカードの場合、わくわくポイント1,000ポイントを1,000Gポイントに交換することができます。
Gポイントとは「ポイント交換サービス」を行うサイトのことです。
このサイトでは、「Amazonギフト券」「ANAマイル」「セシール」「VISA」などといったポイントに交換することが可能です。
一般カードの場合では、1回の交換ポイント数が5,000ポイント以上でわくわくポイント1,000ポイントを1,000Gポイントに、交換ポイント数が5,000ポイント未満だとわくわくポイント1,000ポイントを800Gポイントに交換することが可能です。
携帯電話料金などにも使えるdポイント、auポイントも、それぞれわくわくポイント1,000ポイントを1,000dポイント、1,000WALLETに交換することができます。
またJALのマイルに交換することも可能です。
わくわくポイント1,000ポイントで500マイルになります。
わくわくポイント1,000ポイントを他のポイント1,000ポイントに丸々交換できるところも多いので、ポイントカードを普段から利用する人にはキャッシュバックよりもお得に感じられるかもしれません。

興味あるな~。

商品への還元はポイントの還元率があまり良くないんや。
キャッシュバックや他のポイントに交換した方が得やで。

それなら他のポイントから商品を買うことだってできますね。
まとめ
OMCカードの魅力は使えば使うほどお得になることです。
食費から光熱費、通信費などをOMCカードで支払えば、安定してポイントを貯めることができます。
OMC カードで、現金に交換していつもよりちょっとリッチな食事をしたり、欲しかった服を買ったり、旅行代の足しにしたり、きっとあなたの生活を豊かにしてくれます。
どうせ利用するなら還元率が高いクレジットカードがうれしいですよね。