所得税をクレジットカードで納付する5個のメリットと4個のデメリット

所得税の納付

税金といえば窓口で現金払いするか振り込みというのがこれまでの方法でしたが、2017年1月から国税のほとんどがクレジットカード払いに対応されるようになりました。
確かに便利ではありますが、メリットばかりではありません。

この記事ではその中でも所得税をクレジットカードで納付する際の詳細と注意点について確認していきましょう。

こんにちは、美咲です。
税金をクレジットカードで支払えるのは知ってるけれど、なんだか難しそう・・・。
・・・って思ってる人もいるんじゃないでしょうか?
ガマ蔵ドロン
なんやねんそのひっかけは、騙されへんで。
まぁでもどーやって手続きをしたらえぇかわからんって人もいるやろな。
嬢ちゃんはちゃんとわかっとるんか?
バッチリですよ!
今から解説するんで師匠は初孫を見つめるような顔で見守っていてください。
どんな表情したらえぇんやそれ。
なんでもえぇけどお望みどおり微笑ましく見といたるわ。

 

所得税をクレジットカードで納付する5個のメリット

所得税をクレジットカードで納付する5個のメリット

1. 手持ちの現金がなくても支払える

個人事業主や副業のある人にとって、所得税の支払いは稼ぎが大きいほど負担も大きくなります。
毎年納付時期は決まっていても、たまたま現金が手元にないという場合もあるでしょう。
そんなときでもクレジットカードで支払いを先送りできれば、まとまった金額がなくても慌てずに済みます

一般的にはクレジットカードからの引き落としまでの猶予は2か月程度です。
その間にお金を準備しておくことができるというのは、事業者にとってはとてもありがたいのではないでしょうか。

 

2. クレジットカードのポイントが貯まる

クレジットカード会社にもよりますが、ほとんどの場合クレジットカード決済をするとポイント還元があります。
現金払いや振り込みでは1円のキャッシュバックもありません。

支払いに使うクレジットカード規約をよく読み、税金の支払いでもしっかりとポイントがもらえるカードを選択しましょう。

 

3. 分割払いやリボ払いもできる

一括払いが厳しいときには、クレジットカード決済の機能内で分割払いやリボ払いを選択することも可能です。
大きな金額が一度に出ていくのは辛い、というときにはやむを得ません。

当然ながら分割手数料や高金利のリボ払い手数料負担が発生するので、なるべくは避けたい方法です。

 

4. 24時間納付できる

クレジットカードによる納付は、夜間休日を問わず24時間いつでも可能です。
支払い期限ギリギリになってしまっても追徴金を払わずに済むのでとても助かります。

インターネット環境さえあればどこでもできるので、出張先で気づいてホテルで処理するということがあるかもしれません。
窓口が遠い、金融機関に出向く時間がないという人には、とてもありがたいシステムです。

 

5. ほとんどの税金に対応している

申告所得税、相続税、法人税、消費税、贈与税、たばこ税、印紙税など30税目にわたります。
納付の必要なほぼすべてを網羅しているので、複数の税金を支払う必要がある人でも安心です。

ついつい忘れがちな税金の納付も、自宅にいながらできるようになれば払い忘れのリスクが低くなるかもしれません。

 

所得税をクレジットカードで納付する4個のデメリット

所得税をクレジットカードで納付する4個のデメリット

1. 決済手数料がかかる

手軽でいつでも実施ができる利便性の高いクレジットカード納付ですが、最大のデメリットは手数料が発生することです。
納付税額が最初の1万円までは76円(税別)、それ以降は1万円超えるごとに76円ずつ加算されます。
消費税を含めて計算すると手数料は0.82%となるため、高額の納付だと手数料分だけでも馬鹿になりません。

手数料は支払い手数料で損金計上が可能ですが、気になる人は窓口での納付を検討しましょう。
ポイントで相殺するつもりならば還元率1.0%以上のクレジットカードを選択する必要があります。

 

2. お支払サイトでしか納付できない

クレジットカードを使った税金の納付は、どこのサイトでもできるというわけではありません。
「国税クレジットカードお支払サイト」のみの手続きとなります。
現金やnanacoのようにコンビニで支払えるわけではないので注意が必要です。

 

3. 領収証書は発行されない

クレジットカード納付では領収書の発行ができません
クレジットカードの利用明細には記載されるので、記録としては問題ありません。
どうしても領収書が必要な場合には、金融機関か所轄の税務署の窓口での手続きとなります。

 

4. 納付手続が完了すると取消しはできない

納付手続の完了後は、その手続の取消しができません
誤って納付した場合には税務署からの還付手続きを行う必要があります。
その際には、お支払サイト利用時の手数料の返金はできません。

 

納付税額に応じた決済手数料がかかる点に注意

クレジットカードによる納付では、手数料が立て替え払いをおこなう業者の貸し倒れリスクを補うものと考えられ、利用者負担とされています。
手数料は1万円あたり税抜76円(税込82円)ですが、高額納税をおこなう際にはかなりの額になる可能性もあるでしょう。

お支払いサイトでは事前に納付税額に応じた決済手数料がわかるよう、計算シミュレーションのシステムが提供されています。
手数料が気になる人は、シミュレーションを実施してからクレジットカードによる納付をするかどうかを決めるという方法がおすすめです。

ポイント付与があるからとクレジットカード決済を選んでも、手数料分を失念していると損をする場合があることを忘れないようにしましょう。

うーん。
こうやって見ると、どちらも一長一短という感じですよね。
まあ、無理してクレカ払いにする必要もないで。
使うところは使う。使わないところは使わないとキッパリ使い分けられるようになれば、それが一番というわけや。

 

まとめ

税金を納めるのは国民の義務ですが、クレジットカードを利用すれば手軽に納付が実施できてうっかり忘れも防止できるかもしれません。
時間の取れない人や現金がすぐに準備できない人にとっては朗報である一方、手数料負担の発生などデメリットもあります。

インターネット上で一度処理が完了すると取り消しはできません。
クレジットカードで所得税の納付を行う際には詳細を確認し、十分に納得してから実行するようにしてください。

所得税のほかにクレジットカードで支払ができる税金についてはこちらの記事をご覧ください。

税金はクレジットカードで払う時代!納税のポイントと注意点

2018-09-27