クレジットカードを持ちたい!年収はどれだけ重要?

クレジットカードを申し込む際には、必ずクレジットカードの審査を受ける必要があります。
その際にカード会社に申請者のさまざまな属性をチェックされることになりますが、その中の1つに年収の項目があります。
申し込みの際に、ご自身の今の年収では審査を通るのは難しいのではないかと不安になる人もいるかもしれません。
しかし、年収が低かったり、定職についていなかったりするとクレジットカードの審査に通らないかというと、必ずしもそうではありません。

そこで今回の記事では、その年収の項目が審査においてどの程度、重要なのかということをご紹介していきます。

あれ!楽しみにとっておいたプリンがない!師匠、食べましたね!
ガマ蔵登場
な、なんのことやら・・・もぐ・・・さっぱりやわ・・・もぐ。
師匠。虚偽申告はいけませんよ!
きょ、虚偽申告と言えばクレカの審査にも大いにかかわってくるな。
ちょっと話をそらさないでくださいよ!
もー、クレカと年収のかかわりについて調べたら食べようと我慢してたのに・・・。
すまんすまん!
嬢ちゃん、クレカと年収について説明してくれたらなんでも買うから許してや。
わかりました。師匠、男に二言はナシですからね!
常識の範囲内でたのむで!

 

年収いくら以上ならクレジットカードを持てる?

大金

 

実は「年収いくらならクレジットカードを必ず持てる」という明確な基準はありません。

それはカードの審査が、年収以外の属性や信用性など様々な項目を検証し、総合的な判断を下すためです。

申し込み時に一定の年収があることが望ましいですが、カード会社によっては年収がゼロでも持てる場合もあります。

 

学生でもクレジットカードは持てる

学生

 

一般的に学生の方は、収入がないもしくはあっても少額のケースがほとんどです。
しかし、どうしても必要になった場合は、取得することはできるのでしょうか。

結論として、収入が少ないアルバイトの学生であったとしても、クレジットカードの審査に通ることは可能です。

大学生、専門学校生、短大生、大学院生などの18歳~25歳頃の学生を対象にしたクレジットカードをカード会社によっては発行しているので、こちらを活用することができます。

本来、返済をしっかりできる収入のある人に対して提供される支払い手段であるクレジットカードが、学生にも発行される理由はなんでしょうか。

それは、最終的にカード保有者の学生が返済することができない場合でも、保護者が支払いを補償してくれることを前提としているためです。

ただし、18歳以上で、なおかつ高校生でない場合に限ります。
また、収入が極端に少ない場合も、審査に通ることが難しくなるでしょう。

 

年収がゼロなのにクレジットカードが持てる?

それでは、収入が全くない専業主婦の場合はいかがでしょうか。
専業主婦は、審査も厳しそうだしクレジットカードを作ることができないと考えている人もいるかもしれません。

しかし、自身の収入が一切なくても、専業主婦もクレジットカードの審査を受けることは可能です。
もし、パートやアルバイトをしているのであれば、その収入も審査の基準となり、主婦をターゲットとしているクレジットカードであれば十分に通る可能性があります。

また、完全に収入がない場合でも、配偶者の収入を審査の対象とすることができ、配偶者の年収額・勤務先の規模・勤続年数の長さが基準を満たしていれば、カードを問題なく取得できます。

その他、申請者やその配偶者の方の今までの信用情報、家族構成、住居の形態や居住年数なども審査の対象となります。

 

年収のハードルが高いのはゴールドやプラチナ

ゴールドカード

 

様々な特典や付帯条件がつき、保有しているだけで高いステータスを証明してくれるゴールドカードやプラチナカードの取得を検討されている読者の人もいるでしょう。
一般的なクレジットカードの上のランクがゴールドカード、そして更にその上のランクのカードがプラチナカードです。

そして、クレジットカードの審査において、年収の審査基準が厳しいのが、そのゴールドカードやプラチナカードです。
ゴールドカードやプラチナカードといったグレードの高いクレジットカードの場合、予め年収額が高めに指定されていることが多いのです。

そのため、年収の金額が少ない人や収入の安定していないフリーターなどはそうしたカードの審査に受かる可能性が低いといえます。
ただし、この基準も申請者の年齢や職業、勤続年数、そして取得したいカードの種類によっても異なります。

 

年収額の最低ラインだといわれているのは?

平均値

 

先に、クレジットカード審査に必要な年収額の基準は明確ではないと述べました。
ただし、一般的にクレジットカードやカードローンで借入をする際に年収額として必要な最低金額は200万円だと言われています。
カードの申し込みの際に、年収の申告額が200万円以下の場合は、低い年収が原因で審査に落ちている可能性もあります。

ただし、クレジットカードの審査において、年収額はあくまで審査項目の一つです。
カードの審査には、申込者を客観的に判断するスコアリングという評価システムがあり、年収、年齢、住居情報、勤務先、勤続年数などの得られた情報を全て数値化して点数をつけて判定します。

従って、年収が200万円以下であっても、その他の項目で高いスコアを稼げれば、カード取得は十分可能です。

また、申請時の年収額はあくまでも自己申告値であり、カード会社は申請者の職業・勤務先・所属部署・勤続年数からある程度の年収のデータを持っている場合もあります。

従って、極端なケースでは、仮に年収が0円の個人事業主や起業されている人でも、クレジットカードを作成することは可能です。

 

グレードの高いカードに求められる年収額

コインランクアップ

それでは、ゴールドカードやプラチナカードなどのグレードの高いカードに求められる年収額はどの程度なのでしょうか。

結論から述べると、これも、希望するカードの種類やカード会社によりバラツキがあり、明確な基準はありません。
例えば、ゴールドカードであれば年収300万円程度、プラチナカードの申請には年収600万円が必要だと言われていますが、年収1000万円が条件だと言われていた時もありました。

ただし、ゴールドカード、プラチナカード共に通常のクレジットカードに比べて高額の年会費が必要となることが通常です。
従って、その年会費の負担に耐えられる相応の収入があることはカード取得のための必須条件となります。

 

年収は審査でどれだけ重要になる?

クレジットカードの審査において、スコアリングと呼ばれる評価システムを取り、年収、信用度、その他属性が審査されると述べましたが、その中で実際に年収がどれだけ重要になるのでしょうか。

実は、年収そのものの多さよりも、一定の年収が安定的に入ってくる状態である方が、審査においては重要です。

クレジットカード会社が審査を行う際に、その基準のコアとなるのが「3つのC」と呼ばれるもので、それは以下のような内容です。

・Capacity(キャパシティー)=返済能力
・Character(キャラクター)=性格
・Capital(キャピタル)=資産

この3つの項目のうちで、カード会社がもっとも重視するのが「キャパシティー」です。
このキャパシティーは、申請者に定期収入があるか、これまでにカード利用額の返済を滞った履歴がないかといった点で判断されます。

従って、仮に年収額が高くても、収入が安定せず既に保有しているクレジットカードの返済に遅れているようであれば、申請の通過は非常に難しくなります。

更に、たとえ年収が低い人でも、安定してその年収が入ってくるのであれば、発行される場合があります
このケースは、その名の通り、本来であればカードの審査に落ちるようなステータスの申請者でも、5万〜10万円程度の小額の利用限度額のカードを発行してくれるというものです。

このケースが適用されるのは、年収100万円台の30代以上のフリーターと障害年金などの一定の収入がある無職の人と言われています。

 

年収以外に重要となる項目

  • 勤続年数
  • 勤務形態
  • 年齢
  • 家族構成
  • 居住形態、居住年数
  • クレジットヒストリー

次に、クレジットカードのスコアリング審査における、年収以外に重要となる項目を一つずつ紹介していきます。

 

勤続年数

今まで何度も記述してきたようにクレジットカード会社は、カード審査時に申請者の安定・継続した収入を重視します。
従って、転職を頻繁に繰り返している人は勤続年数も短くなり、収入の浮き沈みが激しい人とみなされる恐れがあります。

また、社会適応力が低く、性格に何らかの問題を抱えているとみなされるかもしれません。
よって、審査基準の一つである「性格」の項目においてマイナスとなります。

 

勤務形態

上記と同じく、カード会社が申請者の収入の安定性を吟味する上で勤務形態も重要な項目となります。
世間では様々な雇用形態があり、近年では正規雇用だけではなく、パートやアルバイト、派遣社員、契約社員、自営業者などの非正規雇用で働いている方も多くいます。
審査時のスコアリングの高い方から順に並べると、一般的には以下の順になります。

正社員>自営業者>契約社員>派遣社員>フリーター(アルバイト・パート含む)

また、勤務先における地位も審査の対象になり、こちらは経営者・役員・正社員の順でスコアリングされていると言われています。

一方で、無職または仕事を全くしていないニートの方がカードの審査に通ることは難しくなります。

 

年齢

18歳未満の場合はクレジットカードに申し込みをすることはできません。
18歳以上(高校生は不可)になれば資格が発生しますが、18才、19才の未成年の場合、法律により親権者の同意が必要となります。

20歳以上の方で、正社員などの安定した職業についている場合は、ご自身の判断で申し込みでき、審査も通りやすくなります。

一方で、20歳以上の大学生や専門学校生といった学生の場合は、収入のない学生でも審査の通りやすい学生向けのクレジットカードに申し込むのが無難です。

注意が必要なのが、今までにクレジットカードを一度も作ったことがなく、35歳を過ぎて初めて申し込むケースです。
一般的にクレジットカードを作成し、返済の遅延や滞納などを起こさずに使用していると「クレジットヒストリー」と呼ばれる利用履歴が積み上がって行きます。
しかし、35歳までに一度もカードを作らず、このクレジットヒストリーが白紙の場合は、いくら年収が高く安定した職業についていても、審査に通りにくくなってしまいます

そして、65歳を超えて定年退職をしてしまうと、カード会社は安定した収入を見込めないと判断し、カードの新規発行が徐々に難しくなっていきます

また、年齢が高くなるほど、突然亡くなってしまって貸し倒れが発生するリスクもあるので審査が厳しくなります。

 

家族構成

家族

 

家族構成は、過去の統計上のデータから審査に影響を与えるといわれています。
家族構成のポイントは配偶者の有無(既婚または独身)、子供の有無、親と同居しているかしていないか、の3つがあります。

統計データから算出されたスコアリングとして、独身は「評価が高い。ただし、親と別居の場合は既婚の方が審査上評価が高い」、親と同居「評価が高い」、子供がいない「評価が高い」となっています。

これらは、本人の可処分所得(自由に使えるお金)が高いことに起因します。

 

居住形態、居住年数

家

 

申込者の居住年数と居住形態もカード会社の審査の項目となります。

同じ住所に住んでいる期間が短い場合、返済の遅延が発生した時に夜逃げをされるリスクなどがあるとされ、審査に悪影響を与えるようです。

居住形態については、自己所有または家族所有の持ち家だと今後引越しする可能性が低く、住宅ローンを組めるだけの信用力と返済ができる安定した経済力があるとみなされ審査に最も通りやすくなります。

学生や収入の低い社会人の場合、実家暮らしであれば、親がクレジットカードの返済を負担するという最終手段も取れるため、貸し倒れのリスクも減るので審査に有利です。

 

クレジットヒストリー

クレジットヒストリーとは、信用情報として信用情報機関と呼ばれる機関(CIC・JICC・KSCの3社)に登録されている情報の総称であり、利用者の過去のローンの利用状況やクレジットカードの利用状況、返済履歴が残されています。
カード会社が審査をする際には、このクレジットヒストリーを一番重点的に確認しているといわれます。
過去に滞納や債務整理などの金融事故を起こしていれば、こちらに残ってしまうため審査に不利となります。

クレジットヒストリーについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
クレヒスってなに?審査に落ちるのはクレヒスが原因かも!?

 

年収額はどうやって申告すればいい?

疑問

 

実際にクレジットカードの申請をする際に、年収額をどのように申告すれば良いのでしょうか。

クレジットカードの申し込み用紙には、手取りの年収額ではなく額面の金額を申告します。
額面とは、税金や年金、各種保険料が天引きされる前の給料額を指します。
年収額の書き方としては、1円単位まで細かく記入する必要はありませんが、10万円以上の単位で正確な情報を記入する必要があります。

例)
給与が毎月20万円で天引き後が17万円だった場合
年間、20万円×12=240万円+ボーナス=申告年収額

仮に、ボーナスを足した金額が274万5千円となった場合は、274万円または270万円として記載ができます。

ただし、300万円としてしまうと、虚偽申告となり後述する事態となってしまう恐れがあるのでNGです。

 

嘘の年収を書いたらどうなるの?

嘘つき

 

では、クレジットカードの申請時に嘘の年収額を記入した場合どのようなリスクがあるのでしょうか。

そもそも年収額は自己申告値なのですが、カード会社側は、保有するデータベースや申請者のその他の属性(勤務先等)、個人信用情報機関に登録されている利用履歴などを参照して総合的に判断するので、あからさまな虚偽の情報は見破られます。

そしてその際には、当然のことながらカードの審査に落ちる可能性が高くなります。

クレジットカードとは、カード会社が契約者を信用し、キャッシュレスで使用額を後払いするという仕組みとなっています。

従って、虚偽申請をする契約者は信用できないのでカードも発行できない、という理屈になります。

その虚偽の年収の申告値の差分の大きさなどにより、低度のものから重度のものまでクレジット会社側で記録し、重度の場合は社内ブラックとして登録され、今後カードの発行を受け付けてもらえない場合もあるでしょう。

悪質な場合は詐欺罪として訴えられる場合もあります。
よって、カードを申請する際に、年収額に虚偽の申告をすると、これだけのリスクがあるため、正直に正しい金額を記載する必要があります。

 

希望限度額はいくらにすべき?

カード払い

 

カード申し込みの際に、どのように申請すれば良いのか迷う項目が「希望限度額」です。
クレジットカードで利用することのできる最高金額を利用限度額といいますが、これを申請時に申告する必要があります。

ただし、大きな限度額を設定した場合、カード会社にとって貸し倒れのリスクも高くなりますので、カード審査時に申請者の返済能力に応じて限度額も審査されます。
返済能力に問題がないと判断されれば、希望通りの限度額となります。それでは、希望限度額をいくらにするべきでしょうか。

まず、利用限度額には、「ショッピング枠」「キャッシング枠」の2つの内訳があります。

ショッピング枠とは、ショッピングで利用できる限度額のことで、お店やインターネットでクレジットカードを使って買い物をする際に利用される枠を指します。
このショッピング枠は、年収の3分の1以下さらに3分1ギリギリよりも余裕を持って少なく設定するのが良いでしょう。

次にキャッシング枠ですが、こちらはキャッシングで利用できる限度額をさします。
キャッシングとは、直接現金を借りることなので、借りた分のお金には金利手数料がかかってしまいます。
そのため、今後キャッシングする予定のない方や紛失した時に悪用されるリスクを防ぎたい方は、このキャッシング枠についてはゼロにするのをお勧めします。

尚、クレジットカードを利用している途中でも、利用限度額を増額することは可能です。
この際にも再度審査がありますが、良好なクレジットヒストリーを築けていれば審査を通る可能性も高くなります。

また、良いクレジットヒストリーの実績を作っていれば、カード会社から信用のおける利用者と見なされ、自動的に増額が行われることもあります。

 

キャッシング枠を付ける際の注意点

注意点

 

キャッシング枠については、高い金利手数料がかかってしまうため、枠をゼロにすることをお勧めしました。
それでも、急な現金の物入りや海外旅行中に現金が必要になったためにキャッシングを利用したいという要望があるかもしれません。

そこで、キャッシング枠をつける場合に注意すべき点が「総量規制」です。
キャッシングとは現金を借りることなので、消費者金融や信販会社などの貸金業者からお金を借りる際に適用させる貸金業法が同じく適用されます。
この貸金業法の中に、他社との合計で年収の3分の1を超える借入れを行うことはできないという内容があります。
これが「総量規制」です。
例えば、年収が300万円であった場合、キャッシング枠は最大で100万円になります。

そして、A社とB社の2枚のクレジットカードを申請する場合、キャッシング枠の合計も最大100万円ということになります。
総量規制の上限額までキャッシングを利用して、新たにクレジットカードを申し込む場合、過剰な借入を行なっているとみなされます。

従って、クレジット会社としては、貸し倒れのリスクが高くなるので、キャッシング枠の審査も厳しくなります。
ただし、銀行が発行するクレジットカードは銀行法が適用されるので、貸金業法である総量規制の対象外となります。
ちなみにショッピング枠は、割賦販売法が適用されるので、貸金業法である総量規制は適用されません。

 

審査に落ちてしまう場合は?

落ちる 男性

 

ここまで、クレジットカード申請のやり方や各種条件などについて紹介してきましたが、審査に落ちてしまった場合、どうすれば良いのでしょうか。
年収額や勤続年数に問題がなかったかを確認します。
年収額が極端に少いなど、収入が安定していないまたは会社に勤務して間もない時期などは、カードの申請が通りにくくなります。
さらに、先にご紹介したカードのキャッシング枠についても、総量規制の上限額を超えた場合、審査に通過できません。

次にクレジットヒストリーに問題がなかったか見直す必要があります。
過去に、重度の遅延や滞納をしていたり、それらを理由にクレジット会社から強制解約された履歴があるなどと言う場合は大きなマイナスとなります。

返済能力を失い貸し倒れしたり、自己破産などの債務整理を行った場合は信用情報が著しく損なわれており、審査に通過するのは非常に難しくなります。
カード会社の顧客情報は半年間保持されるから、再度申し込む場合は半年間時間をあけてからするんやで。
半年間、しっかり準備して再チャレンジしましょう!

 

まとめ

以上、クレジットカードの審査において、年収の項目がどの程度重要なのか、申請はどのようにするのかについて紹介しました。

学生や専業主婦など例外もありますが、年収が低いなど、収入が安定していない人はクレジットカードの取得が難しいのが現状です。

その際にキャッシング枠を0(または出来るだけ低い金額)に設定すると審査を通過する可能性も上がります。

そして、そのカードを取得できたらあとは返済を延滞することなく期日通りに支払い、きちんとしたクレジットヒストリーを積み上げていきましょう。
そうすれば、最終的にご希望のクレジットカードを取得することも十分に可能です。
クレジットカードの取得にお悩みの方は、まずは年収に左右されないクレジットカードの利用を検討してみましょう。