クレジットカードは大変便利なものですが、支払いに関する仕組みを知らないと、カードの利用ができなくなる可能性もあります。
「カードの仕組みって複雑でわかんない!」と思われてしまう要因のひとつに、「締め日」と「支払い日」が挙げられます。
この2つは全く異なる仕組みのものなので、この機会にぜひ違いを覚えましょう!
今回は「ライフカード」に焦点を当てて、締め日と支払い日についての基本情報を解説していきます。


そや!
嬢ちゃん、今回は締め日について説明したりや!

私に任せてください!
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券面 | 特徴 | 公式サイト |
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ライフカード<年会費無料> | ||
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学生専用ライフカード | ||
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ライフカード Stella | ||
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目次
覚えておきたいライフカードの締め日と支払い日
クレジットカードには、カード会社やカードの種類によって締め日と支払い日が異なります。
一方、支払い日は銀行の場合、26日・27日・28日・翌月3日の4種類あり、これは引き落とし口座に設定している銀行によって変わります。
ただし、26日と28日を支払い日としているところは多くはなく、ほとんどの場合は27日か翌月3日のいずれかです。
詳しくは後述するものの、支払い日によってカードの使い方は大きく変わります。
口座を複数持っている場合は、どの銀行とライフカードを結びつけるのかをよく考える必要があります。
締め日と支払い日はそれぞれ意味が違う
クレジットカードには締め日と支払い日がありますが、この2つは全く異なるものなので注意しましょう。
例えば1月6日〜2月5日までに10万円分のクレジット利用をしたとしましょう。
ショッピング枠の締め日が5日のライフカードでは、使った分の金額が2月5日に10万円と確定します。
この日は金額が確定するだけなので、銀行口座から10万円が引き落とされるわけではありません。
つまり、上記の例でいうと、2月5日に確定した10万円が、2月27日あるいは3月3日に銀行口座から引き落ちて支払いが完了するのです。
この日までにクレジット利用分以上のお金が口座にないと、支払い遅延として個人信用情報に傷がつく可能性が出てきます。
ライフカードでは5日に金額が確定するため、支払いまでに3週間以上も日にちが空いています。
5日時点で口座に十分なお金がなくても、27日や翌月3日などまでにカード利用分の金額が口座に用意できれば問題はありません。
支払い日が持つもうひとつの特徴に、ショッピング枠の回復があります。
クレジットカードには一般的に利用限度額があり、限度額以上の決済を行うことはできません。
カードの利用分が限度額に達すると、支払い日にカード会社への支払いが済むまでカードを使用することができないのです。
そのため、いつカードを利用するかはとても重要となります。
2月6日の利用分が最長で4月3日と、およそ2カ月間にもわたりショッピング利用枠を圧迫する点に注意しましょう。
ただし、お金がなかなか用意できないなど支払いをできるだけ先延ばしにしたい場合には、締め日をうまく利用することでメリットも生まれます。
ライフカードは金融機関で支払い日が変わる
前述のように、ライフカードの支払い日は金融機関によって変わります。
そのため、カードに紐付けをする金融機関を変える際には、支払い日が変更になっていないか注意する必要があります。
ネット銀行として知名度の高い「楽天銀行」「イオン銀行」「セブン銀行」は、いずれも27日が支払い日です。
また、「ゆうちょ銀行」は27日が支払い日となります。
金融機関 | 支払い日 |
---|---|
もみじ銀行 | 26日 |
三井住友銀行 | 27日 |
三菱UFJ銀行 | |
りそな銀行 | |
楽天銀行 | |
イオン銀行 | |
セブン銀行 | |
ゆうちょ銀行 | |
大分銀行 | 28日 |
鹿児島銀行 | |
肥後銀行 | |
みずほ銀行 | 3日 |
先ほど26日と28日を支払い日としている銀行は少ないと説明しましたが、数ある銀行の中でそれらの日に支払いを設定しているのは、26日が「もみじ銀行」のみ。
少しだけ支払い日が早いので、ライフカードに紐づけしている場合は注意しましょう。
28日が「大分銀行」「鹿児島銀行」「肥後銀行」のいずれも九州にある地方銀行です。
また、これらの支払い日はいずれも銀行の例であり、信用金庫や信用組合でも支払い日を28日などに設定しています。
数的には27日を支払い日として設定している金融機関が若干多いものの、翌月3日に支払いを設定しているところもたくさんあります。
支払いが遅れると信用問題となるため、口座とライフカードを紐付けする場合は必ず金融機関ごとの支払い日を事前に調べておくことをおすすめします。

日にちが延びる?締め日や支払い日が土日祝日の場合は?
締め日や支払い日が土・日・祝日の場合もあるでしょう。
締め日の場合は、土・日・祝日でも関係なく支払い額が確定します。
ですが支払い日はその限りではありません。
引き落としを行う金融機関は土・日・祝日は休みなので、翌営業日の引き落としになります。
- 締め日:土・日・祝日関係なし
- 支払い日:土・日・祝日の翌営業日
こう聞くと「支払い日が土・日・祝日であった場合、まだ数日余裕がある」と思ってしまうかもしれません。
しかし、例えば27日にカード利用分を支払わなければならない場合で、27日が土曜日だったとしましょう。
口座に十分なお金がなくても日曜日に振り込めば問題ないと考えるのは間違いです。
なぜなら、日曜日にお金を振り込んだとしても、それが反映されるのは翌営業日以降だからです。
ライフカードの支払いのほうが時間的に先であれば、結局は支払い遅延となってしまいます。
そのため、ギリギリになってから口座にお金を振り込むのではなく、前もって十分な額を口座に入れておくことが賢明です。
基本的に土・日・祝日の振替日は翌営業日ですが、一部の金融機関では振替日が異なるケースもあります。
自分のケースがどうかは「カードお届け台紙」または「ご利用代金明細書」などに書かれているので確認すると良いでしょう。
締め日と支払い日の注意ポイント
締め日と支払い日では、注意するポイントも変わってきます。
締め日で注意しておきたいことは、締め日までに利用した金額がいくらかということです。
お金は支払い日に口座から引き落とされるので、締め日までにどのくらい買い物をするかを意識することが大切です。
できるだけ早く支払いを済ませたいのなら、ライフカードの場合毎月5日の締め日までにカードを利用します。
逆に、支払いを少しでも先延ばしにしたいのなら、毎月6日以降のカード利用がおすすめです。
支払い日における注意点は、その日までに口座へ十分なお金を入れておくことです。
1円でも支払い額に達していないと支払いが完了できず、延滞金がついたり個人信用情報に傷がついたりしてしまう可能性があります。
支払い日前には常に口座残高をチェックし、余裕を持った金額を入れておきたいものです。
その際気をつけておきたいことは、支払い日前日や前々日に慌てて口座にお金を振り込んでも、時間帯やシステムの関係によっては、支払い日までにお金が口座に振り込まれないこともある点です。
金額の確定は数週間前にされているので、余裕を持った口座管理に努めましょう。
ライフカードの締め日と支払い日を変更する方法
ここで気になるのは、「ライフカードの締め日と支払い日は変更できるのか?」ということです。
クレジットカード会社によっては選べるところもありますが、ライフカードの場合、締め日と支払い日は会員の希望で変更することはできません。
これはライフカードと金融機関の取り決めで引き落とし日を決めているためです。
もしもカード会員のほうで支払い日を変更したければ、引き落とし口座の変更を検討してみましょう。
そうすれば支払い日のみ変更することは可能です。
ただし、締め日に関しては変更ができないので、毎月5日に必ず利用金額が確定します。
支払いが遅れてしまう理由
クレジットカードの支払いが遅れてしまう理由は人によって異なるものの、2つの大きな傾向があるので紹介していきます。
口座の残高が足りない
多く見られるのは、口座の残高がカード利用金額を下回ってしまい、引き落としがかからなかったというものです。
これはうっかりしたミスでよくあるパターンです。
ライフカードの場合は自動的に再引き落しをかけないので、引き落とされていないとわかった時点ですぐに指定された銀行口座に支払いをする必要があります。
指定の口座を知るためにはまずライフカードに電話をし、電話窓口オペレーターに相談します。
カード会社によっては翌日などに再引き落しを行うところもありますが、ライフカードにはそのようなサービスはありません。
したがって、支払い日前後は注意深く口座の状態を観察し、万が一カード利用分が引き落ちていなかったらすぐに電話で確認する必要があります。
ここで注意したいのは、契約によって振込先が変わるということです。
つまり、前回引き落しがからなかったときに使用した指定口座と、今回も振込先が同じとは限らないのです。
支払い遅延が生じた場合は必ずライフカードに電話して、振込先を確認しましょう。
クレジットカードの利用が高額
一方、もうひとつの支払いが遅れやすい状況に、クレジットカードを使いすぎたため利用分を払いきれなくなったというものが挙げられます。
クレジットカードはカード会社に支払い代金を前借りしている状態であり、自分の支払い能力以上の買い物ができてしまうシステムです。
そのため、支払い日までにどうしてもお金が工面できずに延滞してしまうのです。
この場合もライフカードに電話をかけて、オペレーターに事情を説明して指示に従います。
場合によっては分割払いやリボルビング払いの提案をしてくれるかもしれません。
大切なのは少しでも早くカード会社に連絡をして、支払いをしたいという誠意を見せることです。

支払いが遅れると考えられるデメリット
もし支払いが遅れてしまった場合にはどのようなことが起きると考えられるのでしょうか?
利用した分を返済できない状態では、さらに新たなカード利用は禁じられるでしょう。
カード利用が停止され、手持ちのカードを使うことはできなくなります。
また、自宅に督促状が届き、早く連絡したり振り込んだりするように催促されます。
それでも支払いが止まったままだと遅延金が増え続け、最後通告がなされる可能性もあります。
最終的にはカード会社から一括返済を請求されることでしょう。
必ずしもこのような流れになるわけではありませんが、未払いのままずっと放置していると裁判沙汰になる可能性が高いので注意が必要です。
クレジットカードは借金と似ているため、カード会社が貸した分を取り戻そうとするのは当然です。
裁判に発展する前にカード会社に連絡をして、どのような解決方法が考えられるのかを相談することが重要です。
ライフカードの支払いが遅れてしまった場合の対策
どんなに気をつけていたとしても、支払いが遅れてしまうということはあるかもしれません。
ライフカードの支払いが遅れてしまった場合の対処法には、どのようなものがあるのでしょうか?
前述したように、ライフカードは口座からの再引き落としを行っていません。
そのため、時間が経てば自動的に問題が解決するということはありえません。
まずは支払いが遅れていると気づいた時点ですぐにライフカードの電話窓口オペレーターに電話をして、振込先を確認しましょう。
その際、指定された振込口座へ確定した支払い金額を振り込むほかに、遅延損害金も含めて支払う必要があります。
支払いが遅れるほど遅延損害金も多くなるので、できるだけ速やかに指定口座への振り込みを行いましょう。
カード会社によっては、支払い遅延が発生したとしても延滞期間が短ければ、個人信用情報に異動情報を記載しないこともあります。
しかし、長い間延滞をし続けると確実に信用情報に傷がつきます。
支払いが遅れたら速やかに返済する心がけが重要です。
口座の残高不足を回避する!
クレジットカードの支払いが遅れる原因には、うっかり口座の残高が不足してしまうというケースも多く見られます。
そのようなミスを回避するためには、どのような方法があるのでしょうか?

さまざまな引き落し先に指定している口座であれば、残高が不足する可能性はあります。
つい忘れていた支払いが重なると、残高不足に陥る可能性は高くなります。
口座残高は頻繁に確認するとともに、残高には余裕を持たせることが重要です。
同じ口座に引き落しを集中させると、支払いが複雑になってしまいます。
クレジットカード専用口座を設けることで、口座残高が思ったよりも少なくなったという事態を回避できます。
支払い管理をしやすくするためにも、この方法を活用してみてはいかがでしょうか?
ライフカードの支払い方法は?
ライフカードは他のクレジットカード同様、複数の支払い方法が可能です。
国内のショッピングでは、「1回払い」「ボーナス一括払い」「2回払い」「分割払い」「ボーナス併用分割払い」「リボ払い」の6つから選択できます。
「ライフカード Stylish」はリボ払い専用のカードなので、そのほかの支払い方法は選べません。
国内のキャッシングは、「1回払い」「リボ払い」の2つのみです。
また、海外での利用は、ショッピングは「1回払い」「リボ払い」のどちらか、キャッシングは基本的に「1回払い」のみとなっています。
国内 | ショッピング |
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キャッシング |
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海外 | ショッピング |
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キャッシング |
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国内か海外かで選べる支払い方法に違いがあるので注意しましょう。
ライフカードには、支払いができないかもしれないと感じたときには「あとからリボ払い」や「あとから分割払い」という選択肢もあります。
これらのよいところは、利用明細書が届いた後に支払い方法を変更できる点です。
金額が確定してから支払う手段を変えられるため、延滞などの事故を減らすことにつながります。
支払い方法を変える場合は、目安として支払い日の6日前までに変更しておきましょう。
口座振替ではなく振込の人は、基本的な支払い日が3日の場合は前月の末日まで、それ以外は支払い日の前日までとなっています。
ライフカードの支払い方法を変更する際に考えること
支払い方法を変更する際、どのような点に気をつけなければならないのでしょうか?
1回払いや回数の少ない分割払いだと、1回あたりの支払い額が高額になりがちです。
1回あたりの返済額を抑えたければ、手数料はついてしまうものの、リボ払いで支払い額を設定すると余裕を持った額での支払いができます。
手数料を惜しんで延滞などの事故を起こすのではなく、必要に応じて最適な支払い方法を選択していきましょう。
ライフカードのリボ払いには、「リボお支払額コース変更」という便利なサービスがあります。
これは、毎月の支払い額を自動的に変更してくれるというものです。
3,000円コースの場合は、3,000円(クレジット残高1円~10万円)、6,000円(クレジット残高10~20万円)、9,000円(クレジット残高20~30万円)、12,000円(クレジット残高30~40万円)の4種類があり、残高によって支払い額が決定されます。
コース名 | 利用残高と支払額 | |||
---|---|---|---|---|
1円~10万円 | 10万円超~20万円 | 20万円超~30万円 | 30万円超~40万円 | |
3,000円コース | 3,000円 | 6,000円 | 9,000円 | 12,000円 |
4,000円コース | 4,000円 | 8,000円 | 12,000円 | 16,000円 |
5,000円コース | 5,000円 | 10,000円 | 15,000円 | 20,000円 |
10,000円コース | 10,000円 | 20,000円 | ||
20,000円コース | 20,000円 | |||
30,000円コース | ご利用残高60万円まで30,000円 |
自分で返済額を決められないものの、クレジット残高が減るごとに返済額も減っていくため、余裕を持った返済が可能となるでしょう。
リボ払いにしたくても返済額をどの程度に設定したらいいかわからないという人には、利便性の高いサービスといえます。
お財布事情と支払い額のバランスをよく見て、支払う手段を見直すことが大切です。
ライフカードの概要
ライフカードは、日常での買い物や海外旅行時などに役立つクレジットカードです。
年会費が永年無料で、国際ブランドはVisa・MasterCard・JCBの3つから選ぶことができます。
追加カードには家族カードがあり、こちらもスタンダードなライフカードでは年会費が無料です。
ライフカードのポイントブログラムでは、「LIFEサンクスポイント」を貯めることができます。
基本的なポイント還元率は0.5~1.0%で、前年度の使用状況によって翌年度のポイント還元率が変化します。
うれしい特典として誕生日月にはポイントが3倍になるため、ポイントを効率的に貯めたいという人にもおすすめのカードです。
さらに、入会初年度のポイント還元率は通常の1.5倍となり、前年度に50万円以上利用した場合は300ポイントがプレゼントされます。
50万円以上の利用でも次年度のポイント還元率が1.5倍に上るため、魅力的な特典がたくさんあるといえるでしょう。
ライフカードでは、貯めたポイントをアイテムやギフト券に交換できますが、加えてANAマイルにも交換することが可能です。
利用金額1,000円ごとに得られる1サンクスポイントには、2.5マイル分の価値があります。
ポイント移行手数料は無料で、マイル移行上限はありません。移行申請後はおよそ1カ月程度でマイルの移行が確認できるでしょう。
このように、ライフカードは単なる決済手段としてだけではなく、カードライフをますます楽しいものにしてくれるクレジットカードなのです。
まとめ
クレジットカードには、2つの重要な日にちがあります。
締め日と支払い日はカードを使う際の計画に大きな影響を与えるので、それぞれの特徴をしっかりと覚えておくことが重要です。
締め日と支払い日はカード会社によって異なります。
ライフカードを利用する人は、必ずライフカードの締め日と支払い日の両方をチェックしましょう。
ライフカードはカードに紐づけた金融機関によって支払い日が変わるので、あわせて確認が必要となります。
また、ライフカードでは利用明細書が来た後でも支払い方法を変更することができます。
支払い遅延などのトラブルを起こさないためにも、支払い額を上手に調整することが大切です。
ライフカードを上手に使って、カードライフをますます充実させていきましょう。
クレジットカードの締め日の一覧はこちらをご覧ください。
クレジットカードを持ち始めたときってどうやって使えばいいかわからなかったですよね。