この記事でわかること
クレジットカードのステータスとはどういう意味なのか
ステータス性の高いオススメのゴールドカード
ゴールドカードの申し込みをする前に知っておきたいこと
通常のクレジットカードよりワンランク上のカードであるゴールドカード。
「もっとお得にクレジットカードを使いたい」
「カードに付帯されたサービスを利用したい」
ゴールドカードを持ちたいと思う理由にはこのようなものがあります。
ですがそれらの理由以外にも「ステータス性の高いクレジットカードを使いたい」という理由でゴールドカードを所持したいと思う人もいるでしょう。
そこで今回は、数あるゴールドカードの中でも「ステータス性」という面からオススメのクレジットカードを紹介していきます。
どれがステータス性の高いゴールドカードなのか調べてみる必要がありますね!
目次
クレジットカードのステータスとは?
それでは最初に「クレジットカードのステータス性とはどんなものなのか」ということについて簡単に解説しましょう。
クレジットカードにおけるステータスとは「持ち主の社会的信頼度の高さ」や「金銭面の豊かさ」などを表します。
友人や恋人、仕事仲間など、人目を意識するシーンでクレジットカードを利用する際、カードの使いやすさだけでなくステータスを気にするという人もいます。
「社会的ステータスをアピールしたい」「見られても恥ずかしくないクレジットカードを利用したい」などと思う場合、クレジットカードを使い勝手だけでなくステータス性を含めて選んでいる人もいます。
クレジットカードのランク
クレジットカードにはいくつかのランク があり、一般的には下から順に「一般カード 」「ゴールドカード 」「プラチナカード 」「ブラックカード 」となっています。
その中でもゴールドカードは、一般カードよりもワンランク上のステータス性を有していて、ランクの高いクレジットカードの中でも比較的手に入れやすいカードとされています。
クレジットカードのステータスがある理由
クレジットカードの発行には審査が必要で、審査を通過しなければカードは発行されません。
この審査はカードの種類によって求められる収入や勤続年数、職種などが異なり、申し込むカードのランクが高いほど審査のハードルが高いのが一般的です。
よって収入などの社会的安定性を求められることから、高いランクのクレジットカードを持つことは自身のステータスにつながるのです。
ゴールドカードの発行をオススメする理由
ゴールドカードというと「普通のクレジットカードを使い続けないと手に入らない」「高所得者じゃないと招待が来ない」というイメージを持っている人もいるかもしれません。
しかし、ゴールドカードは皆さんが思っているより手に入れやすいかもしれないのです。
プラチナカード以上のランクのカードは、カード会社からのインビテーション(招待)が必要なものも多く、すぐに発行できないこともあります。
ですが、ゴールドカードは審査さえ通過すれば発行可能なものがほとんどで、さらに一般カードと比べると利用可能なサービスが豊富でお得なカードの利用が望めるでしょう。
ゴールドカードを利用するメリットについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
ステータス性の高いオススメのゴールドカード
ではここからはステータス性という面を重視してオススメのクレジットカードを紹介していきます。
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
ゴールドカードの中でも最もステータス性が高いとされているのがこのアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードです。
年会費 | 31,900円(税込) |
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申込対象 | 20歳以上で定職に就いている方(パート、アルバイトは不可) |
発行期間 | 約3週間 |
国際ブランド | AMEX |
貯まるポイント | メンバーシップ・リワード |
ポイント還元率 | 1.0% |
付帯保険 |
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追加カード |
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アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードの年会費はほかのゴールドカードに比べると高額となっています。
しかし、充実した付帯サービスやアメックスのブランドイメージの高さから、ステータス性を重視するユーザーから根強い人気があります。
また、海外旅行によく行く人や、高級なレストラン・ホテルを頻繁に利用するような人たちにも人気があります。
ちなみに、日本で初めて発行されたゴールドカードとしても知られています。
- ゴールド・ダイニング
- オーバーシーズ・アシスト
- プリファードゴルフ・
- エアポート送迎サービス
- 手荷物無料宅配サービス
- 無料ポーターサービス
- リターン・プロテクション
- キャンセル・プロテクション
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
ANAマイルが貯めやすいアメックスブランドのゴールドカードです。
年会費 | 34,100円(税込) |
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申込対象 | 20歳以上で定職に就いている方(パート、アルバイトは不可) |
発行期間 | 約3週間 |
国際ブランド | AMEX |
貯まるポイント | メンバーシップ・リワード |
ポイント還元率 | 0.4% |
付帯保険 |
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追加カード |
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ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは出張や旅行でよくANAの飛行機に乗り、アメックスならではの手厚いサポートを求める人にオススメのクレジットカードです。
アメックスの高いステータス性と共に、ANAの様々なサービスが利用できることが特徴で、ステータス性だけでなく、航空系のクレジットカードとしての利便性も持ち合わせています。
ANAグループでのカード利用時にポイントが通常の2倍貯まり、さらにANAカードマイルプラス提携店でのカード利用時は100円につき1マイルが自動で貯まっていきます。
また、ANAグループの飛行機を利用した際に25%のボーナスマイルが付与されるのです。
年会費はゴールドカードの中でも高額となっていますが、ANAの飛行機に頻繁に搭乗する人や、手厚い補償を求める人、アメックスのクレジットカードが欲しい人にオススメです。
三井住友カード ゴールド
使い勝手とステータス性を兼ね備えたゴールドカードを手にしたいのなら、この三井住友カード ゴールドがオススメです。
年会費 | 11,000円(税込) |
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申込対象 | 原則として、満30歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方 |
発行期間 | 最短翌営業日 |
国際ブランド | VISA・Mastercard |
貯まるポイント | Vポイント |
ポイント還元率 | 0.5%~2.5% |
付帯保険 |
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追加カード |
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三井住友カード ゴールドは大手クレジットカード会社「三井住友カード」が発行するゴールドカードです。
数あるゴールドカードの中でも長い歴史と知名度があり、信頼性も高いのでステータス性は申し分ありません。
また、インターネットから発行の申し込みを行うことで初年度の年会費が無料となり、2年目以降の年会費も割引特典を適用させることで半額以下にすることが可能です。
サポートデスクや、空港ラウンジサービスなど、基本的な特典以外を利用したいという場合は、ほかのゴールドカードを利用したほうがいいかもしれません。
そしてもう1つ「三井住友カード プライムゴールド」というゴールドカードが存在します。
こちらは三井住友カードが発行する満20歳から満30歳未満の方限定のヤングゴールドカードで、満30歳になると最初のカード更新時に三井住友カード ゴールドに自動的にランクアップします。
こちらの年会費は5,500円(税込)と半額になっており、ゴールドカード同様年会費割引特典も存在します。
若いうちからゴールドカードを所持したいという場合にオススメです。
JCBゴールド
日本国内での知名度が高く、国内での利用に適しているのがこのJCBゴールドです。
年会費 | 11,000円(税込) |
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申込対象 | 20歳以上で本人に安定した継続収入のある方(学生は不可) |
発行期間 | 最短3営業日 |
国際ブランド | JCB |
貯まるポイント | Oki Dokiポイント |
ポイント還元率 | 0.5%~5.0% ※最大還元率はJCB PREMO(or nanacoポイント)に交換した場合 |
付帯保険 |
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追加カード |
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日本発の国際ブランドであるJCBが発行しているこのJCBゴールドは、ポイント還元率や付帯保険、特典やサービスなどクレジットカードの機能をバランスよく備えている人気のカードです。
また、プロパーカード(国際ブランドが直接発行するクレジットカード)としての高いステータス性も兼ね備えています。
そしてこのカードを2年連続で100万円以上利用するとJCBゴールド ザ・プレミアの招待を受けることが可能です。
さらにステータス性の高いカードを手にしたいのであれば、このカードを使い続けるとよいでしょう。
ゴールドカードの審査に通るために知っておきたいこと
ゴールドカードを手にするためには、カード会社の申し込み審査を通過しなければなりません。
ですが一般カードへの申し込みに比べ、審査難易度が高くなっています。
ここからはゴールドカードを申し込む前に知っておきたいことを紹介していきます。
知っておいて損はないですよ!
ゴールドカードの必要年収
ゴールドカードの審査で最も重要な要素が年収とされています。
ですが近年の平均年収の低下により、一般的なゴールドカードは年収が300~400万円でも発行が可能とされています。
また、収入のない専業主婦の方がゴールドカードの審査に申し込む場合は、配偶者の返済能力が審査の対象となるので覚えておきましょう。
ゴールドカードの発行に必要な年収についてはこちらの記事をご覧ください。
評価対象となる事柄
審査の対象となるのは年収だけではありません。
申込者の職業や勤続年数、居住年数や家族構成も審査の対象となるのです。
安定した収入のある公務員や医師、大手企業の会社員などは返済能力があると判断され、審査の際に高評価を得るでしょう。
勤続年数が長いということは勤務先が安定しているという意味なので、安定した収入が得られるという判断がされます。
そして居住年数は長ければ夜逃げなどの可能性が減ると判断され、カード会社のリスクが減少するので、こちらも審査の際に好印象を与えます。
家族構成がどう審査に影響を及ぼすか疑問に思う人もいるでしょう。
こちらは「実家で親と同居している」「配偶者と暮らしている」などの場合が高い評価につながります。
「実家に住んでいると返済が困難になったときも家族を頼れる」「結婚している方は家族を養えるだけの経済力がある」と判断されるからです。
クレヒスも大切
クレヒスとは「クレジットヒストリー」の略で、簡単に言うとクレジットカードの利用履歴のことを指します。
クレヒスは個人信用情報機関によって管理されており、審査基準の1つとして利用されます。
クレヒスを積むためにはクレジットカードを利用するだけでなく、住宅ローンやリース契約などのサービスを利用することも影響するので、ゴールドカードを発行したいのであれば積極的なカードの利用が重要となるでしょう。
ゴールドカードの審査については、こちらの記事でより詳しく解説しています。
まとめ
ここまでステータス性の高いゴールドカードや、ゴールドカードの発行を申し込む際に知っておきたいことを紹介してきました。
ゴールドカードと一言で言っても数多くの種類があり、それぞれのカードに特徴があります。
ステータス性を重視して発行するゴールドカードを選ぶ場合でも、どんなシチュエーションでよく利用するか、お得に利用可能なのかも考慮して選択すると、ステータスだけでなく使い勝手も得られます。
自分がどんな理由でゴールドカードを手にしたいかをしっかり考えて利用するカードを選択しましょう。
お店で財布からゴールドカードを出して支払いするのってちょっとかっこいいですよね!