この記事でわかること
dカード GOLDの入会条件
dカード GOLDの審査に通るためのポイント
申し込みからカード発行までの期間
dカード GOLDはドコモケータイの利用料金から毎月10%がポイント還元される、ドコモユーザーにとって非常にお得なゴールドカードです。
そんなdカード GOLDをこれから作ろうと思っている方の中には、「ゴールドカードだし、審査が厳しそう……」と不安に思う方もいるかもしれませんね。
ということで今回は、dカード GOLDの審査基準や審査に通る5つのポイントについて詳しく解説します。

券面 | 特徴 | 公式サイト |
---|---|---|
dカード GOLD | ||
![]() |
|
目次
dカード GOLDの審査基準
dカード GOLDでは以下の4つの入会条件を定めています。
- 個人名義であること
- 満20歳以上(学生は除く)で安定した継続収入があること
- 本人名義の口座を支払い口座に設定すること
- その他ドコモの定める条件を満たすこと
dアカウントはドコモユーザー以外でも作ることが可能。
webで旅行の予約ができるdトラベルや、月額550円(税込)で国内外の映画・ドラマなどを楽しめるdTVなど、さまざまなサービスを利用することもできます。
それではここから、4つの入会条件について詳しく見ていきましょう。
個人名義であること
dカード GOLDは個人名義でなければ作ることができません。
法人名義のカードは申し込み不可となっています。
個人事業主または自営業者であれば「個人名義でカードを作り、それを所得税の支払いに充てる」といった使い方がおすすめです。
満20歳以上で安定した継続収入があること
dカード GOLDを作るには、満20歳以上であることが絶対条件となります。
さらにdカード GOLDに入会するには、安定した継続収入があることが必須条件となっているので、学生では難しいということになります。
専業主婦の場合はdカード GOLDに申し込みをすることが可能です。
dカード GOLDは、会社員や自由業、公務員や医師などのいずれかの職種に該当すれば、申し込みをすることができます。
年金受給者やアルバイト、派遣社員でも入会可能で、「お勤めでない方」や「専業主婦の方」も対象に含まれています。
仕事はしていないけれど株や不動産などで収入がある場合も対象になります。
本人名義の口座を支払口座にすること
dカード GOLDに申し込みをする際は、自分名義の口座を支払口座にする必要があります。
銀行や郵便局に自分名義の口座を持っていないという方は、あらかじめ口座を作ってからdカード GOLDに申し込むようにしましょう。
その他ドコモの定める基準を満たすこと
dカード GOLDに限らず、クレジットカード会社では申し込みを希望する方に対して審査をおこない、基準を満たす方にのみカードを発行します。
その際に重要なのがスコアリングとクレジットヒストリー(クレヒス)です。
多くのクレジットカードの審査でも採用されている「スコアリング」は、以下のような審査項目それぞれに点数を割り振って合格基準に達しているかを診断する審査システム。
- 年齢
- 職業
- 年収
- 勤続年数
- 配偶者の有無
- 居住形態
- 居住年数
- 電話番号
- 借り入れやローンの有無
スコアの付け方や合格ラインになる点数はカード会社によって異なりますが、このスコアリングの採点結果がdカード GOLDの審査にとって重要な判断基準となるわけです。

「クレヒス」は、カードの申し込み者が今までどのようなクレジットカードの使い方をしてきたかを確認するための利用履歴です。
以下の3つの個人信用情報機関が管理しており、カード会社によっては個人情報をすべて把握するため複数の個人信用情報機関に加盟している場合があります。
クレヒスを調べることで返済延滞や自己破産、債務整理といった金融事故歴がないかをチェックします。
もしも金融事故歴があった場合、いわゆるブラックリストに載る状態になり、dカード GOLDはもちろんどのクレジットカードの審査に通ることも難しくなるので注意が必要です。
個人的にクレヒスを開示する方法もあるので、自分のクレヒスに傷がついていないか気になる方は事前に確認してみましょう。
dカード GOLDの審査に通る4つのコツ
ここからは、前述の定められた入会条件以外でdカード GOLDの審査をスムーズなものにするために知っておくべき4つのコツをご紹介します!
- キャッシング枠を0にする
- 多重申し込みをしない
- 優良なクレヒスを積んでおく
- dカードからのアップグレード
1.キャッシング枠を0に設定する
キャッシングはクレジットカードに付与されている機能で、ATMから現金を借り入れることができます。
キャッシング機能が付いているということは、クレジットカードで借金が可能になるということで、審査がさらに厳しくなります。
特に必要がなければ、キャッシング枠を0にしておきましょう。
2.多重申し込みをしない
短期間のうちにクレジットカードを複数枚申し込んだ場合、多重申し込みとみなされ、「お金に困っているのではないか」と疑われる可能性があるので注意しましょう。
クレジットカードの申し込み情報は、個人信用情報機関に6か月間残ります。
最後にクレジットカードを作ってから最低でも半年間が経過するまでは、dカード GOLDの申し込みは控えるようにしたほうが良さそうです。
3.優良なクレヒスを積んでおく
審査の判断材料となるクレヒスがない場合、カード会社は申し込み者がどのようなカードの使い方をするのかがわかりません。
特に、30代以上になってもクレジットカードやローンなどの利用履歴がないと、「スーパーホワイト」と呼ばれる状態になります。
じつはスーパーホワイトという状態は、金融事故を起こして信用情報機関に記録がなくなった状態と区別がつかず、「過去に金融事故を起こしたのではないか」と疑われてしまうかもしれないのです。
そういったことを避けるためにも今までまったくクレジットカードを作ったことがないという方は、dカード GOLDを作る前に別の作りやすいカードを作って優良なクレヒスを積んでおきましょう。
4.dカードからのアップグレードで手に入れる
dカード GOLDの審査に通るかどうか不安な方は、まずは一般カードのdカードから作ってみるのもおすすめです。
dカードユーザーからのアップグレードは、dカード GOLDの審査を有利に進めることができます。
ただし、dカードからdカード GOLDにアップグレードした場合、カード番号が変わるので注意しましょう。
dカードの審査についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
dカード GOLD申し込みからカード発行までの期間
申込み状況や申し込み者のクレヒスの状況によっては長引く場合もありますが、以下の条件を満たしていると最短5分で審査が完了します。
- 9:00~19:50に申し込み手続きが完了している
- 申し込み時に引き落とし口座の設定が完了している
申し込み方法 | 目安の期間 |
---|---|
Webサイト | 最短5日 |
ドコモショップの窓口 | 約2週間~4週間 |
郵送 | 約3週間~4週間 |
審査や発行に時間がかからないようにするためには、以下の3つのポイントをおさえておきましょう。
- Webサイトから申し込む
- キャッシング希望枠は最低額もしくは「0」にしておく
- 支払い用の銀行口座の設定をインターネット上で済ませておく
インターネット環境が利用できない特別な理由などがなければ、Webサイトを通じてカード発行の申し込みをおこないましょう。
また、キャッシング枠を設定すると審査に時間がかかる原因にもなるので、なるべく早くカードを手に入れたいのであればキャッシング枠は「0」にしておいた方が無難。
キャッシング枠は、あとから枠を増やす申請を出すことも可能です。
さらに支払い用の銀行口座の設定をインターネット上で済ませておくと、書類を郵送する手間や時間を省くことができます。
審査情報を確認する方法
もし審査状況を確認したいのであれば、「My docomo」の「ご契約内容確認・変更」から確かめることが可能です。
審査中であれば「受付中」、審査が通ったなら「契約中」、そして審査に落ちた場合は「未契約」と表示されます。
ただ、1週間以上経っても連絡がこない場合は、何らかの不具合が発生していることも考えられるので、サポートセンターに問い合わせてみましょう。
dカードの作り方の詳細はこちらをご覧ください。
dカード GOLDは家族カードも作るとさらにお得!
家族カードについても知りたいという方はこちらの記事もあわせてご覧ください。
まとめ
dカード GOLDの入会条件は4つ
dカードからのアップグレードも可能
審査は最短5分で完了、発行までは最短5日
dカード GOLDの審査はあまり厳しくありませんが、審査に通るにはクレジットヒストリーに問題がないことや、一定の収入があることなどが必要になります。
ゴールドカードの審査に通るかどうか不安という方は、先にdカードを作っておくことをおすすめします。
dカードは一般カードのため、dカード GOLDに比べて審査に通りやすく、dカード GOLDへのランクアップも有利におこなうことができます。
特にドコモユーザーにお得なサービスが揃っているので、気になる方はぜひ申し込んでみましょう!
こんにちは、二村です。
dカード GOLDをスムーズに手に入れるためにも、公開されている入会条件以外に審査通過のポイントも確認しておきましょう。