この記事でわかること
dカードの締め日・支払い日
支払いが心配な場合の支払い方法
支払いを遅らせないためにできること
docomoユーザーに人気のdカードを利用するなら、「締め日」と「支払い日」を把握しておくことが大事。
この2つを知っておくことでより便利にdカードを利用することができます。
「締め日と支払日の違いってなに?」
「引き落としに間に合わなかったときはどうすればいいの?」
このような利用する上で出てくる疑問や心配を解消するべく、今回はdカードの締め日・支払い、そして支払いを遅らせないためにできることを解説していきます。
ほんじゃ、今日はdカードの締め日について見ていこか!
といっても、複雑なことはまったくないから気負わなくってもええで。
券面 | 特徴 | 公式サイト |
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dカード | ||
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dカードGOLD | ||
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目次
dカードの締め日と支払い日は1つだけ
クレジットカードには「締め日」と「支払い日」があります。
「締め日」とはクレジットカード会社が利用代金を清算するために、1カ月単位で利用した分をその日で締め切り、支払い金額を決定する日のこと
「支払い日」とは、締め日で決定した金額が実際に銀行口座から引き落とされる日のこと
では、dカードにおける締め日と支払い日の仕組みはどうなっているのでしょうか?
dカードの締め日は毎月15日、支払い日は翌月10日と決まっています。
締め日に関しては、15日が土日祝日だった場合も変わりません。
支払い日に関しては、10日が土日祝日などで金融機関が休業日の場合は、翌営業日が支払い日となります。
dカードの締め日を把握しておくべき理由
dカードを利用するとき、口座から引き落とされる支払い日を気にする方は多いですが、締め日もしっかりと把握しておきましょう。
締め日を把握しておくことで、毎月の支払い額を自分でコントロールすることができるというメリットがあります。
締め日前の利用で当月分にならないケース
クレジットカードの締め日を意識して利用するうえで気をつけなければいけないことは、締め日直前や締め日当日の利用についてです。
dカードを締め日前に利用した場合でも、当月分の利用にならない場合があります。
また、インターネットや海外でクレジットカードを利用した場合も多少のズレが生じてしまうことがあります。
締め日に確定した利用代金は、実際に利用したリアルタイムの日時ではなく、ショップがdocomoに請求をした日をもとに決まるためです。
ショップがdocomoに請求する処理を翌日に行った場合など、データ処理の関係で遅延が発生してしまう可能性があります。
この場合は支払いが翌々月になってしまうので、自分が思っている支払い金額と異なる場合があるため注意が必要です。
すでに支払ったと思っていた高額の請求が忘れたころに来てしまい、口座残高が足りなくなってしまったということにならないよう、日頃からカードの利用明細をこまめにチェックしておくようにしましょう。
確実に翌月に支払いしたい場合は、締め日ギリギリでのショッピングは避け、日にちに余裕を持ってショッピングをすることがおすすめです。
手数料のかからない支払い方法
- 1回払い
- 2回払い
- ボーナス一括払い
dカードの支払い方法には、1回払い・2回払い・リボ払い・分割払い・ボーナス一括払いの5種類があります。
この中で「1回払い」「2回払い」「ボーナス一括払い」の場合は手数料がかかりません。
毎月の締切日までに利用した金額を翌月の支払い日に一括で支払う方法
毎月の締切日までに利用した金額を翌月と翌々月の支払い日に均等で分割して支払う方法
締め日が夏と冬の2回あり、12月16日から6月15日の利用金額は8月の支払い日に支払い、7月16日から11月15日の利用金額は翌年1月の支払い日に支払うという方法
ボーナス一括払いは時期によっては支払い日を数カ月延長できるうえに、手数料が一切かからないのもうれしい点です。
ボーナスが出ないという方も、月々の給料を積み立てておくことでボーナス払いは活用できます。
ボーナス払いで気をつけておきたいことは、自分のボーナス時期と支払い時期が異なる場合があるということと、店舗によってはボーナス払いが利用できないということです。
手数料をかけずお得にクレジットカードを利用したい場合は、1回払い・2回払い・またはボーナス一括払いという3つのうちのいずれかの方法で支払いをするようにしましょう。
支払い額は安いけれど手数料のかかる支払い方法とは?
- リボ払い
- 分割払い
dカードでは「リボ払い」と「分割払い」で支払いをすると手数料がかかります。
また、毎月の支払い日にかかわらずコンビニやATMから繰上返済をすることもできます。
リボ払いには店舗で購入時に支払い方法を指定する以外に、以下の2つの利用方法もあります。
こえたらリボ | あらかじめ決めておいた指定支払額を超えた分だけリボ払いになる |
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あとからリボ | ショッピングをした後で支払い方法をリボ払いに変更できる |
「こえたらリボ」は、指定支払額を超えない場合はリボ払いにはならず、一括で支払います。
指定支払額は5千円または1万円以上、1万円単位で設定可能です。
「あとからリボ」は、1回払いまたはボーナス払いで購入した商品を後日リボ払いに変更できるサービス。
WEBまたは電話で申し込むことができます。
分割払いの支払回数は、3・5・6・10・12・15・18・20・24回の中から希望の回数を指定することができます。
また、1回の利用金額が5万円以上の場合に限り、1回払い・2回払い・ボーナス一括払いで購入した商品をあとから分割払いに変更できる「あとから分割」という便利なサービスもあります。
とくにリボ払いの場合は、知らないうちに支払い残高が高額になり、発生する手数料の負担が大きくなることもあるので要注意です。
口座が残高不足なら「再引き落とし」に間に合わせる!
万が一、支払い日に口座が残高不足になった場合は「再引き落とし」の日までに入金しましょう。
再引き落としのタイミングは口座引き落しの設定金融機関によって異なるため、しっかりと把握しておくことが大切です。
金融機関 | 引き落としのタイミング |
---|---|
| 月末まで毎営業日の引き落とし |
ゆうちょ銀行 | 20日に再引き落とし |
その他の金融機関 | 指定された口座に振り込みする必要があり、振り込み口座は支払い日以降に届く通知文で確認 |
dカードにはこのような再引き落とし制度があるため、「少しくらい遅れてもいいのでは」という気持ちを持ってしまう方もいるかもしれません。
しかし再引き落としには手数料や遅延損害金が発生する場合もあります。
「万が一何かの事情で支払いに間に合わなかったときのための制度」だということを忘れてはいけません。
もしも支払い日に残高不足で引き落としができなかった場合、必ず再引き落としに間に合わせるようにしましょう。
引き落としできなかったらすぐに連絡を!
では、引き落とし日に口座の残高が不足していて支払いができなかったときはどうしたらよいのでしょうか?
dカードは支払い日に口座から引き落としができなかった場合、まずは通知文が郵送されます。
金額や支払方法についての詳細は、通知文をしっかり読んで確認しておきましょう。
通知文が届いていない場合は、「ニッテレ債権回収株式会社ドコモdカード受託センター」に電話をして、支払い額や支払い方法を問い合わせる必要があります。
「ニッテレ債権回収株式会社ドコモdカード受託センター」は8時45分~20時45分の間につながります。
平日だけでなく、土日や祝日も営業していますが、年末年始は休日となっています。
dカードで引き落としができなかった場合はそのまま放置するのではなく、すぐに連絡をするようにしましょう。
dカードの支払い日を守るべき理由
支払い日に残高不足で引き落としができなかった場合、再引き落としで支払いを継続することができます。
docomoで支払い確認ができない場合、dカードは使えなくなってしまい、信用情報機関に情報が登録されてしまいます。
再引き落としにより支払いが継続されていればクレジットカード自体が停止になることはありませんが、支払いが遅れている情報が信用情報機関に残ってしまう可能性があります。
それにより将来クレジットカードを作れなくなったり、住宅ローンが組めなくなる可能性があるので、支払い日は必ず守りましょう。
口座の変更手続きはWebか郵送でOK
dカードの再引き落とし方法は金融機関によって異なるため、口座の変更をしたいという方も出てくるでしょう。
dカードの口座変更方法はWebか郵送で行うことができます。
それぞれの手順を見てみましょう。
- dカードのホームページにアクセスし、dカードのカード会員番号と暗証番号を入力
- 銀行名・店番号・支店名・預金種目・口座番号を入力し、金融機関サイトへの情報送信に同意
- 金融機関サイトへとページが切り替わるので、必要項目を入力
- 金融機関サイトの案内に従って入力していくことで、口座振替の申込みが完了
- dカードのホームページにある資料請求から変更届を請求
- 変更届に必要事項を記入・捺印し、郵送
また、預金口座振替依頼書・自動払込利用申込書を持っている場合は、必要事項を記入・捺印し、郵送することで変更が可能です。
利用明細はパソコンやスマホで簡単チェック
dカードの利用明細や支払い額は、パソコンやスマホで簡単に確認することができます。
利用明細や支払額を確認するには、dカードのホームページにdアカウントまたはMember’s IDでログインします。
このdアカウントやMember’s IDは無料で発行することが可能です。
dアカウントはdカードだけでなく、その他にもドコモクラウドやdマーケットなど、さまざまなdocomoのサービスにおいて共通で使えるアカウントなので、この機会に作っておくと便利です。
dアカウントはdocomoユーザー以外でも無料で作ることができます。
また「その他の月のご利用明細書」メニューでは、過去15カ月分の確定分や未確定分の明細を確認することができます。
封書による「ご利用代金明細書」の発行・郵送も可能ですが、希望する場合は必ず申し込みが必要で、発行手数料が別途かかります。
まとめ
dカードの締め日は毎月15日、支払い日は翌月10日
締め日を把握して当月の支払い額を確認
自分に合った支払い方法を利用する
残高不足だった場合の再引き落とし日に注意
dカードはクレジットカード機能だけでなく、電子マネーやポイントカードも兼ね揃えた三位一体の便利でお得なカードです。
そんなお得で便利なカードだからこそ、締め日と支払い日をしっかり把握することが重要!
dカード自体が解約になってしまう場合もあるので、うっかり支払いが遅延してしまわないように気をつけて利用しましょう。
クレジットカードの締め日一覧はこちら↓
クレジットカードをたくさん使うなら、締め日について知っておいたほうがいいですよ。