この記事でわかること
クレジットカードを選ぶ最低限のポイント
メインカード・サブカードの選び方
複数枚持ちがおすすめの理由
クレジットカードを発行しようと思ったとき
「カードの種類が多すぎて違いがよくわからない」
「カードの説明を読んでもいまいちどんな意味がわからない」
なんて感じてしまったことはないでしょうか?
クレジットカードの細かい違いがよくわからず、どのカードが自分と相性がいいのかわからないっていう人もいるでしょう。
そこで今回は、クレジットカードに求める条件別に選び方のアドバイスをしていきます。


自分のライフスタイルなんかも考えて、一番ええのを選びたいもんやな。
そこで、今回は数あるクレジットカードのなかから、どのように選ぶといいかについて解説します。
どれが自分に合ったカードなのか迷うものですが、いくつかのポイントを押さえていけば、選択肢は絞られますよ。
今回ご紹介するクレジットカードから1枚づつピックアップしたカード↓
目次
クレジットカードを選ぶポイント
- 年会費で選ぶ
- 国際ブランドで選ぶ
- ポイント還元率で選ぶ
- 貯めたポイントの使い道
- 付帯サービスで選ぶ
- デザインで選ぶ
クレジットカードを選ぶときには自分のライフスタイルを念頭に置くことが大切ということです。
では具体的にクレジットカードを比較するときのポイントについて詳しく紹介していきます。。
年会費で選ぶ
クレジットカードを選ぶ際に特に重要なのが年会費です。
年会費が無料ということは、クレジットカードを発行してサービスを受けても、一切お金がかからないのでお得に感じますよね。
「いざというときのために持っておこう」「まだ使う目的が決まっていない」という人なら、年会費無料なのは大きなポイント!
年会費無料であっても、カードに付帯するサービスが意外と充実しているものもあります。
では年会費が必要なカードはお得ではないのかというと、それは利用する人次第です。
年会費は有料でもカードの利用が1度でもあれば年会費が無料になるという、実質的に無料であるカードもよくあります。
そして、旅行や出張に行く機会が多い人には、充実した付帯保険があり、空港のラウンジが無料で利用できる有料カードのほうがお得になることもよくあります。
どんな目的で、どの程度の頻度でカードを利用するかを自分でしっかり把握してさえいれば、年会費有料のカードでも十分お得に使うことができるのです。
つまり、年会費とサービスのバランスが大事ということです。

年会費無料のクレジットカードは年会費無料おすすめクレジットカード比較をご覧ください。
国際ブランドで選ぶ
クレジットカードは国際ブランドのうちどれかと提携しており、そのブランドの加盟店で利用することができます。
国際ブランド | 特徴 |
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Visa |
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Mastercard |
|
JCB |
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American Express |
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Diners Club |
|
世界シェアが多いVisaやMastercardと提携されたクレジットカードを選ぶと、使える店舗数が多くどこの国でも「クレジットカードが使えない!」と困ることはありません。
日本でのみカードを利用するという人にはJCBがおすすめ!
また中国での利用が多い人は銀聯が便利です。
銀聯についてはこちらの記事でご確認下さい↓
DISCOVER提携のクレジットカードは日本国内では作れません。
1枚目のクレジットカードは、自分自身のライフスタイルに合った国際ブランドを選択しましょう。
海外旅行をする可能性があるならVisaかMastercardの選択が無難です。
2枚目のカードをつくる場合、1枚目のカードとは別の国際ブランドがおすすめです。
店舗によっては使えない国際ブランドもあるので、複数の国際ブランドのカードを持っていれば使える範囲が広がるというわけです。
国際ブランドごとの詳細とおすすめカードについては国際ブランド別おすすめクレジットカード比較をご覧ください。
ポイント還元率で選ぶ
ポイント還元率とは、クレジットカードの利用金額に応じて受け取れるポイントの割合を表したものです。
一般的な還元率は0.5%程度、つまり1,000円の利用につき5ポイント貯まることになります。
ポイント還元率が1.0%以上のカードは高還元率とされ、クレジットカードを選ぶ際のメリットのひとつとなります。
ポイントには有効期限や最低交換ポイント数が設定されている場合もあります。
貯めたポイントの使い道を決めておくと、知らないうちにポイント失効してしまうような失敗を防げます。
ポイントの失効が気になる方は、永久不滅ポイントが貯まるクレジットカードがおすすめです。
ポイント還元率の高いカード | ||
---|---|---|
カード券面 | 特徴 | 公式ページ |
楽天カード | ||
![]() |
|
|
Orico Card THE POINT | ||
![]() |
|
また、ポイントはクレジットカードの使い方次第でより多く貯めることができます。
- カード会社のショッピングモールを利用する
- クレジットカードをたくさん使ってボーナスポイントをもらう
- 入会キャンペーンでポイントをもらう
- 家族カードを発行し、家族みんなでポイントを貯める
発行元のショップのヘビーユーザーであれば、たくさん還元されたポイントをまた買い物に利用できるのでメリットが大きいです。
高還元率のクレジットカードはポイント高還元率のおすすめクレジットカード比較をご覧ください。
貯まったポイントの使い道
クレジットカードで貯めたポイントは商品・他ポイントへの交換や電子マネーへのチャージ、キャッシュバックなど、さまざまな使い道があります。
たとえばOrico Card THE POINTは、オリコのポイントサイト「オリコポイントゲートウェイ」で500ポイントから楽天ポイント、ANAマイル、JALマイルに交換ができます。
移行先のポイントによって交換レートが変わるので、レートを比較したうえで交換先を選ぶことが大切です。
もし「交換したい商品がない」「ポイントの使い道がわからない」という方はキャッシュバックがおすすめの使い方です。
付帯サービスで選ぶ
クレジットカードには、お得な特典が付いているものがあります。
お買い物をしたときに割引や優待が受けられる特典などもあるので、自分がよく使うお店やサービスでの優待があるならとってもお得になるでしょう。
- 特定の店舗でのポイント還元率アップ
- 特定の店舗での割引・優待サービス
- 空港ラウンジの利用
- 保険の付帯
- コンシェルジュサービス
- ビジネスサービス(法人カード)
そしてクレジットカードには付帯保険が用意されているものもあります。
主なものを挙げると、海外旅行傷害保険・国内旅行傷害保険・ショッピング保険(動産総合保険)があります。
旅行傷害保険は、旅先での怪我や病気の治療を補償してくれます。
ショッピング保険は、購入した商品の盗難や破損などを補償してくれます。
不安症な方は補償がしっかりしたクレジットカードを選びましょう!
基本的に、年会費が高いクレジットカードほど比例して保険が充実していきます。
デザインで選ぶ
券面が自分の好みのデザインであることも、人によってはクレジットカードを選ぶ大切なポイントとなるでしょう。
気に入っているデザインのカードなら愛着が湧くので大切にしながら長く使おうと思えるはずです。
ハイグレードなクレジットカードは高級感を感じるデザインのものが多く、持っていることでステータスの高さを実感できるでしょう。
また、エポスカードは女性向きのイメージを中心とした70種類以上のデザインから券面を選ぶことができるのが魅力のひとつです。
券面のデザインだけでなく、限定グッズのプレゼントなどのキャンペーンが付属している場合もあります。
デザインにこだわったクレジットカードはこちらの記事にまとめています。
クレジットカードを2枚以上申し込むのもOK!
クレジットカードを複数枚持っている人は多いでしょう。
でも、何となく漠然とつくっていたとしたら、とてももったいないことです!
どんな目的でカードをつくり、どのように使い分けるかを前もってしっかり考えておくのが賢い使い方です。
なぜなら、お互いの弱点を補うクレジットカードを持つことが有効だからです。
メインカードの選び方
メインカードは普段使いのカードなので、どこのお店で使ってもポイント還元率の高いカードがおすすめです。
年会費が無料であればなおよいですが、ポイント還元率は年会費有料のカードのほうが高い場合や、自分にとってメリットの高いサービスが付帯されている場合もあります。
払う年会費以上のメリットがあるのなら、年会費が有料であっても選ぶ価値は十分あるでしょう。
「使えるお店が少ない」「自分がよく利用するお店で使えない」では意味がないので、国際ブランドは自分にとって使いやすいものを選ぶようにしましょう。
世界シェアが1位のVisaや2位のMastercardなら使い勝手が悪いことはめったにありませんが、海外旅行に出かける機会がない人ならJCBのほうが使い勝手がいい可能性もあります。
たとえば、ステータスを重視してアメックスやダイナースクラブのカードを作った場合は、サブカードには決済の利便性の高いVISAやMasterCardを選ぶと便利でしょう。

サブカードの選び方
サブカードは、メインカードにはないメリットが得られるものを選びましょう。
メインカードをステータス重視で選んだ場合には、普段よく利用するお店と提携しているカードをサブに選んで利用すれば、さらに高還元率でポイントが付与されるでしょう。
サブカードはあくまで補助なので、年会費は無料のほうが安心して申し込めます。
特に、メインカードをサービス重視で年会費有料のものにした場合、サブカードにも年会費がかかってしまうとカードを2枚持っているだけで保有コストがかかり負担になってしまいます。
クレジットカードの2枚目の選び方はこちらの記事も参考にしてください。
ここまでクレジットカードを選ぶポイントやメインカード・サブカードを選ぶポイントを紹介してきました。
それを踏まえ、ここからは目的別におすすめのクレジットカードを紹介します。
最初の1枚にもおすすめのクレジットカード
年会費永年無料!楽天カード
「楽天カード」は年会費永年無料で常にポイント還元率1.0%と高還元率!
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年会費 | 永年無料 |
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申込資格 | 18歳以上(高校生を除く)で安定した収入のある方。 |
審査/発行 | 通常1週間 |
国際ブランド |
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ポイント還元率 | 楽天スーパーポイント:1~3% |
付帯保険 |
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追加カード |
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電子マネー機能 | 楽天Edy |
楽天市場の利用なら3.0%、キャンペーン時はポイント最大10%以上も!
さらに電子マネー機能「楽天Edy」ならコンビニの利用にも1ポイント1円として現金感覚で利用することが可能です。
「カード利用お知らせメール」「商品未着あんしん制度」「ネット不正あんしん制度」が付帯しており、安心してネットショッピングをすることができます。
「楽天カード」の詳細はこちらの記事でも紹介していますので、ぜひご覧ください↓
女性に嬉しいサービスが充実!JCB CARD W
18歳以上39歳以下限定の「JCB CARD W」は39歳を過ぎたあとも年会費無料で利用できるクレジットカード。
通常JCBカードを利用すると利用金額1,000円ごとに1ポイントのokidokiポイントが貯まりますが、JCB CARD Wの場合はポイント還元率が常に2倍!
さらに新規入会時には3ヶ月間ポイント4倍と、初めてカードを利用する方やあまりカードを利用しないという方にお得な特典です。
また女性向け「JCB CARD W plus L」は、化粧品やファッションなどのお得を発信するサービス「LINDAリーグ」や女性向けの保険をお手頃価格で付帯できる「お守リンダ」など女性に嬉しいサービスが充実しています。
39歳以下の方や日本でのカード利用が多い方にもおすすめの「JCB CARD W」の詳細はこちらでも紹介していますので、ご覧ください↓
ポイントが貯めやすい、使いやすい!Orico Card THE POINT
「Orico Card THE POINT」は、年会費無料で楽天カードと同じく、基本還元率は常に1.0%!
![]() |
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年会費 | 永年無料 |
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申込資格 | 原則として年齢18歳以上の方(高校生は除く) |
審査/発行 | 最短8営業日 |
国際ブランド |
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ポイント還元率 | オリコポイント:1% |
付帯保険 | カード盗難・紛失保障 |
追加カード |
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電子マネー機能 |
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いつものネットショッピングもオリコモール経由なら、通常ポイントに加え、0.5%~1.5%のポイントが加算。
貯まったポイントの使い道は、商品や他ポイントへの交換ができます。
交換先は豊富で楽天スーパーポイント、Tポイント、Amazonギフト券などリアルタイムで交換が可能です。
ポイントをたくさん貯めたい、ネットショッピングをよくする方におすすめの「Orico Card THE POINT」の詳細はこちらをご覧下さい↓
Suica一体型のクレジットカード「ビュー・スイカ」カード
「ビュー・スイカ」カードは、交通系電子マネー「Suica」とクレジット機能が一体型のクレジットカード。
「ビュー・スイカ」カードは普段のお買い物のほか、電車・バスの利用やオートチャージ機能でポイントが貯まります。
さらに、JR東日本のみどりの窓口やびゅうプラザでの定期券の購入、Suicaチャージなどはポイント3倍!
通勤・通学にJRを利用する方におすすめのクレジットカードです。
「ビュー・スイカ」カードの詳細はこちらでも紹介していますので、ぜひご覧ください↓
まとめ
クレジットカードを選ぶための大きなポイントは以上の6つです。
年会費
国際ブランド
ポイント還元率
貯まったポイントの使い道
付帯サービス
券面デザイン
これらのポイントと自分のライフスタイルを掛け合わせて考えれば、どのようなカードが自分に向いているのかが自ずと浮かび上がってくるはずです。
実際にどれだけのメリットがあるかを調べるのも大切ですが、自分の感覚では何に対してお得を感じるかということも意外と大事なポイントです。
ポイントを押さえて自分に合ったクレジットカードを選んでみてください。
今回ご紹介したクレジットカードは「【専門家監修】おすすめ人気クレジットカードランキング」でも紹介していますので、ぜひご覧下さい。
よさそうなクレジットカードがいっぱいあって、何を選んだらわからないのは誰もが通る道ですよね……。