クレジットカードの審査で見られるポイント
返済能力(安定した収入があるか?)
資産・財産(持ち家か?貯蓄どうか?)
お金に関する性格(信用情報はクリーンか?)
キャッシュレス化が促進される現代において、クレジットカードを1枚も持っていないのは非常に不便!
そこで今回は、クレジットカードが欲しい方のためにクレジットカードの審査の実態について詳しく解説していきます。
「クレジットカードの審査内容について詳しく知りたい」「クレジットカードの審査を突破するための方法を知りたい」という方はぜひ最後までご覧ください!

▼クレジットカードの審査が不安な方にはこちらのクレジットカードがおすすめです。
ライフカード(チャレンジ) | ||
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デポジット型ライフカード | ||
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イオンカード(WAON一体型) | ||
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目次
クレジットカードの審査に通る7つのポイント
クレジットカードの細かい審査基準はカード会社によって異なり、それを私たちが知ることはほぼ不可能です。
しかし、ほとんどのクレジットカードの審査に通用するポイントはあります。
これからクレジットカードを作る方は、以下の7つのポイントを覚えておきましょう!
1.良好なクレヒスを積む

クレヒス(クレジットヒストリー)とは、クレジットカードやローンなどの利用履歴のことです。
支払いの延滞などを起こしてクレヒスに傷が付くと、クレジットカードの審査に通りにくくなるだけでなく、カードの限度額が低くなったり、ローンを組みにくくなったりします。
逆に、滞りなく支払いを続けていけば自分の信用を磨くことができます。
ただし、全くクレヒスがない状態も信用を疑われるので、若いうちからクレヒスを積むのがおすすめです。
2.安定した収入を得る

クレジットカードの審査で見られる要素はいくつもありますが、その中でも重要なのが年収です。
クレジットカードによっては、申し込み資格に「安定した継続収入がある」「年収○○万円以上」と明記されていることがあります。
一般的に年会費が安いスタンダードカードなら年収200万円以上、ゴールドカードなら300万円以上あると安心です。
3.虚偽申告をせず正しい情報を入力する

クレジットカードを申し込む際、嘘をついてはいけません!
自分を良く見せようとして年収を上げたり、勤続年数をごまかしたりすると、カード会社にバレてしまう可能性が高いです。
カード会社は個人信用情報機関などに情報を照会して、嘘を見破ることができます。
当然信用を失ってしまい、審査に落ちる確率は大きく上がってしまいます。

誤った情報を入力しないよう、入力ミスにもご注意ください!
嘘をつくつもりがなくても、虚偽申告としてマイナス評価を受けるおそれがあります。
4.キャッシング枠を付けない

クレジットカードを申し込む際にキャッシング枠を付けると、ATMやCDで現金を引き出せるようになります。
しかし、審査に通ることを考えるならキャッシング枠を付けないほうが無難。
なぜなら、ショッピング枠とキャッシング枠の両方の審査が発生し、審査の難易度が上がるからです。
どうしてもキャッシング枠を付けたい場合は、カードを発行してからにしましょう。
5.審査に通りにくいクレジットカードは避ける

審査の難易度はクレジットカードごとに異なります。
とくにゴールドカードやプラチナカードなどのハイステータスカードは難易度が高いため、最初の1枚に選ぶのは避けたほうがいいでしょう。
また、一般カードでも三井住友カードに代表される銀行系カードも難易度が高いと言われています。
各カードの審査内容についてはクレジットカードの審査からご確認ください。
6.多重申込みをしない

多重申込みとは短期間に複数枚のクレジットカードを申し込むことで、これをすると「申し込みブラック」という状態になってしまいます。
多重申込みはカード会社に「お金に困っていて、使ったお金を踏み倒す可能性がある」という悪い印象を与えてしまいます。
クレジットカードの申し込み情報は個人信用情報機関に6か月間保管されるので、カードの申し込みは最後にクレジットカードを作ってから6か月の間隔を空けるのがおすすめです。
7.在籍確認の電話に必ず出る
クレジットカードの審査の一環として、カード会社は「本当にカードの申し込み者がその会社に在籍しているのか?」を確認します。
これを在籍確認と呼び、職場に確認の電話がかかってきます。
カード会社によって在籍確認をしない場合もありますが、かかってきた場合は必ず出ましょう。
本人が出ることができなくても、代わりの社員が「○○は外出しております」など対応してもらうだけでも大丈夫です。
在籍確認などを代わりに対応してくれるアリバイ会社を利用するのは虚偽に当たるため避けましょう。
▼在籍確認の詳細についてはこちらの記事をご覧ください。
クレジットカードの審査は何のためにある?
クレジットカードの最も基本的な機能は後払いができることにあります。
サービスや商品を購入したタイミングでは、お金を支払う必要がありません。
このとき、購入者に代わって店舗に代金を支払ってくれるのが、クレジットカード会社です。
クレジットカードとは「カード会社が購入者を信用して、お金を立て替えてあげますよ」という仕組みなのです。

カード会社にとって最も大事なのは、肩代わりした代金をきちんと返済してもらうこと!
貸し倒れを防ぐためには、肩代わりの対象となる人に、返済能力があるかどうかを見極めなくてはなりません。
この確認をするために実施されるのが、いわゆるクレジットカードの審査です。
クレジットカードの審査で重要な「3つのC」
クレジットカードの審査で必ず確認されるのが「3つのC」です。

Capacity(返済能力)
ここでのCapacityとは返済能力を表すもの。
具体的には年収が該当し、多くのクレジットカードで「安定した収入があること」という入会条件が設定されています。
「安定した」という表現は、年収の高さというよりも少額でもコンスタントに入金があることを重視している意味します。
そのため、一時的に大金が入るような株やFXなどによる収入は「安定した」収入には該当しません。
Capital(資産・財産)
2つ目のCapital(資産・財産)は、居住形態や預貯金の有無がチェックされる項目です。
Capitalでチェックできる範囲は、主に「持ち家かどうか」「住宅ローンの有無」「返済が滞ったときに使える資金の有無」といった内容になります。
居住形態では、自宅が持ち家で住宅ローンがない場合が最も有利になり、賃貸住まいや住宅ローンがあるケースで不利になるのが普通です。
持ち家があれば、返済が滞ったときの担保にできると考えられるためです。
Character(お金に関する性格)
最後のCharacterはお金に関する性格で、お金にきっちりしているのかルーズなのかといった判断がなされることになります。
その判断材料に使われるのが個人信用情報(クレヒス)です。
クレヒスとは、クレジット決済やローンの利用に関する個人情報で、カードやローンの利用履歴が「CIC」「JICC」「KSC」といった3つの個人信用情報機関で管理されています。
クレジットカードやローン業務をおこなう事業者は、指定信用情報機関のいずれかに加入することが義務付けられています。
そのため、すべてのクレヒスが信用情報機関の間で筒抜けになっていると考えましょう。
続いては、この3Cも関わってくるスコアリングについて解説していきます。
クレジットカードの審査に使われるスコアリング

インターネットによるオンライン入会では、「即日審査・翌日発行」や「3営業日後カード発行」などに対応してくれるカード会社があります。
こうしたスピーディな審査が可能なのは、申込書の内容をコンピュータが自動的に判定する機械審査が導入されているためです。
その機械審査で採用されているのがスコアリングシステムで、申込書で入力した属性と呼ばれる各項目に対し、以下のような基準で点数が割り振られます。
- 年齢
- 配偶者の有無
- 電話番号
- 職業
- 年収
- 勤続年数
- 居住形態
- 居住年数
- 借り入れやローンの有無
審査基準はカード会社ごとに異なる
カード会社が違っても、スコアリングシステムの対象となる項目はほとんど同じです。
しかし、配点基準や重視する属性はカード会社によって異なり、独自の基準を採用しています。
そのため、条件は同じでも、「A社では審査に通ったのに、B社では落ちた……」という事態が起こります。
審査結果をベースに、合否を決める方法もさまざまです。
総合的に判断するカード会社がある一方で、合格基準に達していない項目がひとつでもあると、その時点で不合格(足切り)にする会社もみられます。
クレジットカードごとの審査難易度にはさまざまな要素が影響しますが、そのうちの1つがクレジットカードの発行会社です。
一般的に、以下の順番で難易度が高いと言われています(数字が小さいほど難易度が高い)。
ダイナースクラブカード、アメリカン・エキスプレス・カード(どちらも信販系)のように、一部当てはまらないカード会社もあります。
審査が不安な方におすすめのクレジットカード
クレジットカードの審査に通るポイントなどをご紹介しましたが、それでも不安な方がいるかもしれません。
そこで、ここからは審査が不安な方にもおすすめのクレジットカードをご紹介していきます!

ここでご紹介しているカードは「公式サイトが作りやすさに言及しているカード」「流通系カード」です。
もちろん確実に審査に通るわけではないので、なるべく審査通過のポイントを守ったうえで申し込むようにしましょう。
ライフカード(チャレンジ)
年会費(税抜) |
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国際ブランド | Mastercard |
申し込み対象 | 日本国内にお住まいの18歳以上の方で、電話連絡が可能な方 |
発行期間 | 最短3営業日 |
ポイント還元率 | 0.5%~ |
付帯保険 |
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追加カード | ETCカード:無料 |
ライフカード(チャレンジ)は、公式サイトにも「審査が不安なあなたにも!安心の”スマート審査”」と書かれているように、審査に不安がある方におすすめのクレジットカードです。
そのため、初めてクレジットカードを申し込む方はもちろん、過去に支払いの延滞などを起こした方にもおすすめ!
カードの種類はスタンダード・ノワール・ゴールドの3種類があり、「旅行に行く機会が多い」という方にはノワール・ゴールドがおすすめです。
デポジット型ライフカード
年会費(税抜) | 5,000円 |
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国際ブランド | Mastercard |
申し込み対象 | 日本国内にお住まいの20歳以上の方で、電話連絡が可能な方 |
発行期間 | 最短3営業日 |
ポイント還元率 | 0.5%~ |
付帯保険 |
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追加カード | ETCカード:無料(限度額が5万円のカードは発行不可) |
公式サイトが「過去に延滞がある方」「審査に不安のある方」におすすめと明言するクレジットカードです。
カード発行にはデポジット(保証金)を預ける必要がありますが、デポジットが信頼の代わりとなるため、カード会社には貸し倒れを防げるメリットがあるのです。
デポジットは支払いを延滞した際に使われるため、延滞がなければカード解約の際に返還されます。
「限度額=デポジット額」となるため、カードの利用金額が多くなりそうな場合はカード選択にご注意ください。
イオンカード(WAON一体型)
年会費 | 無料 |
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国際ブランド |
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申し込み対象 | 18歳以上で電話連絡が可能な方 |
発行期間 | 最短即日 |
ポイント還元率 | 0.5%~ |
付帯保険 | カード盗難保障 |
追加カード |
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代表的なイオンカードで、流通系クレジットカードです。
ポイント還元率は0.5%と平均的ですが、イオングループの対象店舗ならポイント2倍!
毎月20・30日の「お客さま感謝デー」は対象店舗で5%OFF、毎月10日の「ときめきWポイントデー」はポイント2倍など、お買い物がお得になる優待サービスが付帯しています。
最短即日発行できるので、「すぐにクレジットカードが欲しい!」という方にもおすすめです。
まとめ
クレジットカードの審査はカード会社が「返済能力」を見極めるために必要
重要なのは「返済能力」「資産・財産」「お金に関する本人の性格」
機械審査のスコアリングの配点はクレジットカードによって異なる
クレジットカードの審査に通るために、何も特別な対策は必要ありません。
基本的には今回ご紹介した7つのポイントをおさえておけばOK!
クレジットカードが欲しい人は、難しく考えずに思い切って申し込みましょう!
カード会社によって審査基準は異なりますが、審査に落ちないためのポイントをおさえることで審査の不安を減らすことができます。
収入が不安定なアルバイトの方、収入がない専業主婦や無職の方でも審査に通る可能性があるので、ぜひご覧ください。