クレジットカードの現金化は違法性が高い!その仕組みとリスクを解説

クレジットカード 現金化

この記事でわかること

クレジットカード現金化の基礎知識

クレジットカードの現金化する仕組み

現金化するリスクと違法性

あなたは「クレジットカードの現金化」をご存知ですか?

「知らなかい」「関係ない」と思っているのならそれで大丈夫です。
しかしこの言葉を聞いて少しでも興味を抱いてしまったあなた!
今回は、そんなあなたに向けてとても大切な話をします。

もし知らないままこのクレジットカードの現金化をしてしまうと、人生に大きな悪影響を及ぼして大変なことになってしまうかもしれません

美咲
今日はちょっとお買い物に来てるのですが、あれ?
あの子ってたしか同級生の……あんなビルに入っていってどこに行くんだろう?
ガマ蔵
嬢ちゃんどうしたんや、そんなポカーンとした顔して。
あ~「クレジットカードの現金化業者」やな、あそこは。
そろそろ嬢ちゃんにも教えなあかんのかもしれへんなぁ……。
美咲
いつもと違って師匠が真面目だ。
カエルすらもシリアスにしちゃうクレジットカードの現金化っていったいどんなことなんだろう?
そこで今回はクレジットカードの現金化とはどんな行為なのか、どうして大変なことになってしまうのかについて解説していきます。

クレジットカードの現金化とは?

クレジットカードには、買い物(ショッピング)等で使用するショッピング枠と、お金を借りる(キャッシング)ためのキャッシング枠というものがあります。

カードの種類や所有している人の収入によって限度額は変わりますが、基本的にはどのカードもキャッシング枠はショッピング枠に比べると限度額が少なく、お金に困っている人ならすぐに使い切ってしまいます。

そこで、まだ残っているショッピング枠を利用して商品の取引があったかのように偽装して、支払いをカード会社に立て替えさせ、消費者に手数料を引いた現金を渡す。
これがクレジットカード現金化の手口です。

簡単に言えば「クレジットカードで買い物ができる金額を現金に変えること」で、「ショッピング枠の現金化」とも呼ばれることがあります。

 

クレジットカードの現金化する方法

クレジットカードの現金化は自分で行う現金化と、現金化業者を使うやり方があります。
そして現金化業者を使うやり方の中にも「キャッシュバック方式」「買取方式」2種類の方法があり、現金を手に入れるための流れが少し違います。

クレジットカードのショッピング枠を現金化することはクレジットカードの利用規約に反する行為で、日本クレジット協会も正式に「現金化を認めない」という声明を発表しました。

不払いのリスクだけ負わされる現金化はクレジットカード会社にとって1つも得することがないのです。


ではなぜ法律で罰せられないのでしょうか?
このクレジットカードの現金化、実に巧妙な手口だったのです!

 

現金化が違法にならない理由

クレジットカードの現金化が違法にならない理由、それは単純にまだ法整備がされていないからです。
法律の抜け穴のグレーゾーンを狙ったその手口のポイントは商取引があったように偽装するところにあります。

一般的な融資取引では、金融業者と消費者の金銭の貸し借りのみで成り立ちます。
しかしクレジットカードの現金化は現金化業者と消費者の間に一旦商取引が成立するのです。

「価値のないような安物の指輪」や「教材」を高価な値段で消費者に一旦売り、その商品に80%前後のキャッシュバックをつけたり、業者が買い戻すという形で消費者に現金を渡します。

クレジットカード現金化の事例

商取引という体裁を取っているので今の法律では規制できないのです。

しかし黒に限りなく近いグレーなので、1歩間違えたら現金化業者だけでなく利用した消費者も罪に問われる可能性があります
実際、この「商取引」という体裁をしっかりとらなかった業者が実質的な出資とみなされ、違法となり逮捕されたこともあります。


では、どんな法律に問われるのでしょうか?
次の項目で解説していきます。

 

抵触する可能性のある法律

クレジットカードの現金化を行うと抵触する可能性のある法律は「貸金業法」「出資法」「詐欺罪・横領罪」です。
順番に確認していきましょう。

貸金業法

前述のようにクレジットカードの現金化は「商品を取引する」という体をとり偽装することで貸金業法に引っかからないようにしています。

現金化業者は「古物商の許可」しか持っておらず、商品の取引が目的ではなく金銭の貸与が目的だと認められる要件を満たした場合、貸金業法違反となります。
つまり、金額ほどの価値がないものを取引すると違法になるというわけです。

また、「年収の3分の1以上の貸与を行ってはいけない」という貸金業法の規定にも違反する可能性もあります。

 

出資法(法定利息超過)

貸金業法に違反した場合、現金化業者は金融業者としてみなされます。
返済金額の利率が高すぎると、出資法を違反している可能性が高くなります。

例えば、10万円のショッピング枠を利用して9万円を手に入れ、その翌月にクレジットカード会社から10万円の支払い請求が来るとします。
これは「9万円を借りて翌月10万円にして返す」とも捉えることができます。

そうなると、この期間の金利は約11%、年利に直すと130%近くにもなります。
出資法で金利は最大でも18%までと定められているので、明らかな違法となります。

利息制限法で定められた借入額と金利の条件
  • 元金10万円未満→上限金利20%
  • 元金10万~100万未満→上限金利18%
  • 元金100万以上→上限金利15%

 

詐欺罪・横領罪

クレジットカードを利用して購入したものは、代金の支払いが終わるまで所有権はクレジットカード会社にあり、勝手に転売すると横領になる可能性があります。

そして現金化はクレジットカード会社が認めていない行為なので、意図的に金銭を受け取ることは詐欺罪に当たる可能性が出てきます。
過去に利用者が罪に問われた例はありませんが、今後逮捕者が出てきてもおかしくない限りなく黒に近いグレーゾーンなのです。

しかし実際に大半の利用者は、罪の意識や違法性への危険をほとんど感じていないのが現状です。
総量規制(個人の借入総額を原則、年収等の3分の1までに制限する法律)によって借り入れが難しくなった利用者にとって、現金化業者はありがたい存在なのです。

 

現金化の危険性

法律には違反していなくても、クレジットカードを現金化することで起こってしまうかもしれない問題はいくつかあります。

クレジットカードの強制解約

クレジットカードの現金化は利用規約に反する行為なので、発覚した際にはカードの利用停止処分、退会処分を受けるおそれがあります。
そして、カード会社は他社と情報を共有しているので、すべてのカード会社でクレジットカードが作れなくなってしまうかもしれません。

 

残金の一括返済

現金化が発覚すると、今まで利用した金額の残金を一括返済するようクレジットカード会社から請求されます。
支払いのサイクルが狂ってしまうので、生活に支障をきたしてしまうかもしれません。

 

債務整理ができなくなる

クレジットカードの現金化をしている人は消費者金融からも借りられない状態であることが多いです。
現金化の返済も困難になった場合、自己破産をしようとするでしょう。

しかしクレジットカード現金化の利用は、自己破産の免責不許可事由(債務の支払義務の免除が不許可とされる)に該当するため、自己破産ができないのです。

免責不許可事由に該当していても裁判官の裁量によって免責許可決定を受けることができますが、クレジットカードの現金化は悪質と判断されることが多いので、自己破産は実質できなくなってしまいます。


ここまでクレジットカードの現金化の危険性について解説してきましたが、なぜ現金化業者やその被害が無くならないのでしょうか?

そこには悪徳業者の甘い誘惑があったのです。

悪徳業者の手口

顧客を引き込むための謳い文句

クレジットカードの現金化業者はよく「換金率最大98%・最短5分」などをウリにしています。
しかし、換金率は取引する金額に応じて変動する形になっていることがほとんどです。

98%の換金率にするためには、ショッピング枠500万円分を1度に使うなど不可能に近い条件が必要で、一般的な顧客の取引金額は10万円~50万円なので換金率は80%ほどが相場になっています。

悪徳業者は80%の相場を大きく下回る換金率を提示し、キャンセルしようとすると急に高圧的な態度でキャンセル料を請求してくる場合があります。

最短5分での振り込みも、過去に利用したことがあり必要な書類が揃っていないとまず無理でしょう。

 

闇金に顧客リストを流す

また、最初から闇金にリストを流すことが目的な場合もあります。
低換金率で取引が成立したらラッキー、断られたら闇金にリストを売るという方法で稼いでいる業者も存在します。

 

暴利に追い込む

運営元が闇金業者の場合もあります。
手口はまず、クレジットカードを現金化させ、ショッピング枠が上限に達したら審査の甘いカード会社を紹介してカードを作らせます。

そしてカード破産したところで闇金としてお金を貸し付けて、年利1,000%を超える暴利に追い込む手法をとる悪徳業者も存在するのです。

 

現金が振り込まれない・金額が少ない

クレジットカードで指定された商品を購入した後、現金が振り込まれずに購入代金だけ騙し取る手口もあります。
ですが、完全な詐欺行為なので消費者庁や警察へのクレームや被害届が出されて、すぐに運営できなくなるので起こることは稀でしょう。

しかし、現金は振り込まれているが金額が少ないというトラブルは珍しくありません。
なにかと名目をつけて手数料を上乗せしてきます。

 

カード情報を盗み取る

現金化業者の会員カードを作成する際に、クレジットカードのコピーやスキャンした画像を送るように指示され、そこからカード情報を盗み取られてしまう被害もあります。

 

現金化する前にキャッシング枠の多いクレジットカードを作りませんか?

ここまで読んだあなたにはクレジットカードを現金化することの危険性についてよーく理解してもらえたと思います。

しかしそれでもお金が必要という人もいるかと思います。
そこでここでは「クレジットカードを現金化する前に1度作ってみては?」というオススメのクレジットカードを紹介します。

それは「ACマスターカード」です。

ACマスターカードのおすすめポイント

消費者金融の大手アコムが発行しているカードで、クレジットカードながらキャッシュカードも兼ねている

他のカード会社とは違う独自の審査基準を持つため、クレジットカードの審査に不安のある方にもおすすめ!

審査・発行の速さも特徴的で最短即日でカードの発行が可能!

最大のメリットはなんといっても「クレジットとカードローンを合わせた利用限度額が最大800万円」であることでしょう。
クレジットカードの現金化に手を出す前に1度カードの発行が可能か審査してみてください。

 

まとめ

ここまでクレジットカードの現金化について解説してきました。

たしかに借り入れが難しくなった人にとってクレジットカードの現金化は救いの手であり、藁にもすがる思いでその手を握ってしまうのかもしれません。

しかし、罪の意識がないだけでそれは違法スレスレの危険な行為なのです。

悪徳業者に捕まり、今以上に大きな負債を抱えてしまい、取り返しのつかないことになってしまう可能性もあります。
今一度クレジットカードの現金化以外に他の手段がないか考えてみてください。

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