セディナカードはポイントサービスが充実しているクレジットカードです。
いろいろな方法でお得にポイントを貯めることができるでしょう。
またセディナカードは海外で便利に利用できるカードとしても知られています。
では、そんなセディナカードを手に入れるための審査はどのようなものなのでしょうか?
今回は1度の審査でセディナカードを手に入れるために、知っておきたいことや注意点を解説していきます。



それじゃあ今回は、セディナカードの審査について徹底的に見ていきましょう!
目次
セディナカードの審査は独自のシステム
セディナカードではIBIS(アイビス)という独自のシステムで審査をしています。
このIBISは、ほかのカード会社が採用している審査とは異なる基準で申込者を審査しているのです。
他社の審査では、職業や収入額を数値化することでカード発行の可否を決定しますが、このIBISはセディナカードを利用する可能性の高さを審査します。
もちろん支払い能力などの申込者の状態も審査の対象となりますが、何よりも「セディナカードを使うかどうか」が重要になるというわけです。
よって「他社のカードの審査には落ちてしまったが、セディナカードの審査は通過した」「ほかのクレジットカードは発行できたが、セディナカードの審査には落とされてしまった」という声もあります。
審査を通過するために知っておきたいポイント

では申し込みをする前に知っておきたいポイントを解説していきます。
審査を1度で通過するためにも、覚えておいて損はありません!
カードの多重申し込みをしない
カードの多重申し込みは審査に落ちてしまう原因となります。
一般的に半年の間に3枚以上の申し込みが多重申し込みと判断されるようです。
クレジットカードの申し込み情報は、個人信用情報機関に記録され、各カード会社で共有されます。
そのため他社のクレジットカードの申し込みも多重申し込みとして扱われます。
セディナカードのIBISによる審査はカードの利用頻度が大きく影響するので、申し込みをする際は複数枚ではなく必ず1枚だけにしておきましょう。
キャッシング枠を希望しない
セディナカードを申し込む際、キャッシング枠を0にしておくと審査を通過しやすくなるでしょう。
キャッシング枠とは、クレジットカードで現金を借りるキャッシング機能の利用限度額のことを指します。
借入を利用しない、買い物や公共料金の支払いに利用するショッピング機能のみを使いたいという場合は、キャッシング枠を必要としないので0にしておきましょう。
キャッシング枠はカード発行後、再度設定することも可能です。
リボ残高は解消しておく
セディナカードの審査を受ける際は、すでに利用しているクレジットカードのリボ残高は解消しておきましょう。
前述のようにIBISでは、「セディナカードを頻繁に利用するかどうか」が大きな判断基準となっています。
リボ払いを利用していると、IBISがサブカードとしての申し込みと判断してしまう可能性があります。
特に10万円以上のリボ残高がある場合は、申し込みの前に返済しておくことをおすすめします。
属性を整えてから申し込む
属性情報とはカード申込者の年齢や居住年数、収入(年収)などの個人情報のことです。
カード会社によって審査の対象となる項目は異なりますが、基本的には下記にある申告情報を元に点数が付けられます。
項目 | 評価 |
---|---|
職業・職種 | 公務員や医師など安定した年収の職業だと高評価 |
年齢 | 申し込みをした際の年齢が若いほど高評価 |
勤務先 | 大企業や上場企業ほど高評価 |
勤務年数 | 勤続年数が長いほど高評価 |
年収 | 年収が高いほど高評価 |
借入額 | 他社での借入がある場合、金額が大きいほど低評価 |
住居形態 | 公営住宅→賃貸マンション→社宅→持ち家の順で高評価 |
住居年数 | 賃貸住宅の場合、最低1年以上住んでいると高評価 |
特にセディナカードの場合は、「カードの利用頻度」や「カードの利用額」が審査の際に重視されます。
そのため、セディナカードを頻繁に利用することをアピールするためにも、収入を増やしてからの申し込みがおすすめです。
クレヒスを積んでから申し込む
セディナカードの申し込みをする際、クレジットヒストリー(クレヒス)を積んでから申し込むことで、審査を通過しやすくなります。
クレヒスとはクレジットカードやローンを利用する際の個人情報や履歴のことで、この状態が悪いとセゾンカードの審査に落ちる可能性が高くなってしまいます。
クレヒスは、クレジットカード審査において最も重視される項目の一つです。
そのため、高齢でありながらクレヒスがない方は、セディナカードの審査通過が困難です。
そのような場合は、「携帯電話の本体代金を分割で支払う」ことや、「ハウスカードを発行し、遅延なく利用する」ことでクレヒスを積んだのちに、セディナカードの申し込みをしましょう。
本人確認の電話に必ず出る
セディナカードを発行する際、電話での在籍確認が必要となります。
在籍確認は「携帯電話への本人確認」か「勤務先への在籍確認」のどちらかがおこなわれるので、携帯電話への入電ならば必ず電話に出るようにしましょう。
本人への在籍確認が取れないと、せっかくほかの条件は整っているのに審査に落ちてしまいます。
申し込みには確実に連絡が取れる電話番号を利用しましょう。
申し込み内容は誤りのないようにする
申し込みの際に記入した内容に誤りがある場合、セディナカードの審査に落ちる可能性があります。
これはセゾンカードの審査が機械によるスコアリングという方法でおこなわれているからで、「配偶者の収入を含めた世帯収入」など収入の判断基準にもなる項目は、確実に記入しておきましょう。
また、虚偽の内容で申し込みを場合、不審な申し込みだと判断されて審査に落ちる可能性が高くなります。
勤務先情報は在籍確認によって、借入状況や融資の支払い状況は信用情報機関の情報参照によって高確率でばれます。
申し込みの際は、正確な内容を正直に申告するように注意しましょう。
セディナカードの審査を通過するためのポイント
カードの多重申込みをしない
キャッシング枠を希望しない
リボ残高は解消しておく
属性を整えてから申し込む
クレヒスを積んでから申し込む
本人確認の電話に出る
申込内容は誤りのないようにする
申し込みの流れ

ここまでセディナカードの審査について解説してきましたが、では実際に申し込みをする場合は、どんな流れでおこなえばいいのでしょうか?
- 申し込みフォームに必要事項を入力して送信
- IBISによる入会審査
- カードの発行
- 必要書類の返送
WEB申し込みの完了後、インターネット口座振替受付サービスにて引落し口座の設定が可能です。
IBISでの審査状況を確認するためには、申し込み完了時に表示される「お申込番号」が必要になります。
忘れないようにメモをするか、申し込み完了画面を印刷しておきましょう。
そしてカードの発行後は「口座振替依頼書」に必要事項を記入し、返送しなくてはなりません。
「インターネット口座振込申込受付サービス」を利用して手続きが済んでいる場合は必要ありません。
おすすめのセディナカード
最後に、数あるセディナカードの中からおすすめカードとその特徴を紹介します。
カードの利用頻度や使い方を考慮して、自分に最適なカードを見つけてみましょう!
セディナカード
セディナが発行するクレジットカードの中でも一般的なこのカードは、年会費永年無料で利用が可能です。
このカードは通常、200円で1ポイントの「わくわくポイント」が貯まりますが、全国のセブンイレブンでの利用では3倍ものポイントを手に入れられます。
また、カード発行後3か月間は、どこで利用しても通常の3倍のポイントが貯まります。
そしてネットショッピングでセディナカードを利用する際は、セディナポイントUPモールを経由することで、ポイント還元率が最大20倍にもなるので、ぜひ活用しましょう。
さらに今回紹介する4枚のカードは、「トクトク!ステージ」というサービスによって毎年1月~12月のカードショッピングの年間請求金額に応じて、翌年のポイント倍率が決まります。
年間の請求額 | ポイント倍率 |
---|---|
50万円未満 | 1.0倍 |
50万円以上~100万円未満 | 1.1倍 |
100万円以上~200万円未満 | 1.15倍 |
200万円以上~ | 1.3倍 |
セディナカードクラシック
セディナカードクラシックは年会費1,100円(税込)で発行可能な、セディナカードが持っていた特徴にさらにお得をプラスしたカードです。
セブンイレブンだけでなく、イオンやダイエー、宇佐美グループの利用でもポイントが通常の3倍貯められます。
そして特定の店舗での買い物が5%割引になる「ご優待デー」も利用が可能になります。
対象店舗 | 開催予定日 |
---|---|
三春屋 | 毎月第2・第4日曜日 |
中合福島 | |
今治デパートグループ (ショッパーズ・ライフショップ・ショッピングセンター保内・フジマート野村) |
|
スーパーストア | |
東武イーストモール | 毎月1日 |
セディナカードJiyu!da!
券面 | 特徴 | 公式サイト |
---|---|---|
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セディナカードJiyu!da!はセディナカードと同じく年会費永年無料で発行が可能なカードですが、「リボ払いを重視したカード」という特徴があります。
ショッピングリボ払いの初回手数料が無料!
毎月の支払い額をカード利用額の範囲内で、5,000円以上5,000円単位で自由に設定が可能です。
つまり毎月の支払い額をカード利用枠上限まで設定してしまえば、手数料が全くかからない1回払いカードと同様に使うことができます。
手数料・利息は必要ですが、余裕があるときにインターネットや銀行ATMなどから自由に支払いができるクレジットカードです。
手数料と利息は早く支払いを終えるほど安くなるので、余裕があるならすぐに支払いを終えてしまいましょう!
セディナゴールドカード
セディナゴールドカードは、これまで紹介したカードよりもワンランク上のカードです。
年会費は6,600円(税込)ですが、WEB申し込みをすることで初年度の年会費が無料になります。
このカードには旅行傷害保険が付帯されていて、国内旅行では最高5,000万円、海外旅行では最高1億円の補償が受けられます。
さらにここまで紹介した3枚のカードよりも「トクトク!ステージ」をさらにお得な状態で利用可能です。
年間の請求額 | ポイント倍率 |
---|---|
50万円未満 | 1.0倍 |
50万円以上~100万円未満 | 1.2倍 |
100万円以上~200万円未満 | 1.3倍 |
200万円以上 | 1.6倍 |
そしてこのカードを利用すると、翌年の12月に「サンクスクリスマスポイント」として利用額に応じてボーナスポイントがもらえます。
年間の利用額 | もらえるボーナスポイント |
---|---|
100万円以上~150万円未満 | 1,000ポイント |
150万円以上~200万円未満 | 3,000ポイント |
200万円以上 | 6,000ポイント |
また、国内主要空港のラウンジサービスが利用できたり、スポーツやレジャー、ショッピング、国内宿泊、海外宿泊などのサービスを特別価格で利用できる会員限定のサービスもあります。
セディナカードのお得な使い方やおすすめカードについては、こちらの記事でさらに詳しく紹介しています。
まとめ
セディナカードの申し込みはIBISという独自のシステムによって審査されるので、他社の審査とは重要視される点が違います。
この記事を読んで、どのような点が大切なのかをしっかりと理解してから申し込みをおこないましょう。
また、カードの種類によってそれぞれ特徴があることも見逃せません。
自分がクレジットカードをどうやって利用するかを考えながら、申し込むクレジットカードを選択することが大切です。
どのカードを発行するか決めたら、こちらの記事で作り方を予習しましょう。
セディナカードは海外でのキャッシュに強いカードなので、旅行先で買い物するときに持っておくと安心ですね。