この記事でわかること
オーストラリアでクレジットカードが必需品である理由
クレジットカードが使える場所
クレジットカードを利用するメリット・注意点
旅行や留学におすすめのクレジットカード
海外の中でも比較的治安が良く、気候も穏やかで、日本人の旅行先や留学先としても人気が高いオーストラリア。
そんなオーストラリアへ行く予定がある方、こんな疑問はありませんか?
「オーストラリアで現金は必要ないの?」
「オーストラリアで使えるおすすめのクレジットカードってどれかな?」


そんなときもキャッシングができるクレジットカードがあれば、現地に着いてから必要な現金を用意できるさかい便利やで~。
ということで、今回はオーストラリアでクレジットカードが必需品である理由とメリット、クレジットカードが使える場所、おすすめのカードを一挙ご紹介していきます!
まずは、オーストラリアで使うと便利なおすすめなカードをまとめたのでご覧ください。
目次
オーストラリアでクレジットカードが必需品である3つの理由
オーストラリアで快適に過ごすためにクレジットカードは必需品!
その理由として以下の3つが挙げられます。
- デポジット(預り金)の支払い
- 現地通貨を使うより支払いが楽で便利
- ビザ申請の支払い方法がクレジットカードのみ
1.レンタカーやホテルの利用でデポジットが必要
オーストラリアに限らず海外ではパスポートとともにクレジットカードが身分証明書となり、とくに外国人に対して「支払い能力があるのか」「信用があるのか」という判断材料になります。
さらに身分証明書としてだけではなく、海外でレンタカーやホテルを利用する際に必要となるデポジット(預り金)の支払いにも便利。
レンタカーの場合は現金で支払いできるところが少なく、基本的にクレジットカードでの支払いを求められます。
またホテルの場合、宿泊料を先払いしたかどうかに関わらず、チェックインの際に別途デポジットとして1泊分または2泊分の料金を預けることになります。
ホテルによってはクレジットカードの提示がないと宿泊を断られるケースもあるようなので、オーストラリアへ渡航の際、1枚は持って行くようにしましょう。
2.慣れない通貨よりクレジットカードのほうが便利!
使い慣れない現地通貨で支払いをするのは、戸惑ったり時間がかかったりしてしまうかもしれません。
クレジットカードならレジで差し出すだけなので、スムーズにストレスなく支払いを済ませることができます。
3.ビザ申請の支払いはクレジットカードのみ
オーストラリアに旅行や留学へ行く場合は、ビザが必要になります。
ビザは自分でオーストラリア移民局のWEBサイトから申請をするか、旅行会社や登録代行業者に依頼して取得します。
自分でインターネットからビザの申請をする場合、支払いはクレジットカードのみとなっています。
もしクレジットカードをお持ちでない方は、ビザの申請をする前に作っておきましょう。
旅行会社や登録代行業者に依頼する場合は手数料がかかります。
クレジットカードが使える場所と使い方
オーストラリアでは海外からの観光客も多いため、さまざまなシーンでクレジットカード払いが可能。
基本的に以下のような場所でクレジットカードを使うことができます。
- レストラン
- コンビニ
- カフェ
- スーパー
ただし、マーケットや屋台、路線バスなどではクレジットカードが使えない場合もあるため、念のために現金も用意しておくと安心です。
クレジットカードの支払い方法
クレジットカードで支払うときに店員から「Saving(セイビング) or credit(クレジット)?」と支払い方法を聞かれたら、「credit(クレジット)」と答えましょう。
ちなみにSaving(セイビング)はオーストラリアの銀行口座から直接引き落としをする支払い方法なので、現地に銀行口座を持っていない場合は使うことができません。
暗証番号とサイン
支払いの際に暗証番号を入力する場合と、サインを求められる場合があります。
「PIN(ピン)please」と言われたら暗証番号を入力してください、ということです。
そのため、旅行に行く前にあらかじめ手持ちのカードの暗証番号を確認しておきましょう。
サインをする場合は、クレジットカードの裏面に書いてあるものと同じサインを書きます。
オーストラリアではチップの支払いは必須ではなく、サービスが良かったときに支払えばOK。
レストランの場合は伝票のチップ欄に金額を記入することでクレジットカード払いが可能です。
チップの金額は料金の10%ほどが目安になります。
オーストラリアでクレジットカードを使うメリット4つ
ここまで、オーストラリアのクレジットカード事情についてお話ししてきました。
次に、オーストラリアでクレジットカードを使うとどんなメリットがあるのか見ていきましょう。
1.キャッシングができる
手持ちのクレジットカードにキャッシング機能が付いている場合、海外キャッシングが利用できます。
前述のとおり、オーストラリアではほとんどの場合にクレジットカードが利用できますが、場合によっては現金の用意が必要なことも。
海外キャッシングなら必要なときに必要な分だけ引き出せて便利ですが、「キャッシングするたびに手数料が引かれたらもったいないのでは?」と思う方もいるかもしれませんね。
じつはクレジットカードのキャッシングは、両替をするよりも手数料が安くなるのです!
クレジットカードの場合はATM手数料と利息がかかり、利息は年利18.0%に設定されていることがほとんどです。
そのため早めに返せば利息も少なく済みます。
キャッシングの場合は、日がたつごとに利息がかかってくるため、長く借りていればいるほど利息が膨らんでしまいます。
帰国したらなるべく早めに返済をしましょう。
- ATMを使用する場合は暗証番号の入力が必要になります。
- 暗証番号を盗み見されないように、入力する際は周りに人がいないか確認し、手で隠しながら入力をしましょう。
海外キャッシングについてはこちらの記事で詳しくご紹介しているのであわせてご覧ください。
2.海外旅行傷害保険が付帯
海外は日本よりも医療費が比較的高額です。
「もし旅行中にケガや病気になったらどうしよう」「医療費が高すぎて払えなかったら不安」と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
じつはクレジットカードの中には、海外旅行傷害保険が付帯されているカードもあり、「自動付帯」と「利用付帯」といった2種類の適用方法があります。
- 自動付帯⇒持っているだけで海外旅行傷害保険が適用される。
- 利用付帯⇒「空港までの交通費」または「海外旅行代金」をクレジットカードで支払うなどの条件を満たせば、海外旅行傷害保険が適用される。
海外旅行中にケガや病気に高額な医療費がかかったとしても、海外旅行傷害保険が付帯されていれば補償が受けられるので安心です。
クレジットカードによって条件が異なるので事前に確認が必要です。
3.紛失・盗難にあってもすぐに対応
オーストラリアはほかの海外と比べて治安が良いほうですが、仮に現金を盗まれた場合返ってくる可能性は低いです。
その点クレジットカードなら、もし盗まれた場合でもすぐにカード会社に連絡することでカードの利用をストップすることができ、不正利用を防ぐことが可能!
またクレジットカードには基本的にカードの盗難保険が付帯されているので、不正利用されたと認められた場合には全額補償の対象になります。
海外旅行に行く前には緊急時に備え、必ずクレジットカード会社の連絡先をメモして持っていきましょう。
4.お得な優待がある
クレジットカードによっては、海外でお得な優待が受けられるサービスがついているものもあります。
たとえばショッピングやレストランでの割引やレストランの予約、機内販売を割引価格で購入できるなど、現金では得られないお得がいっぱいです。
クレジットカード決済手数料に注意
クレジットカードを利用する際、クレジットカード決済手数料がかかります。
日本ではこの決済手数料を店側が支払っているので、今まで気にしたことがないという方も多いのではないでしょうか。
しかし、オーストラリアでは決済手数料を客側に請求してもいいという法律があるため、店舗によっては手数料を請求される場合があります。
決済手数料は国際ブランドごとに0.3%~5%くらいで設定されており、一般的にアメックスやダイナースクラブは高く、それに比べるとVISAやMasterCardは安くなっています。
利用する場所による決済手数料の目安は以下のとおり。
- タクシー:5%ほど
- スーパー/ショッピングモール:1%~2%
- レストラン:2%~5%
- ホテル:3%~5%
店によっては客離れを懸念して決済手数料を取られないこともあり、とくにスーパーやコンビニ、ファーストフード店では店側が負担するところも多いようです。
また、タクシーは高めに決済手数料が設定されていることが多いので、利用する場合はクレジットカードではなく現金での支払いがおすすめです。
手数料が必要な場合はレジの近くなどに「Credit Card Surcharge」と書いてあるのでチェックしましょう。
旅行者や留学生におすすめのクレジットカード4選
オーストラリアではVISA、MasterCardの加盟店が多いため、各1枚ずつ持っていくと便利です。
またカードを2枚以上持っていると、死亡・後遺障害補償以外の補償がカードの枚数分つくことになるので安心。
補償を手厚くしたいのであれば、カードを複数持っていくことをおすすめします。
エポスカード
- 年会費が永年無料
- 海外旅行傷害保険が自動付帯
- ショッピング利用可能枠を一時的に増額できる
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年会費 | 永年無料 |
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国際ブランド | VISA |
発行期間 | 最短即日 |
申込み資格 | 日本国内在住の満18歳以上(高校生除く) |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険:最高500万円 |
付帯サービス | 緊急医療アシスタンスサービス |
ETCカード | 無料 |
エポスカードは国際ブランドがVISAなので、幅広い場所で利用することができてとても便利!
また、海外旅行傷害保険が自動付帯のため、エポスカードを持っているだけで万が一のときにも安心です。
緊急医療アシスタントサービスが日本語で24時間対応しており、緊急時でも安心してサポートを利用できます。
サービスを利用した場合の費用については、海外旅行傷害保険で補償される金額までは保険金として清算されるため、自己負担の心配がありません。
さらにショッピング利用可能枠を一時的に増額できるサービスもあるので、「オーストラリアでたくさん買い物をしたい!」という方は出発前に確認しておきましょう。
エポスカードのお申込みをお考えなら、あわせてこちらの記事もご覧ください。
JCB CARD W
- 年会費が無料
- ポイント還元率が1.0%
- JCB提携店で特典がある
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年会費 | 【本会員】無料 |
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【家族会員】無料 | |
国際ブランド | JCB |
発行期間 | 最短3営業日 |
申込み資格 | 18歳以上39歳以下で本人または配偶者に継続して安定した収入のある方 または高校生を除く18歳以上39歳以下の学生 |
旅行保険 | 海外旅行傷害保険:最高2,000万円 |
その他保険 | ショッピングガード保険:年間最高100万円 |
JCB CARD Wは18歳以上39歳以下の方が持つことができる年会費無料のクレジットカード。
ポイント還元率が1.0%以上と、通常のJCBカードの2倍なとここも魅力的です。
海外旅行に役立つ情報満載のサイト「たびらば」を旅行前に確認しておくと、スムーズに旅行が楽しめること間違いなし!
たとえばJCBカードをお店で利用した場合に、以下のような優待を受けることができます。
- レストランでドリンク1杯サービス
- お土産店などでプラセンタクリームプレゼント
- スーパー、ドラッグストアで利用代金から10%割引
- ゴルフショップで利用代金から10%割引
- アクセサリーショップで利用代金から15%割引
「たびらば」には店舗情報やサービス内容とともにクーポンを提示するタイミングも記載されているので、事前にチェックしておけばサービスを受け忘れる心配もありません。
海外旅行傷害保険が利用付帯となっており、最高2,000万円まで補償がつきます。
利用付帯の条件は旅行に行く事前に「搭乗する公共交通乗用具」または「参加する募集型企画旅行」をJCB CARD Wで支払った場合に適用されます。
JCB CARD Wのお申込みをお考えなら、あわせてこちらの記事もご覧ください。
三井住友カード
- 学生専用カードがある
- 貯まったポイントはマイルに移行可能
「三井住友カード」には18歳以上の学生の方が申し込める「三井住友カード(学生)」もあり、在学中はずっと年会費が無料となっているため、国内での普段使いはもちろん海外へ留学する予定のある方にもおすすめのカードです。
さらに三井住友カードでは、盗難・紛失デスク(VJ紛失・盗難デスク)が年中無休で24時間受付サポートをしているほか、最高水準の不正使用検知システムの導入で24時間365日カードの不正利用を検知することが可能。
過去に発生した不正利用のパターンと似たカード決済がおこなわれた場合などに、カード所有者本人の使用であるとわかるまで決済が保留されるため、不正利用を未然に防いでくれるので安心です。
三井住友カードのお申込みをお考えなら、あわせてこちらの記事もご覧ください。
学生専用ライフカード
- 年会費がずっと無料
- 海外旅行傷害保険が自動付帯
- 4つの学生特典を用意
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年会費 | 永久無料 |
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国際ブランド |
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審査/発行 | 最短3営業日 |
申込み資格 | 高校生を除く満18歳以上満25歳以下で、大学・大学院・短期大学・専門学校在学中の方。 |
旅行保険 | 海外旅行傷害保険:最高2,000万円 |
その他保険 | カード会員保障制度 |
学生専用ライフカードは、高校生を除く18歳以上満25歳以下の学生の方が申し込めるクレジットカードです。
国際ブランドは「VISA」「MasterCard」「JCB」から選べ、年会費はずっと無料なので安心して使い続けることが可能!
カードの限度額は10万円までですが、利息が15%となっており、一般的な利息の18%と比べるとお得に利用することができます。
さらに学生専用ライフカードには、「海外ショッピング利用キャッシュバック」「学生のための安心プログラム」「LIFEサンクスプレゼント」「ケータイ利用料金決済deプレゼント」の4つの学生特典が用意されているのが特徴。
4つの学生特典を1つずつ簡単にご紹介します。
※ただしインターネット海外サイト、国内の免税店・航空会社の機内販売での利用分は原則対象外。
基本ポイントは1000円につき1.0ポイントですが、年間利用金額が50万円以上で次年度の基本ポイントが1.5倍、利用金額が100万円以上で1.8倍と利用金額に応じて最大2倍へとポイントの還元率が変わります。
また、誕生日月には基本ポイントが3倍、新規入会キャンペーンポイントで入会後1年間はポイントが1.5倍!
さらに、ライフカードが運営するLIFE-Web Deskの会員限定のショッピングモール「L-Mall」でショッピングをすると、LIFEサンクスプレゼントのポイントが最大25倍貯まります。
貯まったポイントはLIFEサンクスプレゼントの特典WEBカタログの中から、さまざまな特典と交換可能です。
※サービスエントリーが必要です。
卒業後もカードは継続して利用可能ですが、「海外旅行傷害保険」の自動付帯、「キャッシュバックサービス」「ケータイ利用料金決済deプレゼントは卒業予定の3月末日をもって終了になります。
ライフカードのお申込みをお考えなら、あわせてこちらの記事もご覧ください。
まとめ
オーストラリアではクレジットカードが必要な場合が多くある
クレジットカードは複数枚持っておくと安心
オーストラリアではショッピング以外にも、レンタカーの利用やホテルでのデポジットの支払いなどにクレジットカードは必需品!
また、使うクレジットカードによっては特典や付帯サービスの内容、使える場所などが異なる場合もあるので、できれば違う国際ブランドのカードを複数枚持っていくことをおすすめします。
オーストラリアへの旅行や留学を快適でスムーズに楽しむためにも、ぜひお気に入りのクレジットカードを手に入れ、上手に活用してくださいね。
オーストラリアではクレジットカードが使えるシーンが多く、カードだけあれば事足りそうなイメージがあります。
しかしそこは海外。
場合によっては現金が必要になることもあるかもしれませんよね。