この記事でわかること
マイルについての基礎知識
ANAマイルの貯め方と使い方
提携カードの特徴
提携カードのANAマイルの貯め方
ANAカードを選ぶポイント
ANAマイルを貯めるなら「ANAカード」は持っておくべきクレジットカードです。
ANAカードは提携カード会社が発行するものを含め、その種類はさまざま。
そのため「種類がたくさんあってどのANAカードがいいのかわからない・・・」という方も少なくありません。
そんな方のために今回はANAマイルについての基礎知識だけではなく、ANAカードの特徴やマイルの貯まり方、ANAカードを選ぶポイントを紹介していきます。


年会費やマイルの貯まり方、カードごとにポイントプログラムがあったりと特徴がいろいろあるさかい、そこから自分に合ったANAカードを探したらどうやろ。
もしANAカードを検討しているのであれば、この記事を読んでおくと自分に合ったANAカードが見つかるかもしれませんよ!
ANAカード選びにぜひ役立てくださいね!
目次
ANAカードのマイルについて
マイルは各空港会社のポイントプログラムとなっており、ANAカードの場合航空券の購入や、ANAカードマイルプラス加盟店でのお買い物などをすると貯まります。
続いて、ANAカードのマイルの貯め方と使い方についての基礎知識を紹介していきます。
マイルの貯め方
ANAマイルの貯め方は「搭乗で貯める」「ショッピングで貯める」の2パターン。
搭乗で貯める
搭乗でマイルを貯める場合、ANA航空機はもちろんスターアライアンスに加盟している航空会社やその他連携航空会社の飛行機に搭乗すると、「フライトマイル」が貯まります。
また、飛行機に乗る機会が多いほど「お得意様」ということで上級会員にランクアップすることも可能です。
上級会員になるとフライトマイルに加えて「ボーナスマイル」が付与されるので、通常よりも早くたくさんのマイルを貯めることができます。
「出張で飛行機を利用することが多い人」や「普段から飛行機に乗る機会がある人」はこの方法でマイルを貯めるのが一番確実で手っ取り早い方法です。
ショッピングで貯める
ショッピングでマイルを貯める場合は、「ANAカードマイルプラスの加盟店」でANAカードを利用してお買い物をすると利用金額100円につき1マイルが付与します。
ANAカードマイルプラスの加盟店はこちらです。
- セブンイレブン
- マツモトキヨシ
- ENEOS
- 高島屋
- 松坂屋
マイルの使い方
貯まったマイルは特典航空券や、ANAおすすめ商品・クーポン券への交換などに活用することが可能です。
特典航空券
特典航空券は利用区間によって異なりますが、国内線であれば片道5,000マイル、国際線は片道12,000マイルから交換することができます。
さらにANA国際線を利用する際、片道12,000マイルからワンランク上の座席クラスにアップグレードすることも可能です。
ANAおすすめ商品・クーポン券への交換
ANAおすすめの商品に交換できる「ANAセレクション特典」では、グルメや生活雑貨・家電、ワインなどさまざまな商品と10,000マイルから交換することができます。
ほかにもANAマイレージモールで利用できる割引クーポン券に1,000マイルから交換可能です。
ここまでANAカードのマイルについて「マイルの貯め方」「マイルの使い方」についての基礎知識を紹介しました。
ここからは提携カード別にそれぞれANAマイルがどのように貯まるのか見ていきましょう!
ANAカード別マイルの貯まり方
ANA JCB一般カード
ANA JCB一般カードは毎月の利用金額1,000円(税込)ごとに、Oki Dokiポイントが1ポイント貯まります。
貯まったOki Dokiポイントはマイルに移行することも可能です。
自動でポイントをマイルに交換する「マイル自動移行コース」と、好きなタイミングで好きな分だけポイントをマイルに交換できる「マイルポイントコース」が選べます。
マイル自動移行コースでは、毎月の「カードご利用代金明細書」および会員専用WEBサービス「MyJCB」に表示される通常獲得または当月獲得ポイントが、マイルに移行されます。
マイル自動移行コース | ||
---|---|---|
コース名 | 移行レート | 年間マイル移行手数料 |
マイル自動移行コース 10マイル |
Oki Dokiポイント 1ポイント=10マイル |
5,500円(税込) |
マイル自動移行コース 5マイル |
Oki Dokiポイント 1ポイント=5マイル |
無料 |
「マイル自動移行コース10マイル」は毎年4月1日から翌年3月31日の期間、一度でも交換すると5,500円(税込)のマイル移行手数料がかかります。
マルチポイントコースは、好きなタイミングで電話またはMyJCBからの申し込みで約1週間、郵送での申し込みで申し込み用紙が到着後約1週間でマイルに移行されます。
マルチポイントコース | ||
---|---|---|
コース名 | 移行レート | 年間マイル移行手数料 |
マルチポイントコース 10マイル |
Oki Dokiポイント 1ポイント=10マイル |
5,500円(税込) |
マルチポイントコース 5マイル |
Oki Dokiポイント 1ポイント=5マイル |
無料 |
- Oki Dokiポイントのボーナスポイントの場合は、カードの種類やポイントコースに関係なくマイルへ移行するための申し込み手続きが必要です。また500ポイント以上1ポイント単位で、1ポイント=3マイルとして移行できます。
- 「マルチポイントコース10マイル」では、マイルを交換しない年は手数料がかかりません。
ANA VISA Suicaカード
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年会費 | 【本会員】 2,200円(税込) ※初年度無料 |
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年会費割引特典 |
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申込資格 | 満18歳以上の方(高校生・大学生不可) ※未成年者の方は親権者の同意が必要 |
旅行保険 |
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その他保険 |
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入会・継続マイル | 1,000マイル |
搭乗ボーナスマイル | 10% |
ANA航空券の購入で貯まるマイル | 100円=1.5マイル相当 |
電子マネー |
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ETCカード | 550円(税込) ※初年度無料 ※前年度に一回以上のETCカードの請求があれば無料 ※三井住友プラチナカード会員の方は無料 |
- 「カード利用代金WEB明細書サービス」の利用で次年度年会費がゴールドカードは1,100円(税込)、それ以外のカードは550円(税込)割引になります。
- カード年会費が上記割引額に満たない場合は無料。
- マイ・ペイすリボを申し込み+利用で次年度年会費無料
- 2021年2月以降の年会費支払い分からは、前年のリボ払い手数料の支払いが条件となります。
「ANA VISA Suicaカード」は、2種類の移行コースがあります。
コース名 移行レート |
ボーナスポイント プレミアムポイント |
年間移行手数料 |
---|---|---|
10マイルコース 1ポイント=10マイル |
1ポイント=3マイル | 6,600円(税込) |
5マイルコース 1ポイント=5マイル |
無料 |
ポイント移行単位は1ポイント以上1ポイントです。
また、カード利用で貯まったワールドプレゼントのポイントをマイルに交換することもできます。
ANA VISAカードの移行方式には、「応募方式」と「自動移行方式」の2種類があります。
移行方式 | コース内容 | 移行所要期間 |
---|---|---|
応募方式 | ワールドプレゼントのポイントを好きなタイミングでANAマイルや景品に交換できる | 約1週間 |
自動移行方式 | ワールドプレゼントのポイントを自動的にANAマイルに移行できる | 登録までに約1カ月~2カ月 |
- 自動移行方式を選んでいても、ボーナスポイント・プレミアムポイントのマイルへの移行は応募方式のみで手続きが別途必要です。
- 移行上限はありません。
- 移行方式に関係なく、「10マイルコース」は4月1日から翌年3月31日の期間中、初めて移行したときに別途6,600円(税込)の移行手数料がかかります。
ANAアメリカン・エキスプレス・カード
ANAアメリカン・エキスプレス・カードは、ANAグループでカードを利用すると通常の1.5倍のポイントが貯まります。
100円につき1ポイントの「通常ポイント」に200円につき1ポイントの「ボーナスポイント」が加算され、100円につき1.5ポイントが貯まるというわけです。
また「ポイント移行コース」に登録することで、登録期間中はポイントの有効期間が無期限になります。
ポイント移行コースの参加費は年間6,600円(税込)が別途かかります。
2年目以降は自動更新。
ポイントから移行したマイルの有効期限は、移行した月から36か月後の月末までとなります。
またANAカードマイルプラス加盟店でカードを利用すると、通常ポイントに加えて100円につき1マイルが自動加算されます。
ANAダイナースカード
ANAダイナースカードは、カードの利用で100円につき1ポイントが貯まります。
ポイントは有効期限やマイル移行上限もなく、好きなタイミングで1ポイント1マイル相当としてANAマイルに移行できます。
しかも移行手数料は無料。
ANAカードマイルプラス加盟店で利用すると、通常ポイントに加えて100円または200円(税込)につき1マイルが貯まります。
- 利用する加盟店によりポイントが加算されない場合や換算方法が100円につき1ポイントではない場合があります。
- 100円未満の端数、小数点以下のポイントは切り捨てされます。
楽天ANAマイレージクラブカード
楽天ANAマイレージクラブカードの一番の特徴は、「ANAマイルコース」と「楽天スーパーポイントコース」のコースがあることです。
コース名 | 貯まるマイルまたはポイント |
---|---|
ANAマイルコース | 200円=1マイル |
↑コース変更が可能↓ | |
楽天スーパーポイントコース | 100円=1ポイント |
この2つのコースは「楽天e-NAVI」から好きなときに変更することができます。
さらに「楽天スーパーポイントコース」を選択していても、貯まったポイントをANAマイルに交換することも可能。
利用するお店によっては楽天ポイントが多く付与される場合があるので、コースの使い分けができるのはとても便利です。
楽天市場やポイント加盟店の「利用ポイント」「特典ポイント」は、コースに関係なく「楽天スーパーポイント」が最大3倍付与されます。
楽天ANAマイレージクラブカードで利用して付与された通常ポイント2ポイントを1マイルとして、利用月の翌月15日頃までに自動交換されます。
入会・継続特典でのマイルや搭乗ボーナスマイルのプレゼントはありませんが、楽天ユーザーでANAマイルも貯めたいのであればおすすめの1枚です。
ANAカードを作るならこちらの記事もぜひご覧ください↓
ANAカードを選ぶポイント3つ
ここまで提携カード別にマイルの貯め方を紹介してきましたが、これだけのANAカードがあると「どれがいいのかわからない」という方のために、ANAカードを選ぶ目安となるポイントをまとめましたのでご覧ください。
1.年会費
ANAカードを選ぶポイントの一つ目は「年会費」です。
ANAカードには「ANAアメリカン・エキスプレス・カード」や「ANAダイナースカード」などステータスが高く付帯保険も充実しています。
しかし年会費が気になるという方は初年度は年会費無料、2年目以降もお得な年会費で利用できる「ANA JCB一般カード」や「ANA VISA一般カード」「楽天ANAマイレージクラブカード」がおすすめです。
継続してANAカードを利用するのであれば、どのくらい年会費が必要なのかチェックしておきましょう。
2.付帯サービス
ANAカードを選ぶポイントの二つ目は「付帯サービス」です。
たとえば「ANAダイナースクラブ」には国内・海外1,000ヶ所以上の空港ラウンジが無料で利用可能です。
さらに国内の有名なレストランや高級料亭を利用することができる「ダイナースクラブ エグゼクティブ ダイニング」や「ダイナースクラブ 料亭プラン」など豪華な付帯サービスが充実しています。
また最大1億円も補償してくれる旅行保険が付帯しているので、旅先で突然の事故やケガなどのトラブルに遭ったときに安心です。
このように付帯サービスが充実しているANAカードを選ぶことで、ワンランク上のカードライフを送ることができます。
3.マイル
ANAカードを選ぶポイントは年会費や付帯サービスはもちろん、どれだけマイルが貯まるかということも重要なポイントです。
「マイルの貯め方」で先述したとおり、ANAマイルは搭乗やショッピングにANAカードを利用することでマイルが貯まります。
しかし、飛行機に乗る回数が少ない方やANAカードであまりお買い物をしない方にとってマイルを継続的に貯めていくことが難しいと感じるかもしれません。
その場合は、「新規入会やキャンペーンに参加するとマイルが貯まるANAカード」や「他ポイントからマイルに移行できるANAカード」を選択すると、効率良くマイルを貯めることができますよ!
まとめ
ANAマイルは搭乗で貯めるのが手っ取り早い
ANAマイルはANAの提携カードを利用すると効率よく貯まる!
ANAカードを選ぶポイントは「年会費」「付帯サービス」「マイル」の3つ!
提携カードの種類やランクの違いで、特典としてもらえるマイルやポイントからANAマイルへの移行するためのレートも異なります。
ANAカードでマイルを貯めたいと思ったらそれぞれのカードの特徴を確認し、自分にピッタリのカードを見つけましょう!
今回ご紹介したANAカードや、そのほかのANAカードについての詳細は「ANAマイルが貯まるおすすめクレジットカード比較」でも紹介されていますので、ぜひご覧ください。
マイルを貯めようと思うんですけど、ANAカードって種類がとっても多いんですね。
どれを選んだらいいのかわからなくなってきました・・・。