目次
ANAアメリカン・エキスプレス・カードの基本情報
年会費 | 7,700円(税込) |
---|---|
ポイントの種類 | メンバーシップ・リワード/ANAマイル |
ポイント還元率 | 0.3%~1.0% |
国際ブランド | American Express |
付帯保険 |
|
追加可能カード |
|
Apple Pay | 設定可能 |
申し込み条件 | 20歳以上で定職につかれている方。 ※パート、アルバイト不可 |
発行スピード | 約3週間 |
ANAマイルが効率的に貯まるクレジットカード
ANAアメリカン・エキスプレス・カードは入会時で1,000マイル、毎年のカード更新時にもそれぞれ1,000マイルのボーナスマイルがプレゼントされます。
また、ANAおよびANAが加盟するスターアライアンス各社の航空便に搭乗すると、区間マイレージの+10%がボーナスでもらえます。
- 入会ボーナス:1,000マイル
- 継続ボーナス:1,000マイル
- 搭乗ボーナス:区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×10%
さらにANAグループでカードを利用するとポイントの付与率は1.5倍にアップします。
ANAカードファミリーマイル
ANAマイルは家族カードの利用でもマイルが貯まります。
家族カード会員が獲得したマイルは本会員のカードと合算することができ、家族全員でマイルを貯めることができます。
合算して貯まったマイルは、特典航空券やANA SKY コインに交換できます。
- 国内線特典航空券
- ANA国際線特典航空券
- ANA国際線アップグレード特典
- 提携航空会社特典航空券
ANAカードマイルプラス加盟店での利用
「ANAカードマイルプラス加盟店」での利用で、メンバーシップ・リワードに加え100円につき1マイルのANAマイルが付与されます。
ANAカードマイルプラス加盟店は国内以外に海外にも加盟店があり、国内・海外でANAマイルを貯めることが可能です。
ANAグルメマイル参加店の利用
「ANAグルメマイル参加店」のお会計時にANAアメリカン・エキスプレス・カードを利用すると、利用金額100円につき最大2マイルが貯まります。
また、ANAグルメマイルは店頭での利用はもちろんのこと、お店のネット予約でもマイルを貯めることが可能です。
ANAアメックスのメンバーシップ・リワードの特徴
「メンバーシップ・リワード」とはアメックスのポイントプログラムのことです。
ANAアメリカン・エキスプレス・カードでの支払いでポイントが貯まるので有効活用しましょう。
ポイントの基本情報
- ポイント還元率:100円につき1ポイント(1%)カード利用1件ごとに換算
- ボーナスポイント:ANAグループでの利用で1.5倍200円につき1ポイントの加算
- 有効期限:最大3年間(ポイント移行コースに登録で無期限)
他のアメックスカードとの違いとして、ANAグループでのボーナスポイント が挙げられます。
ANAの航空券の購入、ANAの機内販売などのカード利用で、通常のポイント還元に加え200円につき1ポイントのボーナスポイントが貯まります。
そのため、ANA利用時にはANAアメリカン・エキスプレス・カードがおすすめです。
マイルへの移行は「ポイント移行コース」の登録が必要
ANAアメリカン・エキスプレス・カードで貯めたポイントをマイルに移行するためには「ポイント移行コース」の登録が必要です。
ポイント移行コースにはそれ以外にもさまざまな特徴があるので、カードを申し込む前に必ず確認しておきましょう。
ポイント移行コースのメリット
- ポイントをANAマイルに移行することができるようになる
- ポイントの有効期限が無期限になる(未登録の場合は最大3年間)
- ポイントの交換レートが上がる
ポイントの交換レートは以下のように変化します。
ポイントの使い道 | 登録時 | 未登録時 |
---|---|---|
ANAマイルへの移行 | 1,000pt⇒1,000マイル | – |
航空会社での支払い | 1pt⇒1円 | 1pt⇒0.3円 |
ホテル・旅行代理店などの支払い | 1pt⇒0.8円 | |
旅行関連以外の支払い | 1pt⇒0.5円 | |
American Express SafeKey参加加盟店での支払い | 1pt⇒0.5~1円 |
上記のようにANAマイルへの移行・航空会社での利用で交換レートが高いのでおすすめです。
ポイント移行コースのデメリット
年間参加費として6,600円(税込)が毎年必要になるので、年会費と合わせると14,300円(税込)かかります。
また、ANAマイルへの移行・航空会社での利用以外ではポイントの価値は低いままなので、見た目のポイント数よりもメリットが小さいこともあります。
ANAアメリカン・エキスプレス・カードの安心のサポート
クレジットカードを使っていれば、何らかのアクシデントに見舞われるおそれがあります。
特に旅行先でのアクシデントは焦りますし、怪我や病気の治療費が高額になることもあります。
信頼のブランドであるアメックスには以下の保険等を利用できます。
ANAアメリカン・エキスプレス・カードの保険
担保項目 | 保険金 |
---|---|
海外旅行傷害保険(利用付帯) | |
傷害死亡 | 最高3,000万円 |
傷害後遺障害 | 最高3,000万円 |
傷害・疾病治療 | 最高100万円 |
賠償責任 | 最高3,000万円 |
携行品損害 | 年間限度額100万円(免責金額3,000円) |
救援者費用 | 最高200万円 |
国内旅行傷害保険(利用付帯) | |
傷害死亡 | 最高2,000万円 |
傷害後遺障害 | 最高2,000万円 |
ショッピング・プロテクション | |
利用条件 | 国内・海外(購入から90日以内) |
年間限度額 | 200万円 |
自己負担額 | 1万円 |
ANAアメリカン・エキスプレス・カードの保険はこのようになっています。
「国内・海外旅行傷害保険は両方とも利用付帯」「国内旅行傷害保険は傷害死亡・後遺障害のみ」という点にご注意ください。
2つのプロテクション
アメックスのクレジットカードにはいくつかの「プロテクション」が付帯し、カードの種類によって多くの不正利用などに備えることができます。
- オンライン・プロテクション:ネットショッピングの不正利用分もアメックスが補償
- ショッピング・プロテクション:国内・海外で購入した商品の破損・盗難などを補償
海外先での日本語サポート「グローバル・ホットライン」
「グローバル・ホットライン」は、海外でのホテル・レストランの案内・予約、医療機関の紹介など世界各国24時間通話料無料で対応してくれる日本語サポートサービス。
海外旅行が不慣れな方や、突然の事故や病気などに遭った際、頼りになるサービスです。
ANAアメリカン・エキスプレス・カードのメリット
ここまでANAアメリカン・エキスプレス・カードの特徴をご紹介してきました。
ここからは、カードのメリット・デメリットについてまとめていきます。
高いステータス性とブランド力
アメックスのクレジットカードは持っていること自体がステータス というイメージがあります。
海外では「ステータス性の高いクレジットカードを持っている=この人物は信用できる」というイメージにつながることもあるので、国内以上に重要です。
アメックスの手厚いサービスを受けられる
ご紹介した通り、ANAアメリカン・エキスプレス・カードには保険や手荷物サービスが付いていますし、カードに関する問い合わせ窓口もあります。
アメックスには旅行向けの優待サービスが多いので、それらを活用すればより充実した旅行を楽しめるでしょう。
空港ラウンジ | アメックス提携の空港ラウンジが同伴者1名と共に無料 |
---|---|
空港パーキング | 空港へのアクセスが良好なパーキングを優待価格で利用可能 |
空港クロークサービス | カード会員1名につき2個まで手荷物を無料で預けられる |
手荷物無料宅配サービス | 海外旅行から帰国した際、空港から自宅までスーツケース1個を無料配送 |
大型手荷物宅配優待特典 | 海外旅行時、大型手荷物のお預かりが1,000円(税込)OFF |
※サービスごとに利用できる対象空港が異なります。
ANAのサービスも受けられる
もちろんANAのサービスも受けられます。
免税店や機内販売を利用すればポイントが貯まるうえに割引もプラスされるのでお得です。
空港内免税店の割引 | 対象店舗で5%割引 |
---|---|
空港内店舗「ANA FESTA」の割引 | 対象店舗で5%割引 |
機内販売の割引 | ANA国内線・国際線の機内販売が10%割引 |
ANAショッピング A-styleの割引 | 5%割引 |
SKiPサービス | ANA国内線利用の際、事前にスキップ予約を済ませておけば搭乗手続きが不要 |
空港ラウンジが同伴者も無料
ANAアメリカン・エキスプレス・カードには空港ラウンジサービスが付き、国内主要空港とハワイの空港ラウンジを無料利用 できます。
空港での待ち時間が長くなっても、ラウンジを利用することでフライトを待つ時間もゆったり過ごすことができるでしょう。
ラウンジには軽食や充電のためのコンセント、場所によってはアルコールやシャワー室などが利用できることもあります。
空港ラウンジサービスは同伴者が利用する場合は別途料金を支払うことが多いですが、ANAアメリカン・エキスプレス・カードは同伴者1名も無料利用 できます。
家族や友人と旅行に行く場合、一緒に空港ラウンジを利用できるのは大きなメリット!
ANAアメリカン・エキスプレス・カードのデメリット
年会費が高い
年会費が格安のゴールドカードもある中、スタンダードなカードで7,700円(税込)の年会費は比較的高額です。
クレジットカードの利用が多い方は、ポイント還元やボーナスマイルなどで元が取れることもありますが、使用頻度の低い人にとっては負担が大きくなってしまいます。
ポイント移行の手数料が高い
ポイントをマイルにするためにポイント移行コースに登録すると、参加費用として6,600円(税込)かかります。
これも基本的に毎年支払う必要があるので、手数料としては高額です。
使える店舗が少ない
主要な国際ブランドの中でもアメックスはシェアが少ないため、店舗がアメックスに加盟していない(カードが使えない)ことがあります。
心配な方は、世界中で使えるVisaやMastercardのクレジットカードも持っていくことをおすすめします。
ANAを使わないと利用価値があまりない
ポイントをマイルに移行し、貯めたマイルでお得な航空券を購入するのがANAアメリカン・エキスプレス・カードの効率的な使い方です。
さらにANA FESTAをはじめANAグループのショップは空港をメインに展開しているため、空港を使うことが少ない方にとってはメリットを感じることが少ないクレジットカードになってしまいます。
まとめ
- アメックス提携の空港ラウンジが同伴者1名と共に無料
- ANAグループの利用でポイント還元率1.5倍
- ANAカードのSKiPサービスで国内線の搭乗がスムーズ
ANAアメリカン・エキスプレス・カードはANAマイルとアメックスのポイントも貯められるお得なクレジットカード。
入会・搭乗やカード利用でマイルとポイントが貯められます。
アメックスのサービスも付帯してるため、安心して海外旅行で利用することができます。