2017-07-05

困ったときの救世主?今更聞けないカードローンの基礎知識

[最終更新日]2017/07/05

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「お金が足りない!」「現金が今すぐに必要!!」というピンチは、誰にでも起こり得る事態です。そんなとき頼りになりそうなのがカードローンですが、良く知らずに利用するのには不安があります。

最近では銀行のカードローン商品も良く目にしますが、普通の融資とどう違うのでしょうか。いざというとき、知っておけば役に立つカードローンについて、探っていきます。

カードローンとは?

個人向け無担保融資商品

カードローンは個人がお金を借りる際のひとつの手段ですが、大きな特徴は「無担保」ということです。担保なしの個人信用のみでお金が借りられて、基本的に保証人も必要とされません。

カードローンを提供しているのは消費者金融などの貸金業者、銀行、信用金庫などです。これらの業者にとっては、無担保融資は貸し倒れのリスクを伴います。貸した相手が確実に返済してくれるかどうか、十分に確認しなければなりません。

そのため、カードローンの申し込みに際しては、生活状況の申告や信用情報機関のデータを元に厳密な審査が行われます。

カードローンでは、使い道についての制限はありません。教育ローンや住宅ローン、自動車ローンのように目的が決められたローン商品とは異なり、何に使うかは利用者の自由です。

カードローンはフリーローンであるため、金利は目的が決められたローンよりも高く設定される傾向があります。

キャッシングとの違いは?

個人的にお金が借りられる商品としては、キャッシングが知られています。広い意味ではカードローンもキャッシング商品となります。従来のキャッシングとの違いは、ローンカードを利用し、何度も借り入れができることです。

キャッシングの場合、基本的には、1度の借り入れに対して期限内に一括返済します。それに対してカードローンでは、利用限度枠内であれば何回でも借り入れが可能です。

返済は一定額を分割して支払います。毎月の負担は少なくて済みますが、返済期間が長引けばそれだけ利息分が多くなります。ただ最近では、キャッシングも分割払いで返済ができるようになってきたので、両者の違いはあまり感じられなくなりました。

カードローンを利用するメリット

使い道自由で即日融資も可能

大手の消費者金融や銀行では、最短30分程度で審査結果がわかり、即日融資にも対応しています。自動契約機を設置している業者も多く、これを利用すれば夜遅くでも申し込みからカード発行まで完了するでしょう。

ローンカードさえ入手できれば、コンビニATMでいつでも現金が引き出せるのでとても便利です。融資の限度額は審査によって設定されますが、その枠内であれば借り入れと返済をくり返して利用できます。

消費者金融ではカードローンの限度額は平均300万円程度ですが、銀行カードローンの中には1,000万円など大口の融資枠を提供している商品もあります。使い道に制限がないため、複数の借り入れをしている場合、まとめて返済をする手段としても活用可能です。

また、カードローンは利用額に応じて、毎月返済する最低金額が決められています。支払う金額が事前にわかるので、借り入れと返済の計画を立てやすいでしょう。

無金利期間のある商品も

カードローンの金利は、消費者金融では平均18%、銀行カードローンでは平均14.5%程度です。地方銀行や信用金庫などの商品、また借り入れ金額によっては10%以下になる場合もありますが、基本的には高金利であると考えて間違いありません。

上手に利用するためには、できるだけ短期間での返済が大切です。

消費者金融は銀行カードローンに比べて金利が高めに設定されていますが、初めての利用に限り無金利サービスを行っている業者がいくつかあります。30日以内などの期間が設定されており、その間に返済すれば、利息は発生しません。

次の給料日まで生活費が数万円足りない、ご祝儀などで急に現金が必要、など返済できる目途がはっきりしているのであれば、かなりの利用価値あります。業者からお金を借りる際のもっとも大きなデメリットは、高い利息ですが、無金利サービスを活用すればそうした心配もありません。

ただし、初回のみに限られるため、過去の利用がなかったか十分に確認しておく必要があります。

カードローンを利用する際の注意点

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安全な業者を選ぶ

カードローンを利用する際には、お金を借りる業者の安全性をしっかりと確認しておく必要があります。

比較的金利の低い銀行カードローンは、審査条件が厳しいなどハードルが高めです。消費者金融の大手も、定職のない人や専業主婦などを申し込み対象外としている場合が多い状況となっています。

どうしてもお金を借りたい事情があったとしても、「誰でも借りられる」「無審査」などという謳い文句の業者に近づくのは危険です。そうした誘いの中には貸金業者に登録されていない業者である、いわゆる闇金が多いでしょう。

貸金業法では利用者保護の観点から金利の上限が定めており、年収に対しての借り入れを制限する総量規制のルールを置いています。

広告を出しているような大手消費者金融などは、こうした法令を遵守し、ドラマで見るような「怖い取り立て」を行うことはありません。銀行は総量規制の対象外ですが、自主規制をし、安全な融資を実施しています。

カードローンを利用する前提として、法律に守られた範囲内でお金を借りるように気をつけてくださいね。ただ1度の借金が人生のすべてを狂わせるような結果となる可能性が、ないとは誰にもいえません。

繰上げ返済を心がける

低金利の銀行カードローンを利用できても、返済期間が長くなれば完済までの支払い総額は大きくなります。カードローンと呼び名は変わっても、利息のつく借金であることに変わりはありません。

返済期間を短く終わらせるためには、余裕ができた都度、上乗せして繰上げ返済を行うことが重要です。

銀行カードローンの場合、毎月の返済額は借入残高が少なくなるにつれて安くなっていきます。例えば残高が100万円のときには月々の返済が2万円でも、50万円以下になると1万円で済むという具合です。

単純に考えればそれだけ負担が減るので、喜んでしまいますが、返済金額には利息が含まれています。毎月の返済額が下がれば、元金が減るのがそれだけ遅くなるということです。つまり、返済期間が長期化すれば、その分利息総額が膨れ上がると考えてください。

カードローンの利用を考えたときには上限金利を比較しますが、同時にどれくらいで返済ができるかが大切なポイントになります。常に一定のペースで、無理なく返済できるようなカードローンの利用が、借りる際の第一条件です。

おわりに

カードローンは上手に利用すれば、生活にゆとりを与えてくれる頼もしい味方となります。しかし、借り方を間違えると、長期にわたり借金を背負うことにもなりかねません。

借りる金額に自分で制限を設けることや、借りる際に研究をしてできるだけ低金利な商品を選ぶことは正しい利用の基本です。カードローンについての知識をもち、計画的な借り入れをするのはもちろん、早期完済を常に心がけるのを忘れてはなりません。


[最終更新日]2017/07/05

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