5大国際ブランド以外で、最近勢いのあるブランドがあるってホント? お隣の中国ですごい人気とか…。
姫も、ずいぶん勉強熱心になられたようで。 では、これから注目のブランド、中国銀聯について、ご説明いたしましょう。

銀聯カードとは?


中国銀聯(ユニオンペイ)は、中国発のクレジットカードおよびキャッシュカードのブランド。中国では最もメジャーで加盟店も多いため、中国人富裕層を中心に利用が拡大、世界的なネットワークも広がりを見せ、一部では「6大国際ブランド」のひとつにも数えられるほど。

もともとキャッシュカード&デビットカード機能しかなかったけれど、いまではクレジット機能のある銀聯カードも登場し、日本でも大手家電量販店、デパート、土産物店など加盟店が増え続けており、日本で加盟店が増えているのは、日本にやってくる中国人旅行者が炊飯ジャーや化粧品、サプリメントなどを「大人買い」してくれるから。富士山の五合目の売店でも使えるんですよ。

日本で発行されているクレジットカードとしては、三井住友銀聯カード、三菱UFJニコス銀聯カードがある。

中国銀聯(ユニオンペイ)の歴史

中国銀聯の歴史は、他の国際ブランドに比べるとまだ浅く、2002年に政府主導の下「銀行カードネットワーク連(聯)合」として上海で誕生しました。中国の多くの銀行が加盟していたこと、国内でのクレジットカード普及率が低かったことなどから、中国人の間で急速に普及。

世界にも拡大し、いまでは発行枚数20億枚以上(クレカ機能搭載以外のカードを含む)、141の国・地域に加盟店が広がっている。

日本では2007年、三井住友カード(株)が日本初の銀聯クレジットカードの発行を開始。2009年にはトラベレックスが銀聯の円建てプリペイドカードを、中国銀行東京支店が銀聯デビットカードを発行。2010年には三菱UFJニコス(株)が銀聯クレジットカードを発行し、銀聯の知名度も徐々に上がっている。

銀聯カードの使い勝手は?

さて、日本を訪れる中国人の数はどのくらいだと思いますか?

日本政府観光局(JNTO)によれば、2012年は1年間で143万人。これだけの人たちが日本に来てお土産をたくさん買って帰ってくれるのですから、日本でも加盟店が増えているのはうなずけますよね。

そのため、日本でもビックカメラやヨドバシカメラ、大手百貨店など銀聯カードが使えて、割引やプレゼントなどの特典が受けられるところも増えています。ただし、現在のところ、キャンペーンサイトなどを見る限り、他のクレカのポイントサービスや割引サービスには到底及びません。。。

日本での使い勝手という点では「これからに期待」というところでしょうか?


しかし…です。中国に出張などで頻繁に行く機会のある人は、1枚持っていてもいいかもしれません。中国政府主導で設立された経緯もあり、中国では加盟店の多さはもちろん、知名度も高く、優待サービス等も充実。

特に、北京や上海、広州、深センなど、日本が拠点を置く都市では、高級ホテルの無料アップグレードや客室料金、レストランの割引などを受けられるところも多く、便利でお得と言えるでしょう。

赤・青・緑に「UnionPay」「銀聯(ロゴは簡体字)」と記されたロゴのステッカー、これからは多くの場所で目にすることも。