クレジットカードがなぜ生まれたかを知るためにも、ダイナースクラブの話から始めましょう。 世界のセレブに人気のブランドです。
ふーん、世界初のクレジットカード? あの大きな国、アメリカ生まれなのね?

ダイナースクラブとは?


現在使われているタイプのクレジットカードとして、1950年に世界で初めて考案された国際ブランドの草分け的存在。ステータスシンボルとして、このカードを持ちたいと思っている人は多いはず。

入会の審査は厳しく、収入はもちろん、生活が安定していて将来性もある、社会的に信用度の高い人でないと入会できないといわれています。そのため、会員は医師や弁護士、実業家といった富裕層が多く、優待や会員限定イベントなどセレブを対象にした各種サービスが充実。

しかしながら、審査の厳しさと加盟店も高級系ということで、日本での会員数はあまり多くありません。

ダイナースクラブの誕生

1950年、アメリカで初めて誕生したクレジットカードが、このダイナースクラブカード。

誕生のきっかけは、マクナマラ氏がニューヨークの有名レストランで仲間と食事をした際、財布を忘れ、恥ずかしい思いをしたこと。マクナマラ氏は当時流行っていたガソリンスタンドやデパートで利用できるハウスカードにヒントを得て、友人で弁護士のシュナイダー氏とともに、クレジットカードの会社を設立したといわれている。

設立当初の加盟店はレストラン14軒、会員200人、カードは小さなボール紙だったそうです。

「Diners Club(ダイナースクラブ)=食事をする人の会」という名前には、マクナマラ氏の「支払能力が証明できるカードを提示することで、もっと楽しく思う存分食事がしたい!」という思いが込められていたんですね。

日本ダイナースクラブの歴史

日本ダイナースクラブの設立は1960年。日本は戦後の復興期を経て、海外からの旅行者受け入れ態勢整備を求められつつあった時代。

この頃から、国際化とともにカード社会への道も開かれていった。ちなみに、日本人が自由に海外旅行に出られるようになった(海外渡航自由化)のは1964年のこと。

ダイナースクラブでは、いまでは当たり前になったプラスチック製のカードを当初から導入、会員誌『SIGNATURE』の創刊、会員限定のセレブ感満載の各種サービスなどを通して、日本でも富裕層を中心に会員数を伸ばしてきました。

「ダイナースクラブカード」の特徴

年会費永年無料をうたう一般カードも多いなか、「ダイナースクラブカード」は22,000(税抜)と年会費は高め。

ですが、利用金額に一定額の制限を設けていない、ポイントに有効期限なし、最高1億円の旅行保険付帯、会員限定イベント招待など、他のカード会社が発行するゴールドカード並みのサービスが充実。

特にDinersだけに、予約が取りにくい高級料亭の予約代行など「食」のサービスは要注目。